HOME> ニュース> 吉野裕行、梶裕貴が渾身の舞いを披露!? ゲーム好き声優が大集結したゲームバトルイベントが開催

吉野裕行、梶裕貴が渾身の舞いを披露!? ゲーム好き声優が大集結したゲームバトルイベントが開催

ゲーム ケータイ docomo ソフトバンク KDDI
2010年10月17日、東京都港区のニューピアホールにてゲーム好き声優が大集結したイベント“ファミ通キャラクターズDX〜ボクらのTVゲーム〜・GT/LT”が開催! 出演者は鈴村健一、下田麻美、植田佳奈、梶裕貴、桑谷夏子、前野智昭、安元洋貴、吉野裕行の計8名ですよ。ここでは、GT(昼の部)とLT(夕方の部)の二部制で行われたうち、GT(昼の部)の模様をお届けします。

●ガチだからこそのこの結果

 2010年10月17日、東京都港区のニューピアホールにてゲーム好き声優が大集結したイベント“ファミ通キャラクターズDX〜ボクらのTVゲーム〜・GT/LT”が開催! このイベントは、ケータイサイト“ファミ通DX”で配信中の音声番組“ファミ通キャラクターズDX”から発売された、第2弾トークCD『ファミ通キャラクターズDX〜ボクらのTVゲーム〜 Season2』の発売記念イベントです。出演者はパーソナリティーの鈴村健一と下田麻美に加え、CDの新録パートに出演した植田佳奈、梶裕貴、桑谷夏子、前野智昭、安元洋貴、吉野裕行の計8名。第1弾トークCDの発売記念イベントでは声優6名が出演しましたが、今回はそれより2名増員となり期待感もタップリ。ここでは、GT(昼の部)とLT(夕方の部)の二部制で行われたうち、GT(昼の部)の模様をお届けします。

KO5_5588
KO5_6458
KO5_5554

▲会場には昼の部と夜の部を併せて、約1500人が来場! 当日は番組CDの全シリーズ販売も実施しました。と言ってもまだ2種類しかありませんが(笑)。

 開演のブザーが鳴り、出演者の登場をいまかいまかと待ちわびる来場者たち。するとここで、「会場の皆さん、よーこそおいでませ! ワシは神!……みたいなもんや」と、うさんくさい(?)関西弁が会場内に響き渡る! ちなみに、前回のイベントではCDの新録パートに登場した探偵(案内人)の大塚芳忠さんがこのナレーションを務めていましたが、どうやら今回は違う方が担当しているご様子。この正体はイベントの最後で明らかになりますが、とりあえずいまは秘密のママで。

KO5_5629

▲スクリーン上に映し出されたのは、ゲームの神様。どこからどう見ても王様にしか見えません(笑)。

 この神様の呼び込みで出演者一同が登場すると、彼らの登場を待ちわびていた会場内はヒートアップ! 今回のイベントは、ゲームの闘技場に集った8人の出演者がペアを組んでゲーム勝負を行うというもの。神様が用意したさまざまなゲーム勝負で、獲得した点数の合計が最も多いチームに豪華なプレゼントが 贈られるということで、出演者たちのやる気も俄然アップ! “絶対に負けられない戦い”がここに誕生したのでした。

KO3_1810
KO3_1835
KO3_1825
KO3_1853
KO3_1814
KO3_1857
KO3_1816
KO3_1819

▲出演者8人が勢揃い。吉野さんのサングラスがカッコよすぎます!

 なお、チーム分けは、チームDX(鈴村健一さん&下田麻美さん)、チームギャルズ(植田佳奈さん&桑谷夏子さん)、チームシグマ(吉野裕行さん&安元洋貴さん)、チームイケメン(前野智昭さん&梶裕貴さん)の4チーム。ここで、このチーム発表の際に、神様から各出演者たちの紹介を兼ねて近況がバラされていきます(笑)。例えば、「鈴村〜、口内炎がめっちゃ痛いんやって?」、「桑谷〜、この前、ごっつい楽しいパーティに呼ばれたらしいな?」(とある大型ソフトのパーティーのこと)、「安元〜、女子大行ってはしゃいだった聞いたで〜?」(学園祭に出演したときのこと)、「前野〜、なんかエロイもん飲んだらしいやんけ?」(胃カメラを飲んだ話)など。神様の的確な(!?)ツッコミによって出演者たちの意外な一面が明らかになり、観客席も大盛り上がり。

KO5_5653
KO5_5657
KO5_5667
KO5_5674

▲さあ、この4チームはどのような熱いゲームバトルをくり広げるのか? この対決の結末は“ゲームの神”のみぞ知る?

 ひと通り出演者たちの紹介が終わると、突如会場にサイレンが鳴り響き、さっそくゲーム勝負がスタート! 最初に用意されたゲームは、名作シューティングゲーム『スーパースターソルジャー』(PCエンジン/ハドソン)。ルールは各チームの代表がひとりずつ2分モードに挑戦し、獲得したスコアを競うというものでした。このゲームに挑戦したのは、鈴村さん、植田さん、吉野さん、前野さんの4名。トップバッターを務めた鈴村さんは、声優業界でも指折りの濃いゲーム知識を持っており、当番組のパーソナリティー。さすがに、残念なプレイは見せられないと快調に進めると、続く植田さんも女性ながらシューティングにこなれた腕前を披露。しかし、これを上回るプレイを見せたのが、神様に「小っさいオッサン」と紹介された吉野さん。ゲーム開始前は鈴村さんに操作方法をレクチャーしてもらったり、ゲーム開始直後にすぐやられてしまったりと不安な面を覗かせていたものの、次第に操作も安定。華麗に敵を撃破していき、スコアもガンガン稼いでいくと、これに応じて観客も大歓声。吉野さんもテンションが上がってきたようで、「これが超兵の力だ!!」と、自身が出演するアニメ『機動戦士ガンダム00』に登場するキャラクターのアレルヤのセリフをポロリと! すると、さらに歓声が上がり、会場内は異様な盛り上がりに包まれたのでした。なお、この後にプレイした前野さんは、スコアを競っているのになぜか敵を倒すことよりも避けることに専念し、かなりのテクニックでひとりだけボスまで辿り着いたのに……最低点を記録。プレイ前はアニメ口調で「僕だって戦えるんだ!」と宣言し、笑いを誘っていたのですが残念な結果に。ただプレイ中、チームメイトの梶さんから「前野君! ドッジボールじゃないんだから! 逃げるだけじゃだめなんだよ!」など、ナイスな応援(ツッコミ?)が何度も入り、ふたりの仲のよさが十分に伝わる時間となりました。

KO5_5691
KO5_5755
KO5_5758
KO5_5777
KO5_5785
KO5_5794
KO5_5812

▲吉野さんが鈴村さんに操作方法を教えてもらっているやりとりは、まるで家で遊んでいるかのような自然な感じ。これぞ、“素”の瞬間!

 続くゲームは、言わずと知れた人気対戦格闘ゲーム『スーパーストリートファイターII ザ・ニューチャレンジャー』(スーパーファミコン/カプコン)。ここでは、チーム代表者がお題に応じた必殺技に挑戦することに。挑戦者とお題は、下田さんがケンの波動拳、桑谷さんがリュウの竜巻旋風脚、安元さんがザンギエフのスクリューパイルドライバー(立ち状態で)、梶さんがダルシムのヨガフレイム。結果から言うと、安元さんが2回目で成功し、ほか3名は1発で成功! 『ストリートファイターII』を未プレイの下田さんが成功したこともスゴイですが、安元さんが通常のコントローラで立ちスクリューを出したのは相当の高難度。成功した本人もかなりうれしかったご様子でしたね。挑戦前は「スティック付きのコントローラを用意して!」(安元)と不安げでしたがお見事! ちなみに、桑谷さんは技をくり出す瞬間、なぜか「昇竜拳!」と叫びならがお題の竜巻旋風脚を出し、会場から「えっ!?」と総ツッコミが入ったのでした。

KO5_5898
KO5_5905
KO5_5922
KO5_5957
KO5_5963

▲プレッシャーがかかるなかでお題に挑戦し、見事クリアーを果たした出演者の皆さん。見ているこちらも、なかなかの緊張感を味わえました。

 このあと行われたのは、ボーナスチャレンジのシュウォッチ連射対決。これは、10秒間のボタン連射数を測定するという機器を使用し、その連射数がそのままポイントに加算されるというもの。TVゲームのプレイとは違って少し変わった趣向の競技でしたが、これまたすばらしい盛り上がりを見せました。各チームの代表者は下田さん、植田さん、吉野さん、梶さん。トップバッターの下田さんは脚を広げてふんばった姿勢で、続く植田さんは逆に脚を伸ばしてモデル立ちのようなスタイルで、といった感じで両者異なるスタイルで連射に臨み、ふたりともなかなかの結果が出たようでした。なお、ここでは連射数は発表されず、最後の最後に合計点に加算されることに。そして吉野さん。何かを決心した面持ちでステージに上がると、まず出演者側にお尻を向けた禁断の(!?)連射ポーズを取ってひと笑いを起こします。その後、シュウォッチをお腹辺りに抱えた吉野さんは、「Ready Go!」の合図で弾けるように動き出す! なんと、ギターリストのライブパフォーマンスように躍動したスタイルで連射をする吉野さん。この姿に出演者も観客もテンション上がりまくり! 最後は梶さん。吉野さんにギターネタを取られた! と悩んでいましたが、ここでみんなの予想を吹き飛ばす新たなスタイルを披露。客席におもむろに背を向けてポーズを決めると、何やら下半身にシュウォッチを抱え込んで連射スタート。しかし、客席からは背中しか見えないので、小刻みに動いている姿はなにやら怪しげに……。「中学二年生のふすまを見たよ(笑)」(鈴村)とのコメントに、「あ〜、気持ちよかった」と連射をやり切った梶さんが答えると、会場内は大爆笑!

KO3_2005
KO5_6036
KO3_2068
KO3_2075
KO3_2083
KO3_2096

▲吉野さんの芸術的な連射スタイルは、後世に語り継ぎたいスタイルだと感じました(笑)。とにかく、カッコよかった!!

KO5_6044
KO5_6045
KO5_6078

▲梶さんの連射スタイルもある意味伝説的! この発想も神がかってます(笑)。

 最後のゲームは、『DECA SPORTA3(デカスポルタ3) Wiiでスポーツ“10”種目!』(ハドソン/Wii)。ここでは同作に収録されているラケットボール(スカッシュのようなスポーツ)でダブルス対決のトーナメント戦を実施。決勝戦はチームDXとチームイケメンが激突しました。卓球の福原愛選手に顔が似ていると神様に突っ込まれて以来、要所要所で「サーッ!」の掛け声を連発していた梶さんは、ここでもその掛け声とともに鋭いサーブを披露。そのおかげもあってか(?)、ゲーム序盤はチームイケメンがリードしていましたが、前野さんがゲーム中に操作を誤って突然ポーズをかけてゲームを中断させると、そこから流れが急変。チームDXが猛烈な盛り返しを見せ、見事逆転勝ち!

KO5_6241
KO5_6244
KO5_6252

▲意味もなくポーズを決めるイケメンチームにつられて、みんなで決めポーズ。ラケットボールはWiiリモコンを振るだけで遊べ、ゲーム初心者の下田さんでも見事なスマッシュを何度もくり出していましたよ。

KO5_6123
KO5_6125
KO5_6126

▲対戦中、Wiiリモコンの調整のためにゲームは一時中断。そこで出演者たちは場をつなぐため、一列に並んで順番に体をまわすアーティスト・EXILEのパフォーマンスを再現すると、観客も大喜び!

 用意されたゲームがすべて終わり、ついに結果発表の瞬間に。気になる優勝チームは……チームDX! 最後の『DECA SPORTA3(デカスポルタ3)』での勝利が大きかったようで、番組パーソナリティーの威厳を見せ付けた形で、見事優勝!

KO5_6270

▲チームDX、優勝!!

 しかし、イベントはまだ終わりません。この後、運命を決するラストバトルへ。このラストバトルとは、4つのゲーム勝負を経て優勝したチームと、なんと来場者チームによる、『テトリスパーティープレミアム』(ハドソン/Wii)でのゲーム対決なのです! じつは、イベント開始前にどのチームが優勝するかを予想する来場者アンケートが行われており、見事優勝チームを的中させた観客の中から抽選で選ばれた2名が、豪華賞品をかけて優勝チームと戦うという新システムを採用させていただいています(笑)。しかしながら、一般のお客さんが相手であってもガチでプレイするのが“ファミ通キャラクターズDX”流。ただ、下田さんは『ぷよぷよ』とルールを間違えたか(!?)1ラインも消すことなく散ってしまうという、逆にミラクルな結果となりましたが、鈴村さんがそれを補う活躍を見せ、来場者チームを一蹴! 超KY(笑)! 最後までガチでプレイし続けたチームDXが真の優勝チームに輝き、豪華賞品をゲットしたのでした。

KO5_6297
KO5_6303
KO5_6313

▲結果はチームDXの勝利に終わりましたが、皆さん楽しそうにプレイしていましたね。やっぱり、みんなで遊ぶのは間違いなくオモシロイ!

KO5_6334
KO5_6347
KO5_6352

▲ちなみに、豪華賞品はXbox 360本体&ソフト7本セットとカシオ腕時計ペアセットの2種類が用意され、じゃんけんで勝ったほうが選べることに。この勝負を制したのは、ケンイチ スズムラ! ホント、勝負強すぎですっ!(笑)

 こうして熱いゲームバトルがくり広げられてきたこのイベントもついに終幕となり、最後に各出演者から感想が語られました。

前野智昭 「非常に楽しい時間を過ごすことができました。やっぱりゲームって楽しいなって改めて思いました。ゲーム最高ーっ!」

梶裕貴 「(このイベントを通じて)友情を知ることができました。それと、アーツビジョン(所属事務所)でやっていくにはこれだけ貪欲にならないとダメだなと、鈴がつくあの人から学びました(笑)」

安元洋貴 「友だちの家に遊びに来た感覚でした。あ〜、ゲームって人とやるのはホントおもしろいですね。皆さんもどこかで集まってやれる場所があれば、ぜひ人と遊んでください」

吉野裕行 「人にもゲームにもジェネレーションがありますが、いっしょにゲームを遊ぶとみんながひとつのことに熱中できます。本当にすばらしいことだと思います。これから歳を取ってもまだまだゲームをやり続けると思いますが、皆さんもぜひゲームを楽しんでみてください」

桑谷夏子 「今日は1日遊んだだけなのに、これがお仕事だなんて幸せです(笑)。今日は本当にありがとうございました!」

植田佳奈 「ふだんやらないジャンルのゲームとかも、実際にこうやってプレイしてみるとすごくおもしろいんだなって改めて実感しました。皆さんも苦手だなって思っているゲームでも挑戦して、楽しい時間を過ごしてください」

下田麻美 「お客さんといっしょにゲームを楽しむという夢がようやく叶いました。夢に一歩、この番組も近づいたなと思います。これからは海外での仕事という新たな夢に向かって、この番組ももっともっと前進していこうと思います。今後ともよろしくお願いします!」

鈴村健一 「皆さん、本当にKYでどうもすみません(笑)。ひとつ言えるのは、目の前にゲームがあれば手を抜くことはできないのです。この気持ち、どうかわかってやってください! 先程あさぽんも言ったように、お客さんといっしょにゲームをしたいとずっと言っていたのですが、今日叶いました。また、もっともっとこのようなお客さんも参加していただく企画を考えていきたいと思っています」

 と、ここで終了と思いきや、鈴村から神の声を担当していた保村真さんが紹介され、ステージに登場! すると、待ってましたとばかりに大きな拍手が! 出演者から労いの言葉をかけられた保村さんは、「いや〜混ざりたかった! ゲームしたいわ〜と思っていた」と素直な感想をひと言。こうして、最後は出演者一同が勢揃いし、大きな拍手に迎えられてイベントは締めくくられたのでした。

KO5_6386
KO5_6388

▲ツッコミもボケもこなすナイスな存在で、イベントをリードしてくれた保村真さんは、影のMVP!

KO5_6423

▲名残惜しいですが、イベントはこれにて終了。最後にひと言、「ゲームって本当にオモシロイですね」と思えるイベントでした!

※ファミ通キャラクターズDX特設サイトで、グラスホッパー・マニファクチュア主催のイベント“HOPPER’S 4”の模様を無料公開中!

ソーシャルブックマーク

  • Yahoo!ブックマークに登録

評価の高いゲームソフト(みんなのクロスレビュー

※ ブログ・レビューの投稿はこちら!ブログの使い方

この記事の個別URL

その他のニュース

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第50回

サイバーコネクトツー松山社長が『戦場のフーガ』の開発秘話を赤裸々に解説する『インターミッション』。第50回をお届け。

【新生! サイバーコネクトフォー】『チェイサーゲーム』シーズン2 第33話 悪事千里(3)

アニメ業界の闇に切り込む内容となったシーズン2の『チェイサーゲーム』は、実在のゲーム制作会社サイバーコネクトツーを舞台にしたゲーム業界お仕事マンガ。シーズン2の第33話を掲載。

【ブログ】【ChinaJoy 2024】開催まであと1週間弱!ChinaJoyの見どころを勝手に推測!

今年で21回目を数える「ChinaJoy」。7月26日から7月29日まで、例年どおり上海新国際博覧中心で行われる。この「ChinaJoy」の見どころを推測!

【シェインの正体 “戦争×復讐×ケモノ”マンガ】『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第50話

ファミ通.comで連載されている“戦争×復讐×ケモノ”をテーマにしたドラマティックシミュレーションRPG『戦場のフーガ』の公式コミカライズ、『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』の第50話を掲載。

【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第32回

サイバーコネクトツー松山社長が『チェイサーゲーム』の短期連載期間中、ゲーム業界のウラ秘話を赤裸々に解説する『デバッグルーム』のシーズン2の第32回をお届け。

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第49回

サイバーコネクトツー松山社長が『戦場のフーガ』の開発秘話を赤裸々に解説する『インターミッション』。第49回をお届け。

【宮崎太一郎氏、享年52歳】『チェイサーゲーム』シーズン2 第32話 浮沈要塞(11)

アニメ業界の闇に切り込む内容となったシーズン2の『チェイサーゲーム』は、実在のゲーム制作会社サイバーコネクトツーを舞台にしたゲーム業界お仕事マンガ。シーズン2の第32話を掲載。