ウォブリーライフ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
“ふにゃふにゃ”操作の不自由さが、街を舞台にし たオープンワールドアドベンチャーの自由なプレ イスタイルに唯一無二の個性とおかしみをプラス。 破壊、暴力行動も残虐さを感じさせずできるのは いいね。各地で挑める多種多彩なミッションは、 説明不足と感じる部分もあるが、ふにゃふにゃな 動きで許せちゃう。この“ゆるさ”が魅力 です。また、失敗しても少しだけ報酬が もらえたりするのもうれしい。
週刊ファミ通1921号より
操作が微妙に不安定なぐにゃぐにゃのキャラを動 かして、いろいろな仕事に挑戦するのが楽しく、 なかなか思ったようには動いてくれないキャラが 巻き起こす、はちゃめちゃ感が愉快。自由に過ご せるサンドボックス型の構造も好奇心を刺激して くれる。多彩な乗り物があるおかげで島を隅々ま で見て回れるほか、仕事に活用できるの もいい。各仕事の制限時間やクリアー条 件は、少々きびしく感じたりも。
週刊ファミ通1921号より
ままならない操作に笑いを誘われますが、終始笑 いっぱなしか、苦笑に変わるかはプレイヤー次第。 この手のゲームのなかでは、キャラや世界観が比 較的常識的なのも、克服する意欲がわきづらい要 因か。だからこそ、苦戦する場面を共有して笑い 合える、マルチプレイの意義は大きい。配達から 人命救助まで幅広い仕事をしたり、服のコ ーディネートや物件探しに熱中したり、島 での生活を楽しむ仕掛けは満載。
週刊ファミ通1921号より
グネグネして思い通りにならないキャラコンは、 タイムなどの制限があるミニゲームをやっている ときほど焦れます。そんな偶然性を笑い合えるほ かのプレイヤーがいてやっと成立する作品世界の ほのぼのムードは、それまでに構築してきた人間 関係次第では、得がたいものとなるでしょう。制 作体制の事情はさておき、“オープンワー ルドで好き放題”との醍醐味を実感しにく いアートワークでもあります。
週刊ファミ通1921号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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