Flintlock: The Siege of Dawn(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
基本システムや、“死”を身近に感じるバトルは、ソウルライク。そこにジャンプや火薬を駆使したド派手でアクロバティックなアクションを組み込むことで、爽快感溢れる、独自の立ち回りの戦いが展開していく。キツネ姿の相棒との連携攻撃も含め、本作の色濃い個性に。近接攻撃をくり出して銃の弾を補充していくシステムも、接近戦の意欲を後押し。ソウルライクを遊びやすくした手触りに好印象。
週刊ファミ通1875号より
ベースはソウルライク風だが、ハードすぎない塩梅で難易度選択もでき、遊びやすい。主人公の機動性が高いので操作していて気持ちよく、ドッジ、ブロック、受け流しに加え、銃で敵の動きを止めるといった防御行動が豊富なのもいい。戦いを手助けしてくれる、キツネのような姿の“エンキ”の存在もグッド。もう少し作り込まれていたらと感じる部分が散見されるものの、アクションの手触りは良好。
週刊ファミ通1875号より
神の力を借りた各種アクションのおかげで、あり得ない高さから落下したり、飛び越えられない距離をワープしたりと、大胆に冒険できるのが気持ちよかった! 戦闘もまたしかりで、手ごわい敵を神のアシストでねじ伏せていくのが痛快。その神様が、キツネのような姿で旅の道連れとなるのが頼もしく、心の慰めともなります。よくあるタイプのアクションですが、こうした独自の味付けで輝いていました。
週刊ファミ通1875号より
岩肌の微妙な段差に乗れたりと、フィールド探索のし甲斐はバッチリ。遠景の美しさが、一服の清涼剤になります。戦闘は、気を抜くとそこいらの敵に瀕死まで持っていかれるきびしめのバランス。とはいえ逆境を打開できる技も用意されているので、一定の緊張感を保ったままリトライできます。ストーリーは、導入部がピークかと思えるほど淡々と進行。それがかえって旅情を高めているように感じました。
週刊ファミ通1875号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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