Disney Epic Mickey: Rebrushed(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
いつもの明るいディズニーと少し異なるダークなディズニー世界が、Wii版からグラフィックを強化し、さらに雰囲気マシマシに。魔法の筆を使ってステージの怪しい場所を消したり、描いたり、敵を攻撃&仲間にするアクションは、作り込まれたディズニーステージだからこその背徳感と楽しさがあり。往年のディズニー世界をモチーフにしたステージや、ムービーなどの収集要素とともに探索を後押し。
週刊ファミ通1867号より
すばらしいクオリティーのグラフィックでリメイクされたのはうれしく、ムービーシーンの仕上がりにも感動。ダッシュや走るアクションが追加され、操作性の快適さが向上しているのもナイス。“ペイント”と“イレーサー”で対象を実体化させたり、消したりする謎解きはユニークで楽しめる。ダークな雰囲気はディズニーの作品としては異色だけど、歴史の背景を知ると物語も感慨深く感じられます。
週刊ファミ通1867号より
テーマパークにも似た立体的なフィールドと、アニメ映画を思わせる平面的なステージを行き来する構成が、ディズニーキャラにピッタリ。魔法の筆で描いたり消したりする仕組みもおもしろく、隠し通路やアイテムの発見も楽しい、昔ながらの3Dアクションといった感触です。後戻りできないポイントをうっかり通過する事態も起きる設計は少々残念ですが、プレイヤーの思うままに探索できる自由度は◎。
週刊ファミ通1867号より
各ミッションの達成度次第で、“ぼくらのクラブのリーダー”らしからぬミッキー像がストーリー上で描かれる点がいいですね。 アクションゲームとしては、戦闘よりも謎解きや探索が中心。地形物の出現/消去操作による“盲点”の生まれやすさをおもしろみに感じられれば、ゴチャゴチャしたフィールドを完全踏破する動機づけになります。ライフゼロ時のペナルティーがほぼない点は、好みが分かれるところ。
週刊ファミ通1867号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。