ストレイ チルドレン(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
世界観がやはり独特。懐かしさを感じるグラフィ ックは味があり、たくさんの奇妙な国の住人たち との交流や冒険が楽しかった。そんな世界にマッ チした音楽もいい感じです。バトルは案外シビア で、強い装備で敵をラクに倒せるようになってか らもやられることが多々ありましたね。目押しル ーレット的なギミックを重用しすぎな印 象。文字送りや移動速度の遅さもけっこ うストレスを感じるかも。
週刊ファミ通1880号より
『moon』開発スタッフによる、同作に通ずるとこ ろがある作風が独特の味わいと魅力を感じさせま す。シューティングの弾避けのように敵の攻撃を かわしたり、言葉を駆使する特殊な仕掛けなど、 『UNDERTALE』風のバトルシステムも凝ってい る。高めのエンカウント率に加え、敵に先制され ることも多く、バトルに少しうんざりす るときもあるけど、不思議な物語は先が 見たくなり、プレイの原動力に。
週刊ファミ通1880号より
『moon』の精神的な続編という印象で、随所にセ ルフパロディーが見られます。バトルは発生する ものの、言葉で“オトナ”たちの心を開かせて浄化 したり、言葉選びのヒントを図鑑から読み取ると いうのがユニークですね。音楽も耳に残る曲多し。 クセの強い人々や、不思議な展開は持ち味ですが、 移動速度やセーブ方式などレトロな部分 には遊びづらさを感じます。ファンには 刺さるが、人を選ぶ作品かな。
週刊ファミ通1880号より
『moon』同様、RPGへのアンチテーゼめいたもの も詰め込まれており、一般的なゲームとは異なる プレイフィールが味わえる。物語や演出・雰囲気な どは奇抜ではありながらも、そこに難解さや複雑 さなどはなく、きちんとRPGとしてまとまってい るバランス感が◎。昨今のRPGに慣れていると、 システム的に多少物足りなさを感じる部分 もあるかもしれないが、物語、ビジュア ル、音楽はかなり刺激的な作り。
週刊ファミ通1880号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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