ダンジョンにいるモンスターを仲間にして、合体して戦う

『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』は「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」シリーズに続く、新たな「不思議のダンジョン」シリーズ作品。『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』に登場したヤンガスが主人公で、出てくるモンスターも『ドラゴンクエストVIII』のものが中心でした。また、同じく『ドラゴンクエストVIII』に存在していたテンションシステムも本作に採用されていましたね。
ストーリーは、まだ盗賊団に身を置いていたヤンガスのもとへ大盗賊である父親が不思議な壺を持ち帰るところから始まります。人を吸い込む力を持つその壺に吸い込まれてしまったヤンガスは、内部に広がる不思議な世界“ポッタルランド”へ迷い込む……というものでした。


システム自体はオーソドックスなターン制ローグライク。プレイヤーキャラクターが何かしらの行動をすると敵も行動するので、アイテムや満腹度の管理が重要です。このジャンルに慣れている人であればおなじみのシステムであるものの、独自性の強いシステムなのでトルネコが序盤にルールをしっかり教えてくれるのは親切でした。また、倒されても大事な装備をなくさない“銘”システムなどもあり、初心者の救済要素が多いです。本作では2マス貫通する槍が強いので、槍を使っていたユーザーは多いはず。『ドラゴンクエストVIII』のヤンガスといえば斧のイメージですが、本作をプレイしてから槍のイメージになった人もいるのでは?


前作にあたる『ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 〜不思議のダンジョン〜』に搭載されていたモンスターを仲間にできるシステムが本作にも採用。モンスターごとに“HPを減らす”、“特定の状態異常にする”、“ワナにはめる”など所定の条件を満たした上で、モリーの壷というアイテムを使用すると捕獲して仲間にすることができました。
仲間にしたモンスターはいっしょに戦うだけでなく、ヤンガスがそのモンスターと合体してダンジョンを進むことも可能です。ヤンガスの頭に乗って攻撃に追撃をしてくれたり、モンスターの体に乗って移動することができたりと、攻略の幅が広がりました。


また、信頼度を一定以上まで上げたモンスター2体を組み合わせて配合することも可能。「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズのように2体の異なるモンスターから1体の新しいモンスターを生み出すこともできました。
仲間にしたモンスターとは会話をすることができ、オスとメスで口調が違ったり、信頼度によってセリフが変わったりするのでとても愛着が湧きました。

残念ながら本作は移植などが行われておらず現行機では遊べないため、いまプレイするならPS2を用意する必要があります。せっかくなのでこの機会に実機を引っ張り出してきて遊んでみるのもいいかもしれません。
















