Reverie: Sweet As Edition(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
『ゼルダの伝説』と『MOTHER』を見事なまでにミックスしたような作品になっていますね。謎解きのシステムもまんまではありますが、アイテムの使いかたを工夫しながら活路を開いていく過程はやっぱりおもしろい。いくつかあるミニゲームも何気に夢中になれちゃいました。ただ、もっと本作独自の要素も欲しく感じたかな。テキストの句読点が真ん中に表示されるところも地味に気になりますね。
週刊ファミ通1804号より
見た目は『MOTHER』風、ゲーム性は2Dの『ゼルダ』シリーズライクな内容。謎解きやボス戦のパターンなど、既視感のあるものがけっこう登場するので新鮮味は薄めだけど、カジュアルな手触りでサクサク進められます。ただ、一部に誘導やギミックに関しての気付かせかたが足りないところがあり、思わぬポイントで迷ってしまうこともあるかも。物語ももうちょっと盛り上がりが欲しい。
週刊ファミ通1804号より
レトロゲームの名作たちのイイとこ取りといったスタイル。ダンジョンは1部屋完結型のパズルで、ほどよい歯応えです。道具が手に入るたびに行ける場所が広がっていくのもいい。ただ、ニュージーランドののどかな雰囲気は味わいがあるけれど、キャラクターの個性だったり、ドラマがあまり感じられないのがもったいない。ミニゲームは一風変わったものもあって、そちらは印象深いですね。
週刊ファミ通1804号より
ビジュアルは『MOTHER』、システムは2D『ゼルダ』。見た目と手触りに安心感を覚える作り。各種アイテムを使った謎解きは凝っており、ひらめきの楽しさが味わえるのは◎。6つのダンジョンを探索するのみのコンパクトなボリューム感だが価格相応。丁寧に作られてはいるが、主人公が冒険をする動機付けが若干弱く、物語展開の魅力は弱く感じる。また本作ならではのオリジナリティーが薄めなのは残念。
週刊ファミ通1804号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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