インフィニ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
基本は落下していくキャラクターを動かして輪っかをくぐらせればオーケーと、至極単純。ですが、画面の映る範囲を調節して障害物に当たらないようにするアプローチが新鮮に感じました。カメラを引く場所やタイミングを変えるなど、正解を導き出すプロセスが独特なので、そこにおもしろみを感じられるかどうかが重要。爽快さよりは達成感があるかな。ビジュアル面の好みは確実に分かれます。
週刊ファミ通1800号より
シュールで奇天烈な世界観に、「これは現代アートなのか、はたまた哲学なのか!?」と混乱させられつつも、それが愉快で思わずにやにやしてしまう。サイケデリックな体験を通して行き着く先が気になり、好奇心が刺激されます。画面の上下左右がループする構造を利用し、カメラのズームイン、ズームアウトなどを駆使して進路を生み出していくパズルは、難解な場面もあるけど夢中になれる。
週刊ファミ通1800号より
まず見た目の奇抜さに度肝を抜かれるけれど、パズルはかなり骨太。“イライラ棒”的なスタイルで、画面の上下左右がつながっていたり、画面のズームアウトも手段のひとつだったりと、柔軟な発想が必要に。解法を探るのは楽しいけれど、詰まってしまうとサイケデリックなビジュアルとサウンドも相まって気がヘンになりそうでした。奇妙な物語も含めて人を選ぶ作品だけど、ハマる人はハマるだろう1本。
週刊ファミ通1800号より
障害物を避けながらゴールを目指すアクションパズル。ループ構造になった画面上のどこに移動させるかがミソで、けっこう頭を使う。なお、ズームイン&アウト機能を使って画面の障害物を消す(画面に表示させないようにする)のだが、若干説明不足で、その法則やタイミングがわかるまでかなり悩んだ。比較的アクション性が高く、解法はわかるけど手が追い付かないという、“死にゲー”のような手触りです。
週刊ファミ通1800号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。