ゼイ オールウェイズ ラン(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
油彩画みたいな独特のタッチで描かれたビジュアルがいい雰囲気。ステルスキルやカウンターなどの多彩なアクションが痛快で、慣れてくると華麗に立ち回れてカッコイイです。標的を追い詰めていく過程も趣向を凝らしたギミックが満載でドキドキしますね。主人公キャラの移動スピードが抜群に速く快適。反面、繊細な動きが要求される場面では狙いが定めにくくて、ちょっと手こずる可能性も。
週刊ファミ通1791号より
イラスト風のグラフィックで描かれる、SFと西部劇を融合させたような世界観がいい感じ。アクションはちょっとぎこちなく感じるところも若干あるけど、敵を一撃で倒すカウンターなどもあって、痛快さを味わえる仕上がり。3本目の腕を使ったアクションもプレイのアクセントに。チェックポイントが細かく設定されているので、敵に倒されながらでも萎えずに先へ進んでいけるのも○。
週刊ファミ通1791号より
絵画風タッチで描かれたステージは広く、軽快に進んでいけるのがいいですね。第3の腕を使って戦うアクションや、カウンター攻撃も小気味いい。ただ、敵の攻撃も強めで囲まれるとグッとハードに。力尽きても直前から再開できるものの、チェックポイント通過時のHP量で復活するのでボス戦などがツラくなりがち。主人公を画面中央にとらえるカメラワークも、ボス戦では少々わずらわしいかな。
週刊ファミ通1791号より
キャラの動きは見事なもので、その自然かつリアルなアクションは目でも楽しめる作り。操作感も心地よく、移動&バトルの軽快さに惹かれてどんどん先に進みたくなる。“サイドアーム(3本目の腕)”を活かした各種ギミックもおもしろく、単に敵を倒すためだけでなく、特定の壁や床を壊したりといった謎解き要素もあり、ちょうどいいアクセントに。“賞金稼ぎ”という題材を活かした雰囲気作りも上手です。
週刊ファミ通1791号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。