WRC8 FIA ワールドラリーチャンピオンシップ(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
コ・ドライバーのガイドや難関だらけのオフロードコースなど、ラリーの醍醐味の再現度はさすが。荒天時の夜間走行などは過酷そのもので、息つく間もなく、没入感もすごいと思います。クルーの管理や研究開発などもこなす“キャリアモード”もやり込み甲斐あり。スキルのアンロックで能力を少しずつ底上げしていくのも楽しいです。操作感覚が独特なので、慣れるまでは、スピンを多発しがちかな。
週刊ファミ通1626号より
進化した“キャリアモード”がおもしろい。クルーの管理や“研究開発”によるマシンとチームの強化を行いながら、イベントを選んでスケジュールを進めていく流れは、やり甲斐がある。一方で、レースにのみ集中できるシーズンモードがあるのもぬかりなくて○。シビアさもラリーの醍醐味だけど、アシスト機能をもっと強めに調節できるなど、さらにカジュアルにも遊べれば、より幅広い層が楽しめたかと。
週刊ファミ通1626号より
気を抜くと簡単にスピンしてしまうコースはラリーならでは。滑り具合や跳ねる小石などの音からも、路面状況を感じ取れるのがいいね。“キャリアモード”は運営面も重視され、スキルツリー形式でのチームの強化やクルーの疲労管理などもレースに影響するのが目新しい。“トレーニングモード”は、コース以外にも初心者への手ほどきがあれば。有名チームがもっとフィーチャーされてもいいのでは、とも。
週刊ファミ通1626号より
やさしめの設定にすれば初級者でもそこそこ楽しめるが、それでもふつうに走れるようになるまでは難しい。一般的なレースゲームよりもアシスト機能が少なめで、リワインド機能や走行ライン表示などもなし。とはいえ、ストイックなレース性が上手に再現されており、雪や嵐で荒れた悪路を疾走する臨場感はなかなかのもの。クルーを管理できるようになった“キャリアモード”はやり込み甲斐がアップ。
週刊ファミ通1626号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。