Furwind(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ステージごとに趣向を凝らした仕掛けが用意されていて、試行錯誤しながら攻略していくのがおもしろいです。この手のアクションとしては珍しくスタミナの概念があり、乱発しすぎると攻撃できなくなって、いつの間にか敵に追い詰められていることもあります。それがほどよい緊張感を与えてくれますね。ただ、メッセージなどの一部の文字がなぜかガビガビで、読みにくいのが気になります。
週刊ファミ通1598号より
主人公の子ギツネや色彩豊かなステージなど、かわいくて美しいピクセルアートに心が弾む。音楽は16ビットスタイルよりもリッチなものになっていて、世界観にマッチ。アクションはシンプルめだが、操作感には若干のクセがある。攻撃を連発するとスタミナ切れを起こして攻撃が出せず、リーチの短さもあって不意にダメージを食らうことがあるなど、スタミナゲージの仕様をもどかしく感じる場面も。
週刊ファミ通1598号より
毛並みがフッサフサのキツネがかわいらしい。速い動きにも関わらず、ひとコマひとコマがドットで丁寧に描かれているのがわかります。ステージ構成は基本に忠実な作りといった印象だけれど、2段ジャンプを駆使したり、スキルによって道を切り拓くなど探索要素が色濃く、歯応えも十分。ケルティック風のBGMも印象深いですが、日本語が堪能な外国の方による冒頭のナレーションはインパクト大でした。
週刊ファミ通1598号より
16ビットゲーム機を彷彿させるピクセルグラフィックの美麗さと各種演出は、一見の価値あり。オールドスクールのアクションだが、操作性は快適で手触りは良好。レベルデザインもよく練られていて、それがちょうどいい難度につながっている。遊び込んでいろいろなことを覚えていく構成で、多少の説明不足感はあるものの、その点を除けば作りは丁寧で、ジャンプアクションの心地よさが凝縮されている。
週刊ファミ通1598号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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