The Next Penelope(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
見下ろし型のレースゲームで、アクセルやブレーキがなく、マシンが自動で前進と加速を行うのが特徴。コースが360度回転するので、見た目とは逆方向にハンドルを切る場面が多いうえに、ブーストや攻撃、特殊機能の使用でボタンを使い分けることになるため、アクション性が高め。マルチプレイは、カメラが1位を追い掛けて、画面から外れたマシンはダメージを受ける仕様で、熱い対戦が楽しめる。
週刊ファミ通1520号より
俯瞰視点でのラジコン操作で、浮遊感のある自機をコントロールするのはスリルが味わえる反面、操作になじめないとストレスにもなる部分かな。エリアごとに新たなウェポンがアンロックされ、“テレポート”や“吸血地雷”といったユニークな能力を活用してクリアーを目指す構成はいい。マルチプレイは、ありがちなタイプではなく、勝ち残りを目指して短いレースをくり返す方式で、よく練られています。
週刊ファミ通1520号より
SFとギリシャ神話をミックスした世界観と1980年代アニメ風のビジュアルがすごくマッチ。ただ、お話はちょっと飲み込みにくいか。自機の、競艇のボートのような挙動は新鮮だが、舵を切る加減には慣れが必要。搭載される武器は多彩で、それらを駆使するコースもバラエティーに富んでいるね。ライバルと競うレースは意外とシビア。機体のグレードアップにも多くの経験値が必要で、根気がいるかな。
週刊ファミ通1520号より
ライバルをミサイルや地雷で攻撃するなど、シューティング的要素が盛り込まれているのが特徴。なかでもボス戦はそれが顕著で、プレイ感覚は新鮮。テレポートを使ったギミックは、レースゲームとしては目新しく、攻防の駆け引きの楽しさにもつながっている。画面が自動でズームイン/アウトするため、コースの先が見づらいのと、使うボタンの数が多くて若干のわずらわしさがあったのは気になった。
週刊ファミ通1520号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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