ゼルダの伝説 トライフォース3銃士(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
3人での同時プレイ用のギミックがてんこ盛り。なかでも、3人肩車の“トーテム”を活用した、高さの概念のある謎解きが新鮮。ライフポイントが共有だったり、ひとりだけ違うアイテムを使う必要のある場面があるなど、協力プレイを推進する作りが見事。下画面のアイコンで意思疎通を図れるのもいい。ひとりプレイは、“まねビト”の切り換え頻度が高くて手間はかかるが、謎解きをじっくり楽しめる。
週刊ファミ通1402号より
ソロプレイでは、“まねビト”と操作キャラを切り換えながら進むのは若干の面倒くささがあるものの、3人で協力して解く多彩なギミックは、いずれも趣向が凝らされている。マルチプレイではおもしろさが格段にアップ。“トーテム”で高さを調整したり、それぞれ違うアイテムを持つことで、自然と協力し合う仕組みになっているのがグッド。材料を集めて、さまざまな効果を持つ服を作れるのも楽しい。
週刊ファミ通1402号より
ひとりプレイと3人でのマルチプレイで、異なるゲーム性があるのが○。ひとりプレイでは頭を使ってパズルを解く楽しさを、3人では連携を取るおもしろさを味わえます。“トーテム”のアイデアがユニークな一方、ステージ構成に既視感があるが、そのぶん『ゼルダ』らしさが打ち出されていて好ましいです。誰もが3人で遊べるように、ダウンロードプレイやインターネットプレイ対応なのがすばらしい。
週刊ファミ通1402号より
参加メンバーの腕前や経験のバラつきによって生じる、“ままならなさ”と“達成感”のバリエーションの豊富さが、本作の醍醐味。導線が整備されている各種ソーシャル機能を活用することで、服セレクトなどのプレイスタイルを健全に表現できるのもいいですね。3キャラ切り換え操作の手間が際立つひとりプレイモードは、そこに楽しさを見出せる人向けというか、オマケと考えておいたほうがよさそう。
週刊ファミ通1402号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。