
開始数秒で世界観に引き込む表現力に脱帽&戦慄
結論から言うと、こわい!
いやいや、読者の皆様も「でしょうね」としか思えないでしょう。ですが、こちらとしても「怖いだろうな」と身構えてプレイを始めたのです。そのうえで、やっぱり怖い! と心胆を寒からしめさせられたわけでして、それについて書いていきますのでお付き合いください。
今回プレイできたデモ版は『バイオハザード:レクイエム』発表時に流された動画で、主人公・グレース・アッシュクロフトが拘束されていたシーンのところからスタート。肌の質感や髪の毛の1本1本、肌を伝う水滴がリアルに描写されており、この時点ですでに画面に引き込まれた。
この後、グレース・アッシュクロフトが自力で拘束をほどき、そこから操作可能に。拘束されていた部屋を探索すると、拘束されていたあいだに自身の血液が抜かれていたことが判明するなど、もうこの時点で不穏な雰囲気がひしひしと伝わってくる。
そのまま探索を続けたところ、どうやらこの場所は病院のような雰囲気を持った洋館であることが判明。また、とある一室には子どもがお絵描きをしたかのようなイラストが書かれた、一冊の本を見つけることになる。
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きっとゲーム冒頭で世界観と化け物を見せるパートをプレイさせてもらえた感じなのだろう。時間にするとたった10分ほどだったかもしれないが、世界に引き込まれるには十分すぎるほど。それくらい映像表現に説得力があり、そこから感じる怖さも本物だった。
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一人称視点と三人称視点の切り替えが可能に
デモ版でも視点の切り替えを確認したのだが、それぞれのよさを実感できた。
一人称視点
グレース・アッシュクロフトの視野とプレイヤー自身の視野とがリンクしているような感覚が得られるため、骨の髄まで『バイオハザード:レクイエム』に浸ることができるだろう。ゲームの世界に入り込み、グレース・アッシュクロフトと恐怖や達成感などを強く共有したい場合は、一人称視点をメインにプレイするといいだろう。
また一人称視点では探索したい場所にフォーカスを合わせやすいというのもひとつのメリット。そのため戦闘面においても、一人称視点のよさは出てくることと思う。
三人称視点
ただその一方で三人称視点では、どうしても「グレース・アッシュクロフトと自分は他人」という感覚も少なからず出てしまうので、一人称視点と比べると没入感は薄くなる。ただその分“見えない箇所が少ない”というのは、怖さを和らげてくれる働きもあるので、ホラーゲームが苦手な人でも遊びやすくなる。
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まとめ
本作ではそのどちらも選べるようになっているので「一人称視点(三人称視点)だったらもっと遊びやすくて楽しめたのになぁ」といった寂しさを覚えることもなくなるだろう。明らかにユーザーフレンドリーな機能を実装していることから、本作も遊びやすさという点はしっかりケアしてくれることが伝わってくる。今後の情報にも期待したい。
そんな『バイオハザード:レクイエム』は2026年2月27日発売予定。すでにPlayStation StoreとSteamではウィッシュリストへの登録が行えるようになっているので、購入を検討している人は登録を済ませておこう。