大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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9

強烈すぎる個性を持った登場人物たちが、オーバーアクションで演じる人間ドラマは、相変わらずユニーク。シリーズの魅力を継承しつつも、新しい舞台でくり広げられる“共同推理”や“陪審員バトル”で、新しい『逆転裁判』の形を見事に確立。第1話から状況が二転三転する展開で惹き込み、前述の新要素やホームズなどの意外な人物との競演でたたみかけ、プレイヤーを夢中にさせる構成もすばらしい。

週刊ファミ通1387号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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9

二転三転する裁判の流れには引き込まれるし、矛盾を突いて窮地から脱する逆転劇はドラマチックで痛快。濃いキャラたちも健在で、会話でのやり取りやユニークな動きは、ちょっとくどく感じたりもするものの、見ていて楽しめる。舞台設定のほか、推理を入れ替えて真実に導くホームズとの“共同推理”や、英国法廷では陪審員どうしの主張をぶつけさせるなど、新要素によって新鮮味があるのもいいね。

週刊ファミ通1387号より

くしだナム子
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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9

ホームズと共同で推理する新要素は、ボケにツッコミを入れる感覚で、シリーズの笑いのテイストにピタッとハマっています。同じく新要素の“陪審員バトル”は、説得自体は尋問とあまり変わらない印象ですが、裁判の進行中に陪審員が有罪の票を撃ち込み、途中で判決が下りそうになる演出にハラハラ。物語をじっくり読み、現場や法廷で怪しいポイントを見つけ、真実の裏付けを取る過程は安定の楽しさ。

週刊ファミ通1387号より

戸塚伎一
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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8

見栄とハッタリの応酬の最中、何度も絶望しかけ、何度も立ち直るストーリー展開は、じれったくもある反面、続きが気になって目が離せなくなります。登場人物の特徴や心理状態を表わすアニメーションは、過去作以上にけれん味タップリ。とくに、犯人を追い詰めたときは痛快です! 謎解きに関しては、ヒントがこれでもかと提示される親切仕様。探偵パートでの証拠探しも、テンポよく楽しめます。

週刊ファミ通1387号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.7

新プロジェクトでは、成歩堂龍一の先祖が主人公。19世紀末の日本と倫敦を舞台に、共同推理や陪審バトルなどの新要素がふんだんに盛り込まれた法廷バトルを展開していく。

発売日
2015年7月9日
価格
5,800 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
カプコン
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