
2026年にソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)より発売予定の、プレイステーション5(PS5)、PC向けタイトル『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』(マーベル トウコン ファイティング ソウルズ)。
アメリカンコミック(アメコミ)で知られるマーベルのキャラクターたちが集結した対戦格闘ゲームで、開発は『ギルティギア』シリーズなどを手掛けるアークシステムワークスが担当している。
2025年9月25日~28日までの4日間、千葉・幕張メッセにて開催される“東京ゲームショウ2025”(以下、TGS2025)、SIEと、開発元のアークシステムワークスの両ブースにて、本作の試遊台が設置されている。本記事では、試遊版を体験した感想をお届けしよう。
アメリカンコミック(アメコミ)で知られるマーベルのキャラクターたちが集結した対戦格闘ゲームで、開発は『ギルティギア』シリーズなどを手掛けるアークシステムワークスが担当している。
2025年9月25日~28日までの4日間、千葉・幕張メッセにて開催される“東京ゲームショウ2025”(以下、TGS2025)、SIEと、開発元のアークシステムワークスの両ブースにて、本作の試遊台が設置されている。本記事では、試遊版を体験した感想をお届けしよう。
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アニメ×アメコミ×格ゲー!
本作はマーベルキャラクターたちが4対4で戦う、チーム対戦格闘ゲーム(格ゲー)。ジャパニメーションとアメコミがミックスしたような独特の世界観のなかで、簡単操作で爽快バトルが楽しめるお手軽さと、やり込めば複雑な駆け引きが味わえるアークシステムワークスらしいタイトルとなっている。
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試合が始まると2対2の状況ゲームシステムなど、本作ならではの要素も盛りだくさん。より詳細なシステム解説などは、下記のクローズドβテスト体験の記事でお伝えしているので、併せてチェックしてほしい。
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キャラクター&ステージ選択
クローズドβ版はキャラクターセレクトがオンラインロビー用のものとなっており、キャラクターセレクトは簡易的なものだった。海外イベントなどではキャラクターセレクト画面も体験できたそうだが、日本国内ではこれが初になるだろう。さらにステージセレクトも可能で、今回新たなステージも味わうことができた。
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ここでまず筆者が驚いたというか、オタクすぎるなと笑ったのが、いきなり披露されたステージがマーベルヒーロー“ケイザー”のジャングルだったこと。有名ではないと思うので「ケイザーって!?」となるかもしれないが、彼は動物と会話ができたりするが、単なる超人的肉体を持つマッチョヒーロー。まあ言ってしまうとター〇ンモチーフ。
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というわけで、彼の住むサヴェッジ・ランドがステージになっているので、恐竜が当たり前に住んでいる島で戦えるようだ(ちなみにケイザーは、カイ・ザーと呼ばれることもある)。
といったマニアックな部分も魅力だが、本作はステージがいくつかのエリアに分かれており、バトル中に吹っ飛ばした利すると、ステージエリアを移動する。ステージ選択時には、バトル開始時にどこのエリアで始めるのかも選べることもわかった。
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新たに使用可能になった2名
試遊台ではクローズドβで使用できた6名のほかに、新たにスパイダーマンと、ゴーストライダーがプレイアブルとなった。参戦は以前から発表されていたので、これで初報からの参戦キャラクターはいったん勢ぞろい。今後の続報には、個人的にも超楽しみにしている。
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スパイダーマン(声:川田紳司)
ひょんなことから、蜘蛛の力を手に入れてしまった、庶民派ゆえに“親愛なる隣人”と呼ばれたりするヒーロー、スパイダーマン。実写映画はもちろんのこと、SIEのゲームタイトル『Marvel's Spider-Man』などもあるので、日本でもかなり知名度の高いヒーローだろう。日本では漫画版(すっごい悲惨なやつ)、特撮・東映版(キノコ狩りの男)があったのも有名な要因かも?
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見た目はスパイダーマンらしい見た目そのままに、細かくアレンジが効いていてスパイディらしさ満点。スパイダーマンは「そのマスクの目、どうやって変形してるの?」みたいなコミカルな表情を見せてくれることも多い。とくに、アニメ作品はそのあたりのデフォルメがよく効いていたりする。それが3Dグラフィックで表現されており、まさにアニメスパイダーマンが動いているかのよう。スパイダーマンはたくさんいるが、中身は本家本元のピーター・パーカーのようだ。
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で、驚いたのが腕に付いている、おそらくウェブシューター(蜘蛛の糸を射出・制御する装置)。もしかしたら単なるブレスレットかもしれないが、見た目が東映版スパイダーマンにめちゃくちゃ似ているのだ。いや全然関係ないかもしれないけれども、デザインモチーフかも!?
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性能は空中行動などが得意なスピード型で、飛び道具の“ウェブショット”、敵をサマーソルトで蹴り上げる対空技の“アラクネッドアサルト”といった基本的な必殺技のほか、当て身カウンター技“スパイディーセンス”、当たった相手を一定時間拘束する設置技“ウェブボム”といった、トリッキーな技も使用できた。
各キャラクターの特殊行動であるユニーク技では、地上・空中ともに使用できる“ウェブジップ”で、任意の方向に糸を飛ばして高速移動ができる。これがスパイダーマンのおそらく鍵となる部分で、通常システムの空中ダッシュなども絡めて、ビュンビュン飛び回れた印象だ。
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ウェブジップがヒットした相手には、派生技“ジップキック”などで追撃できるほか、コマンド入力で投げ技の“ウェブスラム”にも派生できる。なお、ウェブジップをガードした相手は投げられず、相手を自分のところまで引き寄せる“ウェブスネア”に変化する。
といった感じで、蜘蛛の糸を絡めたスピード&トリッキータイプといった性能になっている。蜘蛛の糸で逆さにブラ下がる“ウェブハング”といった特殊行動もあった。
超必殺技“ラジオアクティブスパイダー”は、蜘蛛の糸で相手を絡めながら、連続攻撃を放つ。最後の一撃は何かしらのオブジェクトをぶつけるのだが、ジャングルの自然物で攻撃していた。おそらくステージのオブジェクトを引っ張ってくるので、ステージによって演出も変わるだろう。
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ゴーストライダー(声:小西克幸)
人間と悪魔が合体した存在で、バイクに乗ったゴーストライダーが有名だろう。ゴーストライダーは何代か存在し、本作に登場するのは本名ロビー・レイエス。高校生のゴーストライダーだ。で、ゴーストライダーと言えばバイクと言ったが、アメリカンな自動車に乗るのが特徴だ(某仮〇ライダーみたいなもんです)。
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見た目はロビー版ゴーストライダーそのものといった感じで、襟まわりがちょっと漫画チックにアレンジされているかなと感じつつ、燃え盛る頭と全身黒の姿はゴーストライダーらしさバツグン。ロビーの素顔も勝利画面などで見ることができた。こちらも原作らしさ満点。ワルの走り屋兄ちゃん感バッチリ。
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もしかしたら車でメチャクチャ戦うかも、と思ったがそんなことはなく、演出程度に収まっている。復讐がテーマであるゴーストライダーは専用の“ヴェンジェンス”ゲージを持っており、ゲージはおもに必殺技の使用で上昇。溜まれば溜まるほど必殺技の性能が威力がアップしていく。
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ヴェンジェンスゲージは超必殺技と、ユニーク技を使用する減少するので、いかに立ち回りでヴェンジェンスゲージを溜めつつ、強力な技を相手に叩き込むのかが重要そうだ。さすがに短時間の試遊では、どれだけ強力な状態になれるのかは未知数だったが。ちなみにヴェンジェンスゲージは使いすぎるとオーバーヒートする。
敵へ炎を吹く“ヘルファイヤー”、炎で地面を燃やしてダメージエリアを作る“ヘルスコーチャー”など、炎を使ったイヤらしい立ち回りができた。また、通常攻撃や必殺技は、手に巻いてあるチェーンを振り回して戦うので、攻撃のリーチが全体的に広い。
敵へ炎を吹く“ヘルファイヤー”、炎で地面を燃やしてダメージエリアを作る“ヘルスコーチャー”など、炎を使ったイヤらしい立ち回りができた。また、通常攻撃や必殺技は、手に巻いてあるチェーンを振り回して戦うので、攻撃のリーチが全体的に広い。
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超必殺技では車が登場し、相手に突撃したりと四輪ゴーストライダーらしさを味わえた。リーチがありながらも、相手を掴む投げ技もいくつかあるなど、やや特殊な性能となっているので、やり込みがいがありそうだ。
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あとは誰が参戦する!?
格ゲー部分はもちろん興味深いが、なにより見た目がやはりとてもイイ。アメコミっぽさと日本のアニメが融合した姿は、アークシステムワークスの得意とするグラフィック面とすごくマッチしていて、見ているだけでも楽しさが伝わってくる。
予想でしかないが、きっとまだまだ参戦キャラクターは用意されていると思うので、今後の続報がとにかく楽しみ! あと声優陣、やっぱアツいね。
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