『バイオハザード レクイエム』をSwitch2でプレイ。追われる恐怖はPS5版と変わらず。一人称視点でグレースになりきるのも楽しい【TGS2025】
 2025年9月25日~28日(※)に千葉県・幕張メッセにて開催の東京ゲームショウ2025(TGS2025)。カプコンブースでは、2026年2月27日発売予定のNintendo Switch 2、プレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、Steam向けソフト『バイオハザード レクイエム』を国内初のプレイアブル出展。さっそくプレイしてみたので、その模様をリポートしよう。
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※25、26日はビジネスデイ。[IMAGE]
『バイオハザード レクイエム』試遊スペースの入り口付近。しっかりとした壁に仕切られており、薄暗い室内での試遊となる。ブース内の雰囲気がすでに本気。
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Switch 2の携帯モードで『バイオ』最新作に挑む。Gamescom版とプレイ範囲は同じだが……?

 TGS2025で体験できたのは、2025年8月20日~24日にドイツ・ケルンで開催されたgamescom 2025で出展されたバージョンと同等のもの。その際はPS5版での試遊だったため、今回はNintendo Switch 2版の携帯モードで体験することに。

 基本的なシステムやゲームプレイに関する感想については、以下の記事を参考にしてほしい。今回はSwitch2本体を両手で持ってプレイしている模様を撮影した。
 さっそくプレイ開始。じつは筆者はSwitch 2に触れること自体が初めてだったりするので、この時点ですでにワクワクしていた。ぼちぼち本体を購入したい。

 開幕のシーンを見ていると、PS5版とほぼ遜色がないように思えた。携帯モードでこれなら、テレビモードでもおそらく違和感はないだそう。前回の体験ですでに観ているシーンだが、グレースの迫真の表情に引き込まれてしまう。
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 操作方法は、ボタン表記が異なるだけで、PS5版とほぼ同じ。クイックターンなどもスムーズにでき、プレイした感触の第一印象としては“かなりいい”。

 そして携帯機というのがやはりいい。これならベッドに寝っ転がってプレイすることもできる。もちろん試遊ブースではできないが。

 しばらくグレースを歩き回らせてみても、とくに違和感はなし。携帯機でこれほどのグラフィックのゲームが遊べるのはとんでもない。すごい時代になったものである。
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 本作はゲーム中に視点を自由に変更できるのも本作の大きな特徴。プレイ開始時は三人称視点だったが、途中で一人称視点に変更してみた。一人称でグレースの姿が見えなくなるのは少々寂しいが、感情移入度はこちらのほうが上。空間自体をダイレクトに感じられるようになり、探索している際も、より“焦る”。
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 謎のクリーチャーに出くわしたときはやっぱりビビるし、追いかけられれば焦燥感が襲ってくる。自分では恐怖に慣れていたつもりだったが、得体のしれない怪物に追われるときの焦燥感からは逃げられない。コイツはいったいどういう存在なんだ……。
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 クリーチャーの執拗な追跡をかいくぐり、なんとかヒューズを入手。ヒューズで電動のゲートを開けるとことまでたどり着き、試遊は終了した。やはりというかなんというか、いつもの如く手は汗でべっちょりだった。

 再度の試遊にも関わらず、非常に楽しく、そして“怖い”プレイ体験ができた。携帯機ゆえ目先が変わったというのも当然あるが、プレイヤーを『バイオハザード レクイエム』の世界へ惹き込む体験版として、極めて完成度が高いものであることを改めて感じられた。

 大画面でのプレイが本作の真骨頂であることは百も承知だが、個人的に携帯機でのお手軽なプレイ感もかなり気に入ってしまった、というのも正直なところ。これは製品版を購入する際に大いに悩むことになるかも……。もしこれからTGS会場に来て本作の試遊予定がある人は、ぜひSwitch 2版でのプレイも検討してみてほしい。
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