
ファミ通の編集者がゴールデンウィークに遊んでほしいゲームを紹介する連載企画。トマト杉原がおすすめするタイトルは、スクウェア・エニックスが手掛ける“FFVII リメイクプロジェクト”三部作の第2作『ファイナルファンタジーVII リバース』(『FF7リバース』)です。
【おすすめポイント】
【おすすめポイント】
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- 物語、グラフィック、バトルどれをとっても最高峰
- 『FF7』の“おいしいところ”がギュッと凝縮
- プレイ後からは、最終章を待つワクワク感も味わえる
トマト杉原がおすすめするゲーム
『ファイナルファンタジーVII リバース』
- プラットフォーム:PS5、PC(Steam)
- 発売日:2024年2月29日
- 発売元:スクウェア・エニックス
- 価格:各9878円[税込]
原作を知っている人も知らない人も楽しませる圧倒的な完成度
取り立ててオススメしなくてもその高評価は周知されているであろう『ファイナルファンタジーVII リバース』。だが、2025年1月23日にPC版も発売されたばかりだし、いまあえてオススメとしてピックアップさせていただきます!
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本作は“FFVII リメイクプロジェクト”三部作の第2作にあたり、ミッドガルを追われたクラウドたちの“忘らるる都”までの旅が描かれている。
“忘らるる都”といえば、往年のゲームファンのあいだで語り草となっている“あの悲劇”が描かれることでも有名。それまでのゲームにはなかった展開に挑戦したことで、ゲームファンの記憶に残り、ゲーム史を語るうえでも外せない作品となった。
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挑戦と言えば2005年にはフルCG作品(『FFVII アドベントチルドレン』)に挑戦。“FFVII リメイクプロジェクト”自体も原作をベースに、現代の技術でイチから作り直し、それを三部作で展開する、というこれまでに類をみない試みに挑戦している。思えば『FFVII』にまつわる作品は、つねに挑戦から生み出されたものだ。
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話を『FF7リバース』に戻すと、本作は魔晄都市ミッドガルでの出来事を描いた『FFVII リメイク』とは違い、草原や荒野、ジャングルなど変化に富んだ広大なワールドマップを旅できるのが魅力のひとつ。
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リゾートファッションも目にまぶしいコスタ・デル・ソルや、さまざまなミニゲーム、ドキドキのデートイベントが用意された一大テーマパークのゴールドソーサーなど見どころも満載。『FF7』の“おいしいところ”がギュッと凝縮された濃厚な作品になっている。
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キャラクターや広大なフィールドなど『FF』シリーズに期待するグラフィックのキレイさにもしっかりと応えている。
『FFVII リメイク』から培われたコマンドRPGとアクションが融合したバトルは、連携アビリティや連携アクションなどが加わり、さらに爽快感、達成感がアップ。
原作同様にサイドコンテンツも豊富で、さまざまな“遊び”が用意されているのもうれしいところ。『FF7』には初登場だが、『FF』シリーズおなじみの“あの人気キャラクター”が登場するクエストもあり、サービス精神がとにかくハンパない。物語、グラフィック、バトルどれをとっても最高峰の作品だ。
原作をプレイした人も、していない人も同じように気になる作りになっている“FFVII リメイクプロジェクト”。一気に結末まで遊べないもどかしさはあるかもしれないが、最終章を待つワクワク感は、分作で展開するプロジェクトだからこその体験。
そのワクワク感を長く味わうため、さらにうっかりネタバレを食わないためにも早めにプレイすることをオススメしたい。
Writer:トマト杉原
オリジナルの『FF7』が発売されるころにファミ通編集部に入ったベテラン編集者。新しく入ってくる若手は原作『FF7』を知らない世代ばかり。時の流れを実感し、震えている。