
姿を変えてサバイバーを追い詰めるドラキュラの姿に刮目せよ
まずは、『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーを務める谷口勲氏からシリーズが40年にわたって続いた理由が語られ、何をしてほしいか望んでいることをはっきりと言ってくれるファンの存在を理由として挙げた。コラボについては『悪魔城ドラキュラ』を知らない方に好きになってもらいたいと期待の言葉を口にした。
さらに登場するキャラクターにも言及。ドラキュラを新キラーとして登場させることで、新たな発見や『悪魔城ドラキュラ』のホラーとしての側面を見られるものになっているようだ。
ディレクターの島﨑勝也氏は、制作中に熱量をもったやりとりをした結果、ボリューム満載かつ魅力に溢れたコラボになっているとアピール。リードアーティストの中島渉氏も『悪魔城ドラキュラ』らしさを再現してどちらの作品のファンも楽しめるものになっていると紹介した。
最後に谷口氏から「『悪魔城ドラキュラ』シリーズでは最後に倒されてしまうドラキュラを操作して勝利してみてほしい」とファンへのメッセージが送られた。
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コラボにおける“ドラキュラ”のデザインを担当したゲームデザイナーのJason Guzzo(ジェイソン・グッゾ)氏は、キラーをプレイする人やサバイバーとして対戦する人がどんな体験ができるかを意識してキラーをデザインしていると前置きしつつ、“ドラキュラ”をボス戦のような体験ができるデザインにしたと説明。そのために変身能力を採用して、サバイバーを混乱させられるような能力を設定していることを明かした。
また、障害物を乗り越える動きの代わりに霧になって通り抜けるようにし、脅威の存在だと感じられるような細かな工夫がなされているそうだ。
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この姿では前方に炎の柱を生み出して離れた敵に攻撃するHellfire(ヘルファイア)がメインの攻撃に。メメントモリでは首を切ってどこからか取り出したグラスに血を入れて飲む姿が“ドラキュラ”らしさを表現できたとジェイソン・グッゾ氏は太鼓判を押した。
オオカミは血だまりや赤い傷跡が鮮明に見えるようになる追跡とチェイスが得意な姿。さらにこの状態ではサバイバーが定期的にScent Orbs(香りのオーブ)を落とすようになり、拾うとスピードアップとサバイバーが移動している大まかな方向がわかるようになる。
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【インタビュー】敵だったドラキュラを操作する新たな体験ができるコラボ
Dave Richard氏(デイブ・リチャード)
Behaviour Interactive『Dead by Daylight』シニアクリエイティブディレクター(文中はデイブ)
Jason Guzzo氏(ジェイソン・グッゾ)
Behaviour Interactive『Dead by Daylight』ゲームデザイナー(文中はジェイソン)
谷口勲氏(たにぐちつとむ)
コナミデジタルエンタテインメント 第6制作部プロデューサー(文中は谷口)
島﨑勝也氏(しまざきかつや)
コナミデジタルエンタテインメント 第6制作部ディレクター(文中は島崎)
中島 渉氏(なかじまわたる)
コナミデジタルエンタテインメント 第6制作部リードアーティスト(文中は中島)
――『Dead by Daylight』とのコラボでとくに期待する点を教えてください。
――コラボにあたって、どのようなご要望がありましたか。監修などで印象的なやりとりなどありましたら、教えてください。
――『悪魔城ドラキュラ』コラボの見どころやポイントをお聞かせください。
とくに『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』は私がゲームの開発に携わるきっかけになった作品。そんな作品に登場する“ドラキュラ”を『Dead by Daylight』の世界に組み込める機会を得られたのは本当に光栄です。
――コラボで登場するキラーやサバイバーの選定理由をお聞かせください。
サバイバーのほうは何人も候補がいましたが、彼らは武器や魔法を使って戦うので迷ったのは事実です。ですが、トレバー・ベルモンドは仲間の力を必要としていたキャラでもあるので、サバイバーにもっともふさわしいと考えて選びました。
ただ、選ばなかったほかのキャラから衣装を取り入れていますし、取り入れずにはいられませんでした(笑)。こういった部分も楽しんでいただければと思います。
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――気になったのですが、変身は連続でできるものなのでしょうか。
――キラーと同じようにサバイバーのおすすめの立ち回りや使いかたを教えてください。
ただ、コウモリの姿だと見えないので、そっと隠れながら歩いて移動するのがおすすめです。
――両作の暗めな世界観は親和性が高そうですが、それぞれのよさを損なわないように意識した点をお聞かせください。
また、『悪魔城ドラキュラ』を知らない方にはキャラクターに慣れ親しんで、ゲームを楽しんでいただければ幸いです。コラボでは『悪魔城ドラキュラ』と『Dead by Daylight』の世界をうまく統合できたと思います。