『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽
 2026年11月7日、8日、神奈川県のKアリーナ横浜にて、『学園アイドルマスター』(以下、『学マス』)のライブイベント“学園アイドルマスター LIVE TOUR -標- ファイナル公演”が開催された。本稿では11月8日に行われたDay2公演の模様をお届けする。
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 かつて3人ずつのメンバーで会場を巡った“初ツアー”のように、少人数で全国を回った標ツアー。2万人規模の会場による公演で、その千秋楽を飾る。
出演者(敬称略)
  • 花海咲季(長月あおい)
  • 月村手毬(小鹿なお)
  • 藤田ことね(飯田ヒカル)※
  • 雨夜燕(天音ゆかり)
  • 有村麻央(七瀬つむぎ)
  • 葛城リーリヤ(花岩香奈)
  • 倉本千奈(伊藤舞音)
  • 紫雲清夏(湊みや)
  • 篠澤広(川村玲奈)
  • 十王星南(陽高真白)
  • 花海佑芽(松田彩音)
  • 秦谷美鈴(春咲暖)
  • 姫崎莉波(薄井友里)
※飯田ヒカルさんは体調不良のため、歌唱曲数を調整しての出演

星南&ことねの『FANTASTIC GATHERING』、花海姉妹の『クロスファイア』。標ツアーの千秋楽を、多くの新曲が彩った

 開演前から、会場に流れる『自己肯定感爆上げ↑↑しゅきしゅきソング』に「しゅき!」と「だいしゅき!」とコールをするプロデューサー(『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)たち。準備の万端さがうかがえる光景だ。

 当然、恒例の提供読み上げも大声で。モニターに映し出された学園長・十王邦夫(声:大塚明夫さん)の前説と問いかけにも、力強い返答を行う。根緒亜紗里先生(声:古賀葵さん)による諸注意の連絡でも、“休憩がない”という案内に上がる歓声。そして高まる緊張とともに「ファイナル公演Day2、開演じゃ(です)!」の声で、本公演の幕が上がった。

 厳かな音から軽快なメロディーへ。ファイナル公演を彩るOvertureが流れ出し、モニターには13色の星。アイドルそれぞれが映し出されるたび、プロデューサーたちが声を上げる。最後に本公演のロゴが流れると、ひときわ大きな声が会場を包み込んだ。

 ──そして会場に吹き荒れる一陣の“風”。ファイナル公演の千秋楽、トップバッターを飾るのは川村さん。披露されたのは広の
『め』だ。

 まるでトランスしたかのような激しい踊りと笑顔。一転して静かな表情になったかと思えば、またもラスサビでは“ぜ”の声に合わせて激しく踊り出す川村さん。広というアイドルが持つ独特な魅力をその身で表現し、開幕からKアリーナ横浜を熱狂の渦へと連れて行く。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 続いて流れ出したのは電子音。モニターに顔文字が映し出されると、大きな歓声が上がる。会場が一体となって盛り上がれる超ハイテンションなライブツアー楽曲
『ミラクルナナウ(゚∀゚)!』が、七瀬さん、花岩さん、松田さん、薄井さんの福井公演メンバーで披露された。センターステージを走り回った4人による、全速力で盛り上げる最高のパフォーマンスとなった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 続いては手毬の
『ORDER FAKE』。これまでの曲にあった情緒的な面ではなく、『アイヴイ』のような“かっこいい手毬”を全力で表現するかのような楽曲だ。

 小鹿さん渾身の歌唱はさることながら、激しくキレのあるダンスも特徴的な1曲。最後はプロデューサーたちに背を向けるパフォーマンスで、その背に歓声を浴びていた。
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 スピーカーから流れる音が星南の
『Roar』だと気づくと、甲高い声が上がる。興奮のまま披露されたこの曲では、ステージの左右を堂々たる足運びで移動しつつ、陽高さんが“強者の余裕”を伴ったかっこよさとかわいさを感じられる笑みで会場中を魅了。サビではプロデューサーたち全員で“Roar!”と吼え、陽高さんの“最強のボイス”をさらに後押ししていく。曲の終わり、素敵な笑顔で百獣の王のようなポーズを決める陽高さんに、惜しみない拍手が送られた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 会場に流れ出すエラー音に、またも悲鳴があがる。披露されたのは
『Howling over the World』。激情で魅せるゴリゴリのロックサウンドが魅力のこの曲を12人で披露。これまでは3~4人で歌われてきた楽曲なだけに、恒例の楽曲ながらもサプライズじみた驚きがあった。これにはプロデューサーたちのボルテージも一気にMAX。まだ最初のブロックながらも、プロデューサーたちの手には明るいオレンジの光がいくつも灯った。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 MCでは、キャスト陣それぞれが、担当するアイドルのSTEP4からセリフを引用しつつKアリーナ中のプロデューサーたちに挨拶。その後はそれぞれのメンバーごとに、地方公演の振り返りを行った。

 福井メンバーは、越前そばを食べたエピソードを披露。昨日岩手メンバーが麺の話をしたことに対して、ちょっとした対抗意識を燃やしていたようだ。

 福岡メンバーも、そんな麺の話題に対抗。湯切りウェーブの話にも触れつつ、小鹿さん、川村さんが「まだ気持ちは福岡にいる」というエピソードを話す。ちょっと不思議な方向に話が転がりそうになるも、天音さんが「我々が横浜に帰ってきたと思えるように、たくさん声援をもらえるとうれしい」と、とてもいい感じに話をまとめた。

 岩手メンバーは、麺だけじゃなくカッパも探したというエピソードが(※おそらくお土産やグッズの話)。伊藤さんは「気持ちがまだ福岡にいる」と言った小鹿さんと川村さんに共感しつつ
『修楽旅行』の歌詞に触れながら、“ただいま”と“おかえり”を言い合ったからこそ、「(この曲を歌った場所は)どこでもただいまとおかえりが言い合える場所になるんだなと思いました」と語った。この言葉に、会場中が大きな拍手が送られた。

 話題は先ほど披露された『Howling over the World』のことに。松田さんは、なんと今回が初披露なのだという。レッスン時のエピソードを交えつつ、大好きな曲なので披露できてうれしかったと笑っていた。

 標ツアーで巡った土地の方言を使いながら、Kアリーナ全体での声出しをしてつぎの曲へ。披露されたのは長月さん、小鹿さん、天音さん、川村さんによるバレンタインのシーズン楽曲
『ハッピーミルフィーユ』。それぞれの甘い言葉が聞けるセリフパートが特徴的な1曲で、そのパートが訪れるたびに大きく会場が湧く。天音さん演じる燕のセリフパートでは、ひときわ大きな歓声が上がった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 そんな甘いステージの後に、続いて立ったのは薄井さん。跳ねるようなテンポで流れる
『36℃ U・B・U』の歌い出しが響くと、プロデューサーたちの声でKアリーナが揺れる。弾けるような笑顔で感情をこめながら、時折セリフのような形で楽曲の世界観を表現する薄井さんに、クラップと声で応える会場。“熱いLove”にうなされるような、ハイテンションなステージが展開。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 つぎに披露されたのは、千奈の
『ワタシカワイイアヒルノコ』。歌による表現と言葉による表現を織り交ぜた、伊藤さんらしい歌いかたで会場全体を包み込んでいく。2番以降は表情や体の身振り手振りも交えたパフォーマンスが増えるも、歌声は一切ブレない。その動きの完成度は、まるでミュージカルや舞台のよう。この楽曲ならではの魅力を全身で伝えきった伊藤さんに、大きな拍手が送られた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 鍵盤の音が響き、センターステージには七瀬さん、春咲さん、薄井さんの3人。披露されたのは新たなハロウィンのグラビアシリーズ楽曲
『Agitato』。ただかわいいだけじゃなく、どこか妖しさを含んだ小悪魔っぽい楽曲だが、このメンバーだとまた味わいが大きく変わる。かっこよくキメる七瀬さん、大人っぽい魅力で包み込む薄井さん、妖艶な表情で魅せる春咲さん――すべてが合わさったこの公演だけの特別なパフォーマンスで、会場を魅了した。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 特殊イントロから披露されたのは
『雨上がりのアイリス』! もちろんメンバーは長月さん、小鹿さん、飯田さんの“Re;IRIS”だ。全国を回り、いろいろな思いを受け取り、そして迎えた千秋楽。“虹のように希望を返す”。ユニットに衣装に袖を通し歌う3人の姿には、思わず“初星コミュ”で語られたRe;IRISの姿が重なってしまうようなパフォーマンスとなっていた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 「この衣装で歌っているときは、“初星コミュ”の3人に戻ったような気持ちになれる」と語る長月さん。続くMCパートでは、長月さん、小鹿さん、飯田さん、川村さん、薄井さんのそれぞれが披露した楽曲について振り返った。

 
『Agitato』について語った薄井さんは、Day1はかわいい小悪魔だとしたら、Day2は”オトナ小悪魔”だと笑う。「どうでしたか?」という問いかけに、大きな歓声と拍手が送られた。

 振り返りが終わり、つぎの曲へ。披露されたのは麻央の
『L'Espoir』。標公演のロゴが描かれたチケットがモニターに映し出され、七瀬さんが会場中を希望あふれる旅路へと連れ出していく。

 間奏では弾けるような笑顔でセンターステージ上を跳ね回り、Kアリーナの全体へ目を配りながらパフォーマンス。曲の最後から終わりまで喜びにまみれるような、楽しさいっぱいのステージが展開された。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 続いて壇上に立ったのは湊さん。披露されたのは清夏の誕生日楽曲
『Ride on Beat』! 「Kアリーナー?」の声に全力で会場が応え、“止められないMusic! Ride on Beat!!”のコールを返す。

 2番サビでは「みんなのところに行っちゃうよ!」と、センターステージに移動してのパフォーマンスに。間奏のダンスもバシッと決め、熱狂のままラスサビへ。どんどん声を増すプロデューサーたちに対して、激しいダンスと笑顔を返し、大歓声を浴びながらステージを去った。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 天音さんがステージに立つと、聞き慣れないイントロが流れ出す。困惑と感動の声を浴びながら微笑む天音さんが披露したのは、燕の新曲
『濡羽色の薄明』。

 これまで燕が見せてきた燃え盛るような強さとはまた違った、2010年代の邦楽Rockを思い起こさせるようなサウンド。こちらに語り掛けるような、寄り添うような、爽やかさを持って歌われる、これまでとは違った“強さ”を感じられる1曲に。曲の終わり、“今日も歌うんだ”の言葉を発した天音さんに、会場からは大きな拍手が送られた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 爽やかさに包まれた横浜に、清涼感を持った音が響き渡る。披露されたのは
『「ねえ、言っちゃうよ。」』。Day2は小鹿さん、春咲さん、陽高さんのオリジナルメンバーによる歌唱だ。

 1年のほんのひと時。ひと夏の恋を歌ったこの曲を、情緒と感情をたっぷり込めたパフォーマンスで歌い上げる3人。強い思いが弾けるようなラスサビから、どこか泣きそうな声で“恋をしてしまったからですか”と歌う。楽曲の爽やかさと儚さを堪能できるステージとなった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 続いてセンターステージに立ったのはREVERSI・花岩さん、湊さんのふたり。楽曲は、リーリヤと清夏の約束を歌った
『ときめきエモーション』だ。

 静かな曲調のエモーショナルなこの曲を、ふたりが顔を見合わせながらパフォーマンス。より強く感情がこめられた落ちサビ、そして曲の終わりにはお互いの色をしたペンライトを取り出しての決めポーズ。思わず涙腺が緩んでしまうような演出に、プロデューサーたちからは万雷の拍手が送られた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 会場に響く、またも聞き慣れない音。披露されたのはまさかのことね&星南による新曲、
『FANTASTIC GATHERING!』! 飯田さんと陽高さんが、明るくポップな曲調にあわせて体を跳ねさせながらステージ上を歌い踊る。背中を合わせるような仕草や小指を結んでのピース、腕を組みながら花道を歩くなど、かわいい隣り合わせの振り付けが印象に残る1曲に。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 MCでは
『FANTASTIC GATHERING!』について陽高さんが語る。歓声に対し、「この声がどれだけ聞きたかったか!」と、うれしさを爆発させていた。

 
『Ride on Beat』のジャケットにあわせて髪を下ろしてのパフォーマンスを披露した湊さん。遠くから見ているプロデューサーにも清夏らしさを感じてもらうため、ライブにあわせて髪色も清夏のようにしたのだと語った。

 MCが開け、真っ赤に染まるモニター。壇上の天音さんがシルエットのように浮かび上がり、披露されたのは燕のSTEP3楽曲
『クライアイ』。命を燃やして天頂を狙う、炎のようなこの楽曲が会場中に熱を広げる。

 間奏では堂々たる足取りでプロデューサーたちを煽りながら花道を歩く天音さん。センターステージに設置されたスタンドマイクを手に持ち、圧倒的な歌唱力で魅せる。最後まで熱を感じる、確たる強さを示すようなパフォーマンスに会場から歓声があがった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 燃え盛る会場を沈めるよう、静かなメロディーが響く。静かに、それでいて芯のある声で、美鈴の
『海奏ララバイ』を春咲さんが披露。穏やかな表情で歌うその姿に、どこか連れて行かれそうな感覚を覚えてしまう。最後のパートでは“ラララ”と歌いながら、滑らかかつすさまじいキレのパフォーマンスを見せてプロデューサーたちを沸かせた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 咲季のSTEP1楽曲、
『Fighting My Way』のなじみ深いイントロが流れると、テンションがブチ上がったかのように大きな声を上げるプロデューサーたち。恒例となったコンポーザーである“Giga”コールと赤い光で、ステージ上で歌う長月さんへ応えていく。歌い踊りながらも余裕を持った笑みを見せる、長月さん自身のパフォーマンスも見逃せない1曲となった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 そんな咲季の楽曲による大盛り上がりのステージに続き、連続で披露されたのは佑芽の楽曲! 松田さんが2nd Single曲である
『グースーピー』を歌うと、ボルテージはさらに上昇。センターステージを左右へ駆け回りながら、プロデューサーたちへ笑顔とともに元気な歌声を届けて行く。ジャンケンをしたり、うさぎのポーズでぴょんっと跳ねたり、細かな仕草からも元気をもらえるステージに。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 熱狂の後はまた熱狂。会場に響いた「がおー!」という陽高さんの声とともに、披露されたのはハロウィンのシーズン楽曲
『仮装狂騒曲』! 伊藤さん、湊さん、陽高さん、春咲さんの岩手メンバーによる激しいダンスパフォーマンスで、さらにプロデューサーたちのテンションを過熱させていく。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 モニターに中華風の模様が映されると、またもプロデューサーたちから絶叫が。Day1で発狂された麻央、燕の新ユニット“乖轟”による
『アンバランス』を七瀬さん、天音さんが披露。まったく休ませる気の無いセットリストだが、会場に灯る光の動きが鈍ることは無い。妖艶なかっこよさをまとう歌声、背中で語る落ちサビ、最後の決めポーズ、そのどれもに悲鳴じみた歓声が響く、またも熱狂に沸くステージとなった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 MCではさっそく『アンバランス』の話題に。春咲さんが「メロさに困る」と言うと、松田さんも賛同。イケメンアイドル風の振り付けについての話になると、七瀬さんは向かい合ってからの歩いてくるシーン、天音さんは首を曲げて手を添えるセクシーなポーズなど、それぞれ好きなポイントを語る。

 衣装についての話になると、七瀬さんが腰に付けたホルスターからリボルバーを取り出す。なんとそれぞれの衣装に武器がついているらしく、燕の場合はナイフがついているとのこと。麻央が遠距離、燕が近距離担当なのだと天音さんが紹介していた。

 長月さんのパフォーマンスに続いて披露した『グースーピー』について、うれしそうに話す松田さん。じゃんけんについての話になると、「じつは七瀬さんのじゃんけんが弱い」という暴露話が。実際にステージ上で松田さんとじゃんけんし、見事に負ける七瀬さん。勝負の結果に満足がいかなかったのか、ホルスターから拳銃を取り出した七瀬さんに対し松田さんが興奮して「うれしい! 撃って!」と言うなど、騒がしい一幕が展開された。

 『濡羽色の薄明』について話す天音さん。「燕がついにメジャーですよ」と、長調など音楽の単語を使いつつ興奮しながら語ろうとするが、春咲さんからやんわりと「タイトめにいきましょうか」というストップがかかる。天音さんはちょっと笑いつつも、“一番星になった燕”をイメージして歌ったこと、爽やかで明るく、ファンへの思いに寄りそうな曲を歌えたこと、そしてそんな曲をライブで披露できたことについて感謝を簡潔に、かつ丁寧に述べていた。

 MC後はいきなり新曲
『クロスファイア』! 咲季&佑芽の花海姉妹によるデュエット曲だ。始まっていきなり、壇上で長月さんと松田さんが、お互いに顔を見合わせながらラップバトル! まさかの演出に一気に盛り上がるプロデューサーたち。

 “↑RAA”、“がるがるがるがる”など、擬音的な音の気持ちよさ。“奪い散らすBrand New World”、“I Never Stop”などの強気で挑戦的な歌詞。花海姉妹が持つそれぞれの曲らしさが感じられる、燃え盛る炎が交差するような激熱のステージに。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 そんな熱を受け取って、披露されたのはリーリヤの
『白線』。会場全体の爆発するような声とともに、花岩さんがセンターステージを跳ねながらパフォーマンス! 本公演での“愛しているよ”はすこし穏やかに、しかし強い意志を感じさせる声で。Kアリーナ横浜へ精一杯の愛を届けて歌われた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 続いては。伊藤さん、川村さん、薄井さんによるアニメイトとのコラボイベント楽曲
『古今東西ちょちょいのちょい』! ライブ会場ごとに変わるセリフパートは、もちろん横浜バージョンで。「Kアリーナ初進出!」、「ですわ~~~~!!!!」と、千奈と広らしいかけあいが楽しい一幕を生み出す。

 間奏では「あっちもこっちも楽しかったね!」という莉波らしいセリフからコール&レスポンスがスタート。「メガネ生産日本一!」、「まっかなまっかなイ・チ・ゴ!」、「キュウリ大好きかっぱさん!」、「あっちもこっちもいいところ!」、「全国行脚最高!」と、特別なコールでこれまでのツアーを振り返る。元が“アニメイトを全国行脚する”というイベントに合わせて作られた楽曲なので、標ツアーを振り返るのにぴったりなアレンジだ。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 MCでは、『クロスファイア』についての話題になると、「咲季と佑芽が“ともに歌う”と言う選択肢が取れた」と、姉妹の関係の成長についてうれしそうに長月さんが語る。松田さんも、戦いながら育んでいく姉妹の絆について熱い思いを語っていた。

 つぎが最後の曲だと発表があり、ちょっと言葉に詰まりつつも「フィナーレを飾る素敵な声を聞かせてください!」という伊藤さんの言葉とともに『修楽旅行』へ。全員分のソロパートにプロデューサーたちも全力で応え、曲中の“楽”の字にふさわしい楽しさを爆発させるステージに。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 退場するキャスト陣に大きな拍手を届けたプロデューサーたちだったが、やはりまだまだ曲を聞きたいという気持ちが強いようだ。照明が落ちると、すぐさま「アンコール!」の声が響き渡る。

 しばらくの後、モニター移った十王学園長が拍手で迎えられ、アンコール前の各種発表や告知へ。ローソンなど各種企業とのコラボグッズやイベント、ヴァイスシュヴァルツの新パック、Blu-rayの発売など、情報が発表されるたびに歓声が上がる。

 本公演で披露された各種新曲の配信日時なども発表があり、さらにそれぞれのデュエット曲が収録された
『Duet Single Collection』も新たに発表。それぞれの私服姿が描かれたジャケットには、会場中から大きな反響があった。

 音楽が一瞬途切れ、“2.5th”の文字が躍る。そしてモニターには、“初星コミュ”のような映像から「わたくしに仕えるメイドのことですわ」と香名江の話へ。なんと彼女は、アイドル活動に興味津々なのだという――。察したプロデューサーたちの、会場のいたる場所から上がる歓声。そして氷渡香名江の実装が、11月16日に実装だと発表された。

 なお、香名江に関するストーリーイベント、“氷渡香名江エピソード0”は、11月8日より開催されるとのことだ。

 3周年ライブ“The 3rd Period”についても発表があった。場所はなんと、本公演と同じKアリーナ横浜で、開催は2027年6月12日、13日。詳細は後日とのことだ。

 2.5周年から新たな星が加わることとなった『学マス』。そんな大きな発表があった後のアンコール曲は、STEP4の最後を飾るエンディングテーマでもある
『初[Orchestra ver.]』から。色とりどりの光へと答えるように手を振り、それぞれの担当するアイドルらしい振り付けを交えならのパフォーマンスとなった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 すこししっとりとした会場だったが、
『ガラクタロード』のイントロが響き渡ると一気に元気さを取り戻す。わっはっはと笑って飛び出すステージ上のキャスト陣に、プロデューサーたちも大きなコールを届けていく。思いの昂ぶりを表すように、それぞれの手にはまばゆいオレンジの光が。そして最後の“メ!”まで賑やかに、このステージをKアリーナにいる全員で盛り上げた。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 その後のMCで、「
『学園アイドルマスター』に新たな色が加わります!」と長月さん。そしてそれぞれが締めの挨拶と感謝の言葉をプロデューサーたちに贈る。

 天音さんは
『ガラクタロード』の特別版PVについて触れつつ、これまで支えてきた人への感謝の言葉を語る。泣きそうになりながらこのライブの感想を語り、自身を“成長ジャンキー”だと評しつつ、陽高さんはこれからの成長を約束。春咲さんは感謝と愛を伝えに来たつもりが逆にもらったと少し笑い、これからも歩みを止めることなく進んでいくことを伝えた。松田さんは地方ライブが東京近郊から離れてのライブは初めてながらも、標ツアーが幸せであったことを語り、笑っていた。

 プロデューサーたちに呼びかけながら標ツアーの楽しさを語った薄井さんは、つぎのライブへ成長していきたいと語りながら感謝の言葉を伝えた。川村さんは
『め』のパフォーマンスを仕上げるために“鍛えた”と語り、またKアリーナに帰ってくると噛みながらも思いを伝えた。

 11月11日にある清夏の誕生日について触れた湊さんはプロデューサーたちとともに清夏の誕生日を祝い、そしてつぎに成長を見せられる場があることについての喜びと感謝を語った。伊藤さんは感謝の言葉を伝えつつ、言葉に詰まりながらも成長への渇望を感じる1日だと振り返る。香名江が実装されることへの喜びも口にしながら、これからの成長と決意を言葉にした。

 花岩さんは緊張について正直に向き合いながらも、支えてくれるセンパイ、ファン、プロデューサーに感謝の言葉を述べる。「地球を(そして大気圏を)出れるように、がんばります」と、花岩さんらしさあふれるコメントも飛び出した。七瀬さんは
『古今東西ちょちょいのちょい』のイベントで受け取ったメッセージなどに触れつつ、本公演について振り返る。最後にはプロデューサーへの感謝の言葉で締めくくった。

 美鈴(春咲さん)と歌うことができてうれしかったと語るのは小鹿さん。いままであまりいっしょに歌う機会が無かったが、今回は2日間連続で歌えたのでうれしかったと笑う。新曲の配信についても触れつつ、感謝の言葉を述べた。「
『学園アイドルマスター』で、日本中を笑顔にしたい」と言ったのは長月さん。標ツアーへの感謝を述べつつ、皆さんにもっともっとたくさんの“楽しい”を届けると、『学マス』のセンターらしい言葉で決意を伝えた。

 そんな全体挨拶の後、全員が揃って最後の曲である
『標』へ。長月さんが「校歌斉唱!」と声を上げ、プロデューサー科の生徒とアイドル科の生徒がともにこの曲を歌う。

 キャスト陣の自由な動きもこの曲の魅力。松田さんと飯田さんが抱き合ったり、伊藤さんと川村さん、薄井さんと七瀬さんなど、手をつないで花道を歩いたりなど、それぞれのパフォーマンスに思わず目が惹かれる。

 本公演におけるソロパートの担当は、生徒会長である十王星南を演じる陽高さん。会場を越えて、この標ツアーで巡った全国へと響くような伸びやかな、高く綺麗な声で、この曲の最後を締めくくった。
『学マス』標ツアーファイナル横浜公演Day2リポート。花海姉妹の『クロスファイア』、ことね&星南の『FANTASTIC GATHERING!』とデュエット新曲が発表。すべてを包むような『標』で締めくくられた、全国を巡ったツアーの千秋楽

 長月さんの「これからも
『アイマス』ですよ! 『アイマス』!」の挨拶があり、キャスト陣は笑顔で手を振りながら退場。最後には長月さんが深々と一礼した後、弾けるような笑顔を見せて、舞台裏へと消えて行った。

 そしてプロデューサーたちの締めは、恒例の一丁締め。十王学園長、あさり先生の音頭とともに、Kアリーナ横浜へ「パンッ」という音が響き渡る。最後の挨拶が終わると、会場には、「アイマス最高!」の声が。アイドルたちの進む道が、輝きに満ちることを祝して――そんな祈りとともに、標ツアーは幕を閉じた。

“学園アイドルマスター LIVE TOUR -標- ファイナル公演”Day2セットリスト

  • 01. め(川村玲奈)
  • 02. ミラクルナナウ(゚∀゚)!(七瀬つむぎ、花岩香奈、松田彩音、川村玲奈)
  • 03. ORDER FAKE(小鹿なお)
  • 04. Roar(陽高真白)
  • 05. Howling over the World(初星学園)
  • 06. ハッピーミルフィーユ(長月あおい、小鹿なお、天音ゆかり、川村玲奈)
  • 07. 36℃ U・B・U(薄井友里)
  • 08. ワタシカワイイアヒルノコ(伊藤舞音)
  • 09. Agitato(七瀬つむぎ、春咲暖、薄井友里)
  • 10. 雨上がりのアイリス(Re;IRIS:長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
  • 11. L'Espoir(七瀬つむぎ)
  • 12. Ride on Beat(湊みや)
  • 13. 濡羽色の薄明(天音ゆかり)
  • 14. 「ねえ、言っちゃうよ。」(小鹿なお、陽高真白、春咲暖)
  • 15. ときめきエモーション(REVERSI:花岩香奈、湊みや)
  • 16. FANTASTIC GATHERING!(飯田ヒカル、陽高真白)
  • 17. クライアイ(天音ゆかり)
  • 18. 海奏ララバイ(春咲暖)
  • 19. Fighting My Way(長月あおい)
  • 20. グースーピー(松田彩音)
  • 21. 仮装狂騒曲(伊藤舞音、湊みや、陽高真白、春咲暖)
  • 22. アンバランス(乖轟:天音ゆかり、七瀬つむぎ)
  • 23. クロスファイア(長月あおい、松田彩音)
  • 24. 白線(花岩香奈)
  • 25. 古今東西ちょちょいのちょい(伊藤舞音、川村玲奈、薄井友里)
  • 26. 修楽旅行(初星学園)
  • EN01. 初[Orchestra ver.](初星学園)
  • EN02. ガラクタロード(初星学園)
  • EN03. 標(初星学園)