「プレイヤーがここで過ごしたいという世界を作りたい」
旅の舞台となるのは、森や海、雪山、城など多彩なロケーションが楽しめるオープンワールド。オープンワールドは背景ではなく、探索し、冒険する舞台とのこと。リアルで没入感のあるオープンワールドを支える技術として、時間帯ごとに異なるライティングなどを採用。天候も変化し、それは行動にも影響するという。
多彩なジニが織りなす生態系は、『ロコキングダム』のキモのひとつで、「ジニごとに声を持たせたい」との思いから、500種類を超えるジニにボイスや操作音などを実装しているというから驚きだ。「本当に生きているのだと感じてほしい」とシャオ・イエ氏。どのジニにも生命力が感じられ、同じ種類のジニでも成長の仕方で異なる姿になるそうだ。
また、本作はPVPバトルにも対応しているが、誰もが公平に楽しめるようにとのことで、「課金が勝敗を左右しません」(シャオ氏)とのこと。ジニに対する理解やチーム編成で勝利をつかみ取ってほしいそうだ。
シャオ・イエ氏は「プレイヤーがここで過ごしたいという世界を作りたいです」とプレゼンを締めくくった。
イリス役のKENNさんとイェッシー役の相羽あいなさんが『ロコキングダム』の世界を堪能

『ロコキングダム』の世界についての印象を尋ねられると、中学生のころから大のゲーム好きだというKENNさんは「色味や形がかわいらしく、何よりも世界観がすばらしい。広大なオープンワールド、王国や遺跡などさまざまなエリアがあり、実際に旅行しているような感覚になれる点に魅力を感じました」とのこと。
相羽さんは「ジニが特徴的。かわいいジニやかっこいいジニがいるので、どんな子がいるのか探したくなる。(ジニが)400種類もいると伺って、想像以上の多さに驚きました」と語った。
続いて、おふたりが演じたキャラクターについて伺うと、大魔法使いイリス役を演じたKENNさんは、「自信があり、明るく元気で、少し強引な一面もありますがやさしい性格です。また、どこか秘密を抱えている部分もあり、(知れば知るほど)深みのあるキャラクターになっています」と回答。
イェッシーを演じた相羽さんは、「なんでも知っている博識なキャラクターです。皆さんの先輩として、時には戦うことがあるかもしれませんね……。そのときは、敵として立ちはだかるイェッシーを楽しみにしていてほしいです」とお返事。

さらに、ゲーム好きのおふたりが気になる『ロコキングダム』のキャラクターやジニについて尋ねると、KENN さんは「僕はユニコーンが好きですね。初めて見たときも小さくてかわいい感じが素敵だなと思っていたのですが、成⻑するととてもかっこいい感じになるので、そのギャップも好きです」と紹介。相羽さんは「私はダッキージです。触れられるのが嫌いだと伺ったのですが、触ろうとすると嫌がる様子が愛らしくて、気になりました。目元もすごく印象的で、魅力的だなと思っています」と、魅力を語った。
発表会では、さらなる出演声優さんも発表された。
- 小林裕介さん……エンサー役
- 鬼頭明里さん……フレイヤ役
- 古賀葵さん……クラリッサ役
- 日笠陽子さん……白樹役
- 河瀬茉希さん……ルイス役
- 大河元気さん……ホイッホル役


生アフレコに挑戦したKENNさんは、「緊張しましたけど楽しかったです。実際のゲーム画面に合わせて演じるのはふだんのお芝居とは違ったテンポ感なので楽しませていただきました」とコメントし、相羽さんは「ゲーム自体も初公開ということで、とても贅沢で良い緊張感を抱きつつ演じさせていただきました」と話した。
おふたりの演技を堪能した後は、ゲーム好きだというKENNさんが実際に『ロコキングダム』をプレイ。ユニコーンをつかまえて、その上に乗って散策するところまでが披露された。ゲームを見て、マップの広さに感嘆したKENNさんと相羽さん。
KENNさんは、ユニコーンを捕獲すると、グレイスコーンに進化させてフィールドを移動。ゲームプレイを満喫していた。
プレイした感想を問われたKENNさんは「色合いがすばらしいですし、直感的に遊べるので、少し遊んだらすぐに慣れると思います。初めての僕でも簡単に操作できたのでゲームとして遊びやすい印象です」と振り返り、相羽さんも「世界観が美しくて、一瞬だけでもやり込み要素がたくさん伝わってきました。自分だけのジニを集めることができると愛着が湧きますね」とのこと。
最後にMCから楽しみにしている方へのメッセージを聞かれると、KENNさんは「イリス役を務めさせていただいたのですが、キャラクターも深くてストーリーもワクワクしながら収録しています。皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思いますので、実装されたらぜひプレイしてみてください!」とコメントし、相羽さんは「中国で16年以上愛されている『ロコキングダム』に携わらせていただけるなんて本当にうれしい限りです。グラフィックも美しく魅力に溢れたゲームですので、ぜひ皆様といっしょに楽しんでいけたらと思います!」と熱く語
り、発表会は幕を閉じた。


【インタビュー】この世界を細部にいたるまで探索してほしい
小野(シャオ・イエ)氏
Morefun Studios ナラティブディレクター兼ローカライズ責任者
2020年ころ、当時すでに持っていた技術を使って、このゲームをもう一度新しく想像し直すには、とてもよい機会だと考えました。それは、ある意味では自然な流れでもありました。
子どものころに遊んだものが、新しい姿で現れたら、その人はどれほどうれしいだろう――そう想像したんです。そうした気持ちから、このような新しいゲームを作ることは、とてもよいことだと考えました。
――シャオさんもこのゲームのファンだったのですか?
――そんなシャオさんが作り直すにあたって、とくにこだわった点は何ですか。
同時に、単に昔のまま再現するのではなく、物語の語りかたとして新しい品質、新しい手法を備えていることも重要でした。この“原作らしい感覚“と“新しい物語表現”を両立させる点は、とても大切にしています。

また、このゲームが持つ多くの感情は人間に共通する普遍的なものだと考えています。童心に返る感覚、生き物が生き生きと動く感覚、そして生き物どうしの生態が再現されているおもしろさは、国に関係なく多くの人が感じられるものです。だからこそ、基本的にはそのまま世界の皆さんに遊んでもらえると考えています。
――日本のプレイヤーに、とくに注目してほしい部分はありますか。
すべてのジニに、現実の動物のような固有の行動パターンを設計しています。人を怖がるジニ、人になつくジニ、人に対して非常に攻撃的なジニがいます。異なる種族のあいだにも、現実の捕食者と被食者のような異なる関係があります。
この世界の生態は、本物らしく感じられるように作っています。単にNPCを決まった場所に置き、決まったことだけをさせるものではありません。
もうひとつ楽しんでほしいのは、シームレスなマルチプレイ体験です。世界の中で別のプレイヤーと直接出会い、いっしょに冒険したり、さまざまなジニを捕まえたりできます。これは特別な体験になると考えています。
プレイヤーどうしの絆を感じられる行動もたくさん用意しています。新しい友だちと出会ったら手をつなぎ、ひとりがもうひとりを連れて走り回ることができます。とても童心があり、あたたかい体験です。手をつないで遊ぶと、ゲーム内アイテムをより早く得られるといった利点もあります。連れられている側は操作しなくても、自分のアバターが引かれて歩く様子を気楽に眺められます。
また、多くのジニには、ふたりでいっしょに乗ることができます。ふたり乗りの動きやアニメーションは、ジニごとに個別制作しています。片方のプレイヤーを手で持って移動するようなものもあれば、ひとりが上によじ登り、もうひとりが前に寝そべるような、ユーモアのある乗りかたもあります。そういった細部をたくさん発見してほしいです。

――ちなみに、シャオさんがお気に入りのジニは?
かつては偉大な光のジニの王で、王者のような存在でした。200年以上前の戦争で王国を守るために大量の力を使い、そのため過去のことを忘れてしまいました。それでも、新しい冒険者であるプレイヤーが勇気を持っていることを感じ、本能に従ってプレイヤーを見つけます。


現時点では、すべてが完成しているわけではありません。いまは一部のジニについて、それぞれ個別のストーリーを遊べる状態です。残りも徐々に作っていきたいと考えています。オンラインゲームであることの利点は、継続して更新できることですね。
ジニの物語には、いくつものスタイルがあります。もっとも典型的なのはクエストで、プレイヤーがゲームの中で実際にジニと関わります。一方、ゲーム内で発見する絵本のような物語もあります。
たとえば、非常に強いボスを倒すと、そのボスの“記憶”が落ちることがあります。物語を語るジニを見つけ、その記憶を読み解いてもらうと、童話のような絵によって物語を見られます。これは物語を伝える方法の一例で、ほかにも多くの方法を考えています。
――日本だけで遊べる要素や、日本限定の内容を用意する計画はありますか。
そのため、技術的にもある国にしか存在しないものは基本的に作らない考えです。皆さんが同じ時間、同じ世界にいて、さまざまな国のプレイヤーといっしょに遊べる形を目指しています。
――10月27日に始まるクローズドベータでは、どのような内容を体験できますか。
メインストーリー以外にも、広大なオープンワールドの探索、各種の遊び、ジニの捕獲を体験できます。コアとなるオープンワールド地域として“風眠領”を開放します。
そこではPvEのバトルを遊べるほか、ほかのプレイヤーとのマッチング型PvPにも挑戦できます。さらにシーズンも開始し、レジェンドジニに挑戦して、とても格好いいレジェンドジニを獲得できるチャレンジも用意します。

しかも、すべてのジニの設計に多くの力を注いでいます。一体一体がまったく異なり、それぞれに固有のアニメーション、固有の音、プレイヤーとの固有の交流方法があります。ジニの数とクオリティーの高さは、大きな魅力です。
ふたつめは、革新的なバトルシステムです。本作はターン制ゲームですが、その仕組みに大きな革新を加え、よりテンポの速い戦闘にしています。同時に、頭脳ゲームのような読み合いも楽しめます。じゃんけんで相手が何を出すか読むように、相手がつぎに何をする可能性が高いかを予測し、判断するポイントを数多く加えました。したがって、ターン制でありながら、非常にスピーディーで戦略性のある戦闘になります。
3つめは、シームレスなソーシャル機能を備えた大世界です。世界中のどこにいる人ともいっしょに遊べます。また、新しいコンテンツを継続的に追加します。オンライン運営によってコンテンツの品質を高め、量も増やし続け、長く遊ぶプレイヤーの期待に応えていきます。
この3つが、日本のプレイヤーにもとくに気に入ってもらえる点だと考えています。

















