2026年9月17~21日の期間(※17日、18日はビジネスデイ)、千葉県・幕張メッセにて東京ゲームショウ2026(TGS2026)が開催。
Sanrio Gamesブースでは2027年配信予定のスマホ向けダンス&リズムゲーム『Sanrio Kawaii Me Live!』が試遊出展。サンリオ楽曲にノリながらプレイしている来場者の姿も多く見られた。そんな『Sanrio Kawaii Me Live!』の試遊リポ、さらにはプロデューサー稲原 学氏に本作の詳細をたっぷりとうかがった。
カワイイと音楽が融合した『Sanrio Kawaii Me Live!』でサンリオの音楽を浴びる
本作にはふたつのモードがある。パフォーマンスモードはサンリオキャラクターたちのパフォーマンスを担当しながらプレイできるモード。いっぽうのテクニカルモードは、ノーツ落下型のいわゆる音ゲーとしてイメージしやすいオーソドックスなモードだ。




▲左画面がパフォーマンスモード、右がテクニカルモード。
まずはカジュアルなパフォーマンスモードでプレイ。音ゲーは背景など見ている余裕はなかったりもするけれど、本作はカメラもグリグリと動き、しっかりキャラクターの動きが見える。難易度はEasyのみで音楽ゲーム初心者も楽しめる内容になっている。ハローキティがブレイクダンスを踊っているのがちょっと衝撃だった(本当になんでもできるなあ……)。
テクニカルモードは、ノーツと楽曲のリズムが合っていて心地よく感じる。プレイした楽曲『プリンとマフィンのポムポムビート☆』は筆者自身は数回しか聴いたことがなかったものの、いつの間にか音に合わせて体を揺らしている自分がいた。音楽に合わせてタイミングよくノーツをタップすることに集中できる、音ゲーの楽しさが詰まったモードだ。


稲原 学氏(イナハラ マナブ)
サンリオ ゲーム事業部 開発一課 シニアマネージャー 兼 プロデューサー
『Sanrio Kawaii Me Live!』の開発を手掛ける。
推しのサンリオキャラクターはタキシードサム。
――今回、東京ゲームショウに初出展されましたが、来場者さんの反応はいかがですか。
稲原
ありがたいことに『Sanrio Kawaii Me Live!』コーナーにも多くの方が立ち寄ってくださいました。そこでキャラクターを見て「わーっ!」って言ってくれるだけでもうれしくなってしまいましたね。また、テクニカルモードの難易度エキスパートで遊ばれていた方もいらっしゃいまして。きっと音楽ゲームがお好きなんだろうなという方にもアプローチできていると実感して、ホッとしました。

――先ほど『Sanrio Kawaii Me Live!』を試遊させていただきましたが、本作はふたつのモードが特徴的ですね。
稲原
はい、本作はリズムゲームに不慣れな人から上級者まで遊んでいただけるように、パフォーマンスモードとテクニカルモードをご用意しています。推しのキャラクターを見たいという人は、キャラクターの動きがよく見えて直観的に遊べるパフォーマンスモードで、ハイスコアを目指したい人はレーン上にノーツが流れてくるテクニカルモードで楽しんでいただければと考えています。
――Sanrio Gamesブランドの第2弾として、いわゆる音ゲーというジャンルが選ばれたのは、どういった経緯があったのでしょうか。
稲原
数年前、サンリオでゲームブランドを立ち上げるという話になり、そこからどんなゲームがいいのかと考えたときに、ピューロランドやハーモニーランドでのパレードで、来場者さんが音楽にノって楽しそうにされている姿を見て、サンリオの音楽を使ったリズムエンターテインメントを作りたいと思ったんですね。
先日も、横浜の赤レンガ倉庫でポムポムプリンの音楽フェス“ポムフェス”が開催されまして、これが盛況だったんです。そんなこともあって、近年はサンリオの音楽が皆さんに認知されてきているなと感じていますし、国内はもちろん、海外のお客様にもサンリオの音楽とエンターテインメントをお届けしたいなという思いも『Sanrio Kawaii Me Live!』の立ち上げに結びついたのかなと思います。
――多くの楽曲に気軽に触れられるのはリズムゲームならではですし、海外のプレイヤーさんにも音楽の魅力が伝わりやすいかもしれませんね。試遊でも遊べる楽曲の多さに驚きましたが、リリース時にはどれくらいの楽曲数になりそうですか?
稲原
おおよそ40曲ほどを想定しています。キャラクターソングから、ピューロランドなどで流れるパレード曲まで、リズムゲームと相性がよい楽曲を詰め込んでいます。いまも楽曲を鋭意制作中なのですが、これまでに発表されたサンリオの楽曲をそのまま収録するだけでなく、ダンスミックス、ユーロビートミックス、バンド調といった形でアレンジしたものもご用意しています。さらに、ユニバーサルミュージックさんとのタイアップで、6組のアーティストさんが書き下ろした楽曲も収録されるので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
収録楽曲の一部
- KAWAII FESTIVAL(ゲームRemix)
- Welcome to this World of Dream(ゲームRemix)
- まんまるらいと(ゲームRemix)
- Greedy Greedy
- プリンとマフィンのポムポムビート☆
- めろめろ♡マイメロディ
- ろまんてぃっくバナナパルフェ
- しあわせのラベル
- ふれーふれーがんばれー!
- クロミの!きゅるきゅんモード★
- ごむきこのうた
- Let's make it a HAPPY☆DAY
- ハッピー戦隊★はぴだんぶい
- きりみの歌~おいしく食べてね♡~
- SAKURA JUMP
- スターどーむ
- はぴだんぶい!!!
- Lucky Happy Everyday
- すっPON♡PON JAPAN
- Party Party
- ミラクル★りぼん
- Beatcats
- Nyaightmare Party
- Sweet melody
※「Miracle Gift Parade」は現在終演。
――ポルカドットスティングレイの雫さんは東京ゲームショウの一般公開日のステージにも出演予定ですね。そもそもアーティストさんとのタイアップはどのようにして決まったのでしょうか。
稲原
タイアップアーティストの方々は、サンリオキャラクターがお好きだったりして、それがご縁につながった形ですね。そのアーティストのファンの方にも、彼らがサンリオキャラクター好きだというのが認知されているようで、我々がライブに行かせていただいたときも「推しがマイメロディが好きだから、マイメロディグッズを身に着けています」といったように、サンリオグッズを持っている人をお見かけしました。
また、アーティストさんとタイアップ楽曲についてのお話をしたときには、「サンリオならばこういう楽曲はどうか、このキャラクターならこういうイメージはどうだろうか」と、いろいろと熱意あるご提案をいただくこともありました。
――サンリオキャラクターがお好きなアーティストさんとのタイアップになっているわけですね。ますます楽曲が楽しみになります。
稲原
我々としても、アーティストのファンの方がサンリオキャラクターを知ってくださるように、本作がアーティストのファンをさらに増やす架け橋になれたらいいなと思っています。

超カワイイ!! だけじゃない、コーディネートの楽しみ
――キャラクターの着せ替えも本作のポイントですね。
稲原
そうなんです。服だけでなく、アクセサリや楽器もコーディネートできますよ。ちなみに『Sanrio Kawaii Me Live!』はタイトルにも“ミライ”と入っているように、本作は近未来風のデザインを意識しています。ですので、いまご覧いただいている衣装もY2K(2000年前後にかけて流行したファッションやカルチャーを指す)のレトロフューチャーであったり、あるいはY3Kのようなテイストになっているんですよ。


――ハート型のサングラスや、☆をモチーフにしたデザインがかわいいですね。これらの衣装はどのように入手していくことになるのですか?
稲原
基本的にはリズムゲームをプレイすることで得られるポイントを集めてガチャを回したり、クラフトで作ることで手に入ります。また、イベントの達成報酬として衣装を得られる機会もご用意しています。
――イベントは季節にまつわるものなのでしょうか?
稲原
はい、季節イベントはもちろんですが、ゲームに登場予定のキャラクターの誕生日などもあるので……。「今月はクロミの誕生日だから、お祝いのイベントを達成すればこの衣装がもらえるよ」といった感じで、毎月何かしらのイベントが開催される予定です。
――それは楽しみですね。リリース時には何人くらいのキャラクターが登場するのでしょうか?
稲原
15人ほどを予定しています。リリース後も、アップデートで継続的にキャラクターを追加していく計画です。
――ちなみに、イベントにはスコアランキングなどもあるのですか?
稲原
サンリオには「みんななかよく」という理念がありますから、競い合うというよりは、「このプレイヤーさんはこのスコアまで到達しました、いいね!」といった機能を考えているところです。
――スコアは自分の中の目標だったり、モチベーションを高めるものといった役割が大きくなりそうですね。
稲原
スコアアップにはコーディネートも関わってくるんですよ。衣装にはリズムゲームをサポートする機能も備わっていまして、たとえばタイミングの判定をひとつ上のランクにしてくれるとか、ミスを確率で帳消しにしてくれるといった特徴を持っています。
――なかには、いわゆる強い衣装というのがあったりするのでしょうか?
稲原
それぞれの衣装のパラメーターに大きな差があるわけではないですね。衣装は強化することでレベルを上げられるのですが、どれだけ強化したかでスコアの伸び幅が違ってくる形です。リズムゲームをプレイすることで衣装を強化するためのアイテムが手に入るので、それでレベルを上げていってハイスコアを目指していただければと。
また、レベルは同じ衣装を重ね掛けすることで上限が解放されるという仕組みもあります。それと、装備した衣装の効果はそのままに、見た目だけを好きなコーデにする機能もご用意しています。
――「この服の効果は欲しいけど、コーディネートとしてはこっちの服が好き」なんてときに重宝する機能ですね。
稲原
以前実施したクローズドβテスト(CBT)で、プレイヤーさんからもまさにそういったご要望をいただいたんです。「スコアも上げたいけど、やっぱりこのキャラクターにはこの衣装を着せたい」と。
――その声がしっかり反映されているのですね。
稲原
CBTのプレイヤーアンケートでは、ロングノーツなどの操作感へのご要望も寄せられまして、細かくチューニングしています。
――ちなみに現在の開発状況は何パーセントぐらいでしょうか?
稲原
私のなかでは85%から90%ぐらいのところまで来ているなと思っています。あとは、より品質を上げることで、サンリオキャラクターを推してくださっている皆さんの声にどれだけ応えられるかというブラッシュアップの段階にあるかなと考えています。
――今回のTGS 2026では完成形に近い状況で遊べるということですね。本作を試遊してみようかなと思われている皆さんに、ひと言をお願いします。
稲原
サンリオゲームズはTGS初出展でドキドキしていますが、『Sanrio Kawaii Me Live!』はサンリオが贈る“カワイイ”と、音楽の融合を最大限表現できていると思っていますので、ぜひブースに足を運んで体験していただけたらうれしいです。ぜひよろしくお願いいたします!
DJクロミのパフォーマンスがフロアをぶち上げる!
サンリオゲームズのステージでは、クロミがDJとなって『Sanrio Kawaii Me Live!』に収録予定の楽曲を披露する、“DJクロミ ライブステージ”も開催。クロミのキャラクターソングである『Greedy Greedy』が流れると、会場は一気にヒートアップ。続いて『めろめろ♡マイメロディ』、『まんまるらいと(Citypop 1984)』、『KAWAII FESTIVAL(ゲームRemix)』、『プリンとマフィンのポムポムビート☆』、『キミのこと、だいだいすきだもん☆』などの人気曲がかけられた。

