ロゴジャック広告

【OW】『オーバーウォッチ』最新情報を深掘り。開発「ドクトリンのドローンは強力すぎてシーズン5の最前線を張るヒーローになる」【インタビュー】

【OW】『オーバーウォッチ』最新情報を深掘り。開発「ドクトリンのドローンは強力すぎてシーズン5の最前線を張るヒーローになる」【インタビュー】
 2026年9月12~13日にアメリカ・アナハイムにて、Blizzard Entertainmentのゲームの祭典“BlizzCon 2026”が開催。本イベントにて、『オーバーウォッチ』の最新情報が多数公開された。
広告
共通パーツ画像
 新サポートヒーローのドクトリンの発表のほか、ソンブラとロードホッグに大幅なリワークが行われる。この発表を受け、開発チームのAlex氏とBen氏への合同インタビューが実施された。新情報に関して、深掘りしたのでその内容をお届けする。

Alec Dawson(アレック・ドーソン)

『オーバーウォッチ』アソシエイト・ゲーム・ディレクター。

Ben Bell(ベン・ベル)

『オーバーウォッチ』VP&エグゼクティブ・プロデューサー。

ドクトリンと相性がいいのは高いファイアレートを持つヒーロー。使いこなすカギはアビリティ“強化”

――新サポートヒーロー・ドクトリンはどのようなヒーローか改めて教えてください。

Alec
 ドクトリンはエイムベースのサポートヒーローです。エイム力は要求されますが、メイン武器は当たった相手が敵であればダメージを与え、味方であればヒールを与える、アナに近い性能です。比較的とっつきやすいヒーローだと思います。

 アビリティは、受けるダメージを軽減しながらブリンクができる“クリムゾン・ヴェール”。“ヴァイタル・ドローン”は味方にライフと攻撃速度バフを与えるアビリティで、高いファイアレートを持つシエラやバスティオン、ソルジャー76などと組み合わせると非常に強力です。

 そしてカギとなるのが“強化”。このアビリティを使用すると、つぎに発動したアビリティが文字通り強化されます。“クリムゾン・ヴェール”を強化すると飛行が可能になり、“ヴァイタル・ドローン”を強化すると、バフが自分自身にも適用されます。メイン武器にも強化を使うことができ、射撃が敵を貫通する大きな弾に変化します。“どのアビリティに強化を使うか”という選択が、もっとも重要になるヒーローです。ちなみに強化はチャージがふたつあり、クールダウンで使用可能になります。

 彼は基本的なヒーローのひとりだと考えています。表面上はシンプルでわかりやすいのですが、“強化”の存在によって深みが生まれています。最近のヒーローの中でもっとも楽しいと思うので、ぜひこの週末にプレイしてみてください。
『オーバーウォッチ』最新情報を深掘り。開発「ドクトリンのドローンは強力すぎてシーズン5の最前線を張るヒーローになる」【インタビュー】
――機動力が高いドクトリンは、どのような構成での活躍を考えていますか?
Alec
 ドクトリンは飛行により多様なポジションを取ることができ、さまざまな構成に入ると考えています。ただ、“ヴァイタル・ドローン”の攻撃速度バフの恩恵を最大化できるヒーローと組んだとき、真価が発揮されるはずです。

 ドゥームフィストにバフを渡してもあまり意味はありませんが、シエラのような高いファイアレートを持つヒーローとのシナジーは絶大です。そのためスピード系の構成に組み込まれるでしょう。

――ドクトリンはキリコと性能が少し競合するように思えますが、直近でキリコがナーフされたことと何か関係はありますか?

Alec
 キリコとはプレイスタイルが大きく異なると考えています。キリコは神出鬼没のテレポートを主軸に立ち回るヒーローです。一方のドクトリンは、後衛からエイムをしっかり合わせて戦うヒーローなので、本質的には“機動力が上がったアナ”と考えてもらうとイメージしやすいと思います。
『オーバーウォッチ』最新情報を深掘り。開発「ドクトリンのドローンは強力すぎてシーズン5の最前線を張るヒーローになる」【インタビュー】

ソンブラがまさかのサポートへリワーク。ウイルスは回復阻害のサイバースペースという新アビリティに

――ソンブラがサポートロールに移行するリワークは非常に驚きでした。その意図と、具体的なスキルの変更をお聞かせください。

Alec
 ソンブラが長らく問題を抱えていた根本にあるのは、“ステルス”、“高い殺傷力”、“ハッキングによるサイレンス”という三角形の組み合わせでした。サポートロールに移すことで、彼女らしさを残しつつ、DPSとしての殺傷力は削ることができ、そのデザイン的な整合性から、サポートへの移行を決定しました。

 彼女の回復手段となるのは、ハックの代わりに実装した“ホットフィックス”です。味方に使うと即時ヒールと時間経過回復が付与され、12秒かけて合計200回復できます。たとえば、ゲンジが龍撃剣を使う前にホットフィックスで時間経過回復をかけておくと、余裕を持って龍撃剣で突っ込むことができたりします。

 また、“ソンブラは危険人物”という認識は変えたくなかったので、ウイルスをサイバースペースという新アビリティに変更しています。これはフィールドを展開して、味方にはヒール、敵にはダメージを与えながら、ヒール効果を50%減衰させるデバフを付与できます。
『オーバーウォッチ』最新情報を深掘り。開発「ドクトリンのドローンは強力すぎてシーズン5の最前線を張るヒーローになる」【インタビュー】
――ロードホッグのリワークについて、具体的にどのように変わるのでしょうか。
Alec
 チェイン・フックは残っています。おもな変更点はメイン武器で、これまでの1発の大きなショットガンブラストから、2連射に変更しています。コンボでキルを取るためには両方のショットを当てなければならないため、少々トリッキーな動きに変わりました。

 もうひとつの大きな変更が右クリックに追加された“トラッシュコンパクター”です。2秒間、敵の飛来物を吸収し、それをゴミの塊として投げ返すアビリティです。これによってチームのために“場所を死守する”といった立ち回りがしやすくなるはずです。
『オーバーウォッチ』最新情報を深掘り。開発「ドクトリンのドローンは強力すぎてシーズン5の最前線を張るヒーローになる」【インタビュー】
――今年だけで10体以上のヒーローが実装されるというハイペースな開発について、バランスや新規プレイヤーへの影響をどう考えているのでしょうか。
Alec
 新ヒーローをリリースするたびに、“『オーバーウォッチ』そのものを変えること”が重要だと考えています。メタが変わることを重要視しており、ドクトリンはまさにそのキャラクターのひとりです。彼の“ヴァイタル・ドローン”の強さは、シーズン5のメタの最前線に立つと考えています。

 またヒーローを追加するだけでなく、既存ヒーローへのケアも続けることが開発のポリシーです。ソンブラとロードホッグのリワークは長い時間をかけて温めてきたもので、リリースするのを開発チーム全員が心から楽しみにしています。

――パライソや釜山(プサン)など、既存マップの大規模なリワークが続いています。チームが「このマップにはリワークが必要だ」と判断する際には、勝率やマップ投票のデータ、プレイヤーからのフィードバックなど、どのような要素を重視していますか?

Alec
 いくつかの要素が絡み合っています。まずマップ投票のデータで、プレイヤーが「このマップには行きたくない」と示しているマップは、とくに注目しています。加えて、開発側としてそのマップの課題点に対して“いいアイデアがある”かどうかも重要です。チョークポイントが厳しすぎる、守る側の遮蔽物が少ない、といったフラストレーションの原因を把握し、それに対するアプローチが見えたときにリワークに踏み切っています。

 さらに重要なのが、環境の見た目を変えることです。先シーズンのパライソのリワークでは、ルシオのクラブが本当の意味でクラブらしい空間になり、開発陣も非常に満足しています。マップのメカニクスと見た目の両方を一段上に引き上げられたとき、それが理想的なリワークだと考えています。

――シーズン5で約1年続いたストーリーがひとまず完結するとのことですが、2027年以降の世界観はどうように展開していくのでしょうか。

Ben
 ここでは少し秘密にさせてください。シーズン5での完結は、プレイヤーの皆さんをしっかり驚かせる形にしたいと思っています。来年の目標は、さらに高いレベルのエンターテインメントを届けることです。物語の強度を上げ、世界観をより深く掘り下げていきたいと考えています。来年のシーズン1には本当に特別なものを用意しているので、皆さんに気に入ってもらえるとうれしいです。
『オーバーウォッチ』最新情報を深掘り。開発「ドクトリンのドローンは強力すぎてシーズン5の最前線を張るヒーローになる」【インタビュー】

      本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

      週刊ファミ通最新刊
      週刊ファミ通表紙
      購入する
      ebtenamazon
      電子版を購入
      bookWalker