【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】

【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】
 2026年9月13日、14日に『アイドルマスター SideM』(以下、『SideM』)の単独ライブイベント“THE IDOLM@STER SideM 11th STAGE ~EVER EVER@FTER~”が開催された。
広告
 同イベントの2日目には、長年『SideM』のアイドルたちを応援してきたプロデューサー(『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)にとって、思わぬサプライズも。なんと、『SideM』にとって初となる家庭用ゲームプロジェクトとしてNintendo Switch2、Nintendo Switch向けの新作の制作が発表された。

 発表に先駆けて、ゲームを手掛けるバンダイナムコエンターテインメントの石澤雪枝氏とディースリー・パブリッシャーの藤田峻輔氏にインタビューを行う機会をいただいた。今回のタッグが実現した経緯や、『SideM』初の家庭用ゲームの見どころなどをうかがった。

石澤雪枝氏(いしざわ ゆきえ)

バンダイナムコエンターテインメント所属。『アイドルマスター SideM』のコンテンツプロデューサーを務める。文中は石澤。

藤田峻輔氏(ふじたしゅんすけ)

ディースリー・パブリッシャー所属。家庭用『アイドルマスター SideM』のゲーム制作プロデューサー。文中は藤田。

【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】

あるきっかけと大きな流れに恵まれて初の家庭用ゲームに!

――自己紹介と本作での役割を教えてください。

石澤 
『SideM』の世界観を作ったり守ったりする仕事で、その中でアイドルたちのストーリーの制作・監修をしています。

藤田 
家庭用ゲームのプロデュースを担当しております。今回はバンダイナムコエンターテインメントさんとタッグを組んで『SideM』の家庭用ゲームを制作するにあたり、ディースリー・パブリッシャー側のプロデューサーを担当させていただくことになりました。

――ちなみに、藤田さんはこれまで『アイドルマスター』のコンテンツに関わったことはありますか?

藤田 
いえ、今回が初めてになります。石澤さんたちに教えてもらいながら開発を進めています。

――これまで『SideM』は、フィーチャーフォンやスマートフォン向けに展開され、本作が初の家庭用ゲーム機での作品となります。家庭用ゲーム機での展開を決めた理由は?

石澤 
アイドルたちの物語を、プロデューサーの皆様のお手元に残る形でお届けしたい。そうした思いは、以前からずっと抱き続けていました。ですが、実現までには多くの課題があり、なかなか達成できずにいたのです。今回、あるきっかけと大きな流れに恵まれ、ようやく挑戦できることになりました。一度ご購入いただければ、いつでもお手元で、ご自分のペースでアイドルたちと過ごしていただけます。

藤田 
弊社は家庭用ゲームを主に制作している会社ですので、家庭用ゲームが真っ先に選択にあがってきます。バンダイナムコエンターテインメントさんとお話させていただくことになりまして、とても幸運だったと思っています。

――開発はいつごろスタートしたのでしょうか?

石澤 
新作の話が挙がったのは、昨年の10月ごろだったと記憶しています。実際に動き出したのは、年末年始でしたよね?

藤田 
そうですね。まだ1年経っていないこともあり、プロジェクトが始動したことをプロデューサーの皆様にお伝えしたいと考えました。

――本作は、ディースリー・パブリッシャーが開発を行っているとのことですが、どういう経緯でそのような体制で制作することになったのでしょうか? また、バンダイナムコエンターテインメントは本作にどの程度、開発に関わっているのでしょうか?

石澤 
家庭用ゲームの制作は、『SideM』にとっても私にとっても初めての試みで、まったくノウハウがない状態でした。作りたいと考えていたのはストーリーを軸としたゲームでしたが、その作りかた・売りかたについても、社内に十分なノウハウがありませんでした。そこで同じグループ会社であるディースリー・パブリッシャーさんをご紹介いただき、制作にご協力いただける会社様のご紹介や調整など、多方面でお力添えをいただいています。

 本作は二社協力のもと制作を行っていますが、IPに関わる部分はバンダイナムコエンターテインメントが担当しています。とくにシナリオ・イラストに関しては、ほぼ弊社が管理しています。シナリオは“315 PASSION CONTENTS”(※)と地続きの世界線となっており、齟齬が出ないよう注意を払いながら進行しています。
※『SideM』のアイドルたちの物語や各種アーカイブを楽しめる、アイドルマスター ポータルサイト、SideMブランドページ内で展開されるコンテンツ。
藤田 
我々は家庭用ゲームとしておもしろく、バンダイナムコエンターテインメントさんは『SideM』としておもしろく、という役割分担でタッグを組んでプロデューサーの皆様におもしろいものをお届けしたい、というスタートでした。といいながらも、ゲーム内容に関してもバンダイナムコエンターテインメントさんとガシガシ意見を交わしながらやっていますので、本当にいっしょに、ワンチームでつくっていると思っていただければと思います。
【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】
――本作がどのようなゲームなのか教えてください。

石澤 
基本的には、シナリオを読み進めていくアドベンチャーゲームです。ゲーム冒頭、315プロダクションの社長からプロデューサーへ、「さらなる"最高"を目指す次のステージを作り上げてほしい」という新たなミッションが課せられます。プロデューサーは全16ユニットの中からリーダーとなる1ユニットを選び、1年後の大きなステージに向けて、リーダーユニット、それからリーダーユニットに応じて自動的に選抜されるサポートユニット、さらに残り14ユニットのアイドルたちと協力しながら走り出していく、という内容です。ポイントは16ルートのストーリーが存在していることで、シナリオボリュームはかなり多いものになる見込みです。

藤田 
プロデューサーの皆様に、アイドルたちのお話を楽しんでいただくゲーム、というのがスタートでした。すべてのユニットにルートがあり、すべてのアイドルにイベントがありますので、きっと楽しんでいただけると思います。そのぶん、非常にシナリオがボリューミーで制作がとてもたいへんでして……。開発現場はひいひい言いながらつくっています。

――ストーリーはフルボイスで楽しめるのでしょうか?

石澤 
メインとなるストーリーはフルボイスでご提供したいと考えていますが、細かいコミュに関してはパートボイスでお届けする予定です。

――全16ユニットの中からリーダーとなる1ユニットを選べるとのことですが、最初から好きなユニットを選択できるかどうか気になります。

石澤 
はい。補足しますと、リーダーユニットは好きに選択できますが、サポートユニットはリーダーユニットごとに決まったメンバーが自動的に選出されます。

――1周あたりのボリュームは、何時間くらいを想定していますか?

藤田 
まだ仕様を調整している段階なので、時間でお答えするのは難しいですね。

――本作はNintendo Switch 2とNintendo Switchでリリースされる予定ですが、ハードによる違いはあるのでしょうか?

藤田 
ハードによってゲーム体験が変わることはありません。どちらのハードでも、同じようにプロデュースしていただけると思います。

――新衣装の見どころは?

石澤 
新衣装のデザインはキャラクター原案のFiFS(フィフス)さんにお願いしました。今作ではさまざまな要素において、整い切ってはいないものの、その中で力強さ、情熱、笑顔が伝わってくる、健康的で発展途上な雰囲気を意識しています。そういった考えのもと、テーマカラーは洗練された白ではなく、明るさや無限の可能性を示唆するようなクリーム色にしました。

 また、「賑やかでカラフルな要素を入れたいです」と相談したところ、『SideM』を象徴するようなグリーンや紺を使用しつつ、ユニットカラーの缶バッジなどをつけてもらいました。缶バッジの色の組み合わせも、意味のあるものになっています。

 さらに、新作発表の映像内でも掲載された、今作のキーワードとなる“MMM”も衣装にふんだんに取り込んでいただきました。バッジや垂れ下げベルト、腕のタグのデザインはもちろんですが、よく見ると胸元にも……? ぜひ探してみてください。
【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】
――なるほど。ほかに公開できる情報で、本作の注目ポイントを教えてください。

石澤 
なんといってもシナリオのボリュームです。ユニットごとの計16ルートのメインストーリーが存在し、その1本1本が“315 PASSION CONTENTS”で“長編”と分類している、オート再生で1時間ほどのストーリーと同程度の分量があるので、たっぷりお楽しみいただけると思います。

 さらに本作は、16ユニットが同じゴールを目指して走り出すのではなく、共通のコンセプトを与えられたうえで、各ユニットがそれぞれ思い描くゴールへ、自分たちの道のりを進んでいく内容となっています。各ユニット、そしてアイドルたちがどのようなゴールを設定し、それに向かってどう走っていくのか、という点にもぜひご注目いただければと思います。

 また、『SideM』はすでに10年以上続いているIPですし、興味を持っていただいても、すべてのストーリーを追うのはハードルが高く、どこから手をつければよいかわかりづらい、ということも理解しています。本作は物語をいちから描くものでも、初めて触れる方を強く意識して作る内容でもありませんが、どのような特性を持ったユニットやアイドルが所属しているのか、彼らがアイドルを目指す気持ちなどを知っていただけます。「とりあえずここから始めてみよう!」につながってくれたら、という期待も持っています。

藤田 
やはり大きなポイントはシナリオです。16ユニット49人の物語を楽しんでいただければと思っています。これまでの『SideM』を楽しんでいただいたプロデューサーの皆様からすれば、「ディースリー・パブリッシャーって誰? どこ?」という感じだと思います。ですが、しっかりバンダイナムコエンターテインメントさんの、これまでずっと『SideM』をつくってきたチームといっしょにシナリオを作っていますので、そこについては期待してお待ちしていただけるとうれしいです。しっかりがんばってお届けいたします。
【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】
――続報が待ち遠しいですが、つぎの情報はいつごろ公開予定でしょうか?

石澤 
続報につきましては、開発などの状況を見ながら、時期を検討したうえでお届けいたします。現時点でははっきりとした時期をお伝えできず恐縮ですが、どうぞ楽しみにお待ちいただければと思います。

――プロデューサーの皆さんにメッセージをお願いします。

石澤 
いつもプロデュースありがとうございます。この度、『SideM』の家庭用ゲーム制作について、プロジェクトの発足をご案内できることとなりました。一度すべてのアプリゲームをサービス終了し、Webサービスでアイドルたちのストーリーをお届けしてまいりましたが、ついにこうして家庭用ゲームのご案内ができるようになったのは、変わらぬご支援をいただいたプロデューサーの皆様のおかげです。

 少し内幕のお話になりますが、こうして家庭用プロジェクトを発足できたのには、大きなきっかけがありました。イベントプロデューサーの山田(山田優衣氏)が手掛け、盛り上げてくれた、2024年から2025年7月まで続いた10thアニバーサリーツアーでの、プロデューサーの皆様の盛り上がりです。これを受け、社内でも『SideM』への風向きが変わってきました。

 そのような中で、波多野(波多野公士氏)、三本(三本昌史氏)の協力と応援があり、このプロジェクトを形にすることができました。もちろん、ほかにもたくさんの内部スタッフ、外部のご協力者様の努力があり、すべての関係者の皆様への感謝の念に堪えませんが、それだけでは、ここまでたどり着くことはできませんでした。

 度々お伝えしている内容ではありますが、今回の家庭用プロジェクトの発足は、間違いなくプロデューサーの皆様の熱い応援、歓声、そしてさまざまなご支援があってこそです。皆様にいただいたチャンスを大切に、さらにつぎの+10年目のアニバーサリーを目指して邁進してまいります。今後とも温かなご支援とプロデュースを、どうぞよろしくお願いいたします。

藤田 
『SideM』というブランドをお預かりする、ということで、非常に責任重大だと感じております。プロデューサーの皆様といっしょに歩んでいらっしゃって、いまも多くの皆様が期待されている『SideM』の初めての家庭用ゲームということで、その期待にしっかり応えられるようにゲームづくりを進めていきたいと思っております。

 まだ発売日も言えない状況で、皆様からすると少し先なのかな、と思われるかもしれませんが順次情報はお伝えしていきますのでお待ちいただけるとうれしいです。今後の『SideM』の歩みが続いていくときに、「家庭用ゲームがあったからよかったよね」、「あれはよかったよね」、そうプロデューサーの皆様に言っていただければ、家庭用ゲームのメーカーとしてはとてもうれしいですし、そうなるようにがんばっていきますのでよろしくお願いいたします。
【新作】『アイドルマスター SideM』家庭用ゲームは“315パッションコンテンツ”と地続きの世界線で新たな物語を紡ぐアドベンチャーゲーム。実現できたのはプロデューサーの応援があったから【インタビュー】[2026年9月15日13時記事修正] 本文中の一部表記を修正しました。

担当者プロフィール

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

週刊ファミ通最新刊
週刊ファミ通表紙
購入する
ebtenamazon
電子版を購入
bookWalker