スクウェア・エニックスから2026年12月3日(※)にNintendo Switch 2、Nintendo Switch、プレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam/Microsoft Store on Windows)で全世界同時発売予定の『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』(DQM4)。
※Steam版は2026年12月4日発売予定 メディア向けの試遊会でゲーム本編の最序盤と配合システムに触れる機会を得たので、その内容をリポートしていこう。プレイ動画も公開しているので、合わせてチェックしてほしい。
なお、今回プレイしたのは本試遊会用の特別なROMとのこと。操作まわりの解説は試遊できたPS5版に準拠している。また、本記事ではネタバレになる要素も含まれているので、気になる方はご注意を!
快適さが際立つ新生『ドラクエモンスターズ』
『ドラゴンクエストモンスターズ』はモンスターを仲間にして育成・配合をくり返し、自分だけの最強パーティを目指すやり込みプレイが魅力の大人気シリーズだ。
そのシリーズ最新作となる『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』では、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(DQV)に登場したビアンカとフローラが主人公に。『DQV』はナンバリングタイトルの中でも屈指の人気を誇る作品で、ビアンカとフローラが本作の主人公と知ってワクワクが止まらないのは筆者だけではないだろう。ちなみに筆者はビアンカ派です。
さっそくゲームを始めると、名曲“愛の旋律”とともにプロローグがスタート。ビアンカとフローラがカレキの国に導かれるまでの過程が紙芝居風に描かれる。




ふたりが気づくと、そこはもうカレキの国。わたぼうがモンスターマスターのチカラをふたりに与え、いよいよ冒険が始まる。


ここで操作キャラクターを選ぶのだが、ビアンカとフローラは仲間にしやすいモンスターの系統や、後述する“マスターのオーラ”の効果が異なる。思い入れのあるキャラクターを選ぶもよし、性能で選ぶもよしだ。ちなみに、ストーリーを進めれば操作キャラクターを切り換えることもできるようになるとのこと。『DQV』のように丸一日悩む必要はない(筆者は『DQV』でふたりを選ぶ際、ガチでゲーム進行が1日止まりました)。


戦闘では、スティックを倒した方向でコマンド指定できる形に変化(方向キーでも可能)。ニュートラルには“たたかう”があるので、AIに任せて戦う場合は決定ボタンを押すだけでいい。

戦闘の倍速機能や自動戦闘(オートバトル)も健在。これらはストーリーを少し進めれば解放される。

画面右下に表示される。L2で倍速のオンオフ、R2で自動戦闘のオンオフが可能。
わたぼうから戦闘やスカウトのレクチャーを受けたら、いよいよカレキの城へ。ちなみに本作では、スカウトに成功した場合も経験値が若干ながら入るようになった。地味だけど長い目で見れば、わずかな経験値でもチリツモなのでありがたい。


カレキの城へ行くと、玉座の前にデボラが! ビアンカとフローラの目的は父の病を治す“ソウルリーフ”を見つけること。しかし、闇のチカラに大地がむしばまれた影響で霊草ソウルリーフは姿を消している。
どうやらデボラもソウルリーフを求めてカレキの国へ導かれたらしい。目的はふたりと違うようだが……。

もしかしたら自分の気持ちを正直に言えない照れ隠しなのかも?
ここからはビアンカとフローラ、デボラの3人で行動するようだが、あくまで戦闘をくり広げるのは操作キャラクターとして選んだビアンカかフローラのどちらかと仲間モンスターのみ。ほかのふたりは“冒険に同行している仲間”という認識でいいのだろう。

カレキ王から受け取った“聖鳥のじょうろ”は、フィールドやダンジョンなどにある、枯れた生命樹の根や生命樹の花に水をかけることで再生させられるチカラを持つ。生命樹の根を再生するとルーラの拠点として選べるほか、仲間モンスターの回復、配合ができるように(配合はストーリーを少し進めると解放)。かなり便利なので、フィールドやダンジョンを隅々まで探索して生命樹の根を探すのは大事なポイントになる。


ちなみに、ソウルリーフを求めて訪れた洞くつでは、入り口と内部にも生命樹の根を確認できた。こまめに仲間モンスターを回復できるだけでなく、城などの拠点に戻らずとも、その場でスカウトした仲間モンスターたちを配合・育成し続けることもできる。過去作は配合のたびに城などの拠点に戻る必要があったので、この快適さはプレイしてみるとわかるはず。


『ドラゴンクエストVII Reimagined』の女神像と同じような快適さ!
洞くつの深部ではボス戦に。ちなみにバトルでは、プレイヤーが仲間モンスターに直接指示を出すだけでなく、命令した“さくせん”に沿って仲間モンスターが自動で行動してくれるようになった。
通常の戦闘はオートにして、ボス戦など緊張感のある戦闘では自分で指示を与えるというように使い分けるといいかも。ちなみにAIも優秀なので、相手の能力がよくわからない場合はAIに任せて戦うほうが安心だったりする。


“さくせん”選択時は、対象の仲間モンスターの能力を確認できるので、じっくり吟味しながらさくせんを練ることが可能だ。
また、バトル中に1回だけ“マスターのオーラ”が発動する場合がある。これは仲間モンスターにさまざまな有利な効果を与えるもので、その内容はビアンカ、フローラそれぞれで異なる。操作キャラクター選択時に表示されていた“戦闘中にときどき発生する効果”が、マスターのオーラのことだ。
ちなみにマスターのオーラの効果は、戦闘の場に出ている仲間モンスターが対象となる。スタンバイにいる仲間には効果がかからないので、入れ換える際は覚えておこう。

ボスを倒してソウルリーフを発見するも、魔界座長グルゴーマと名乗る魔物が現れて、ソウルリーフをすべて燃やしてしまう。カレキ王に状況を伝えるべく城に戻ることに。


城に戻ると、伝説の天才モンスターマスターを自称するエダが、ワルぼうとともに登場。どうやら実力と自信が釣り合っていないようで、本作のお騒がせキャラクターになりそうな予感。


カレキ王につぎの目的地を教えてもらい、フィールドを移動しているところで試遊は終了。ちなみに、終了寸前にフィールドを歩いていた、赤いオーラをまとったギガントドラゴンを発見。これは“強敵モンスター”で、周囲のモンスターとは比較にならない強さを誇る。
仲間にできれば心強いが、現時点ではスカウトはもちろん倒すのも至難の業。最後だからと突っ込んでみたら、スカウトは0%だったうえ、あっという間に全滅しました(笑)。



より遊びやすくなった配合を解説
試遊では配合に触れる機会を得たので、こちらについても少し紹介していこう。配合は冒険を少し進めれば解放され、生命樹の根で行えるようになる。

画面左上に仲間モンスターがすべて表示されており、この中から配合元の親を選ぶことに。中央上部には選択している仲間モンスターの名前やレベル、系統、サイズ、ランクが表示。画面右側でステータスや習得スキル、特性などがわかるようになっている。

ちなみに画像では“imp”と英字で表記されているが、これは今回の試遊版のみで、製品版では日本語表示となるのでご安心を。
1匹目を決定して2匹目にカーソルを合わせると、画面左下にその組み合わせで生まれる可能性がある子どもが表示される。子どもの中でキラキラのアイコンがついているものは“特殊配合”と呼ばれる配合を示しており、子どもが両親より高いランクになったり、意外な種族の子どもが生まれたりする場合がある。これは特定の親や祖父母が組み合わさった場合にのみ誕生するので、いろいろな組み合わせを探すのもおもしろい。



配合する場合は、親が習得しているスキルの中から3個選んで、子どもに受け継がせられる。「どのスキルを選んだらいいかわからない」という場合は、受け継がせるスキルの中からオススメを教えてくれるので、シリーズ未経験者でも気軽に配合できるのもうれしいポイントだ。


配合して子どもが誕生すると両親はいなくなってしまうが、子どものレベルを上げれば、すぐに両親を超えるような強さへと成長していく。


子どもはレベル1で生まれるが、少し戦闘すればある程度のレベルまで簡単に上げられる。
あとは、気に入った仲間モンスターを育成しまくるもよし、子どもどうしを再び配合してさらに強い子どもを誕生させるもよし。モンスターマスターの腕の見せどころとなる。

配合する場合はレベル10以上が必要で、それまでは親にできない。もちろん高レベルの親を配合させたほうが子どもも強くなるので、そのさじ加減はモンスターマスターであるプレイヤー次第。

両親や祖父母がひと目でわかるような系図も見やすい。特殊配合は祖父母の組み合わせまで影響している場合があるので、これはありがたい!
というわけで、今回の試遊ではゲームの最序盤と配合の一端に触れることができたが、「ああ、これこそ『ドラゴンクエストモンスターズ』だ」という安心感と、随所に見られる快適性が印象に残った。
とくに生命樹の根の存在は大きく、シリーズ最大の魅力である配合が手軽にできるようになったことで、終わりどきを見失ってしまう可能性がある。そしてビアンカとフローラによる冒険の続きも非常に気になるところ。今回のプレイ動画ではあまり見せられなかったが、イベントシーンなどでの3人の掛け合いには、つい顔がほころんでしまった。みんなかわいいし。
『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』の発売までは残り3ヵ月ほど。今後の新情報に注目しつつ、『ドラゴンクエストモンスターズ』の新たな形を楽しみに待ちたい!