

- 『P4R』体験版の内容
- アニメーションやイベント演出を気軽に楽しめる“STORY”モード
- ダンジョン探索やバトルを楽しむなら“DUNGEON”モード
- 田舎町“八十稲羽”での生活はよりリアルに描かれる
- 体験版プレイで感じたこと
- 関連動画
『P4R』体験版の内容
今回の試遊では、東京ゲームショウ2026で出展される試遊版と同じく、以下の2シナリオを体験。
- ch01 STORY……ゲーム序盤、主人公&陽介のペルソナ覚醒
- ch02 DUNGEON……雪子姫の城の探索(“千枝の影”との戦闘まで)
これに加えて、今回の試遊では、特別に4月18日〜20日の3日間を自由にプレイさせていただいた。なお、記事に加えてプレイ動画も公開している。こちらも合わせてチェックしてほしい。
プレイ動画
アニメーションやイベント演出を気軽に楽しめる“STORY”モード
このモードでは、主人公および主人公の“相棒”となる花村陽介がペルソナ能力に覚醒することになる、ゲーム序盤の“異様な商店街”での一連のイベントを楽しめる。
一新されたグラフィックや演出が生んだ圧倒的な臨場感


アニメスタジオ“MAPPA”による2Dアニメーション


3Dのカットシーンも力が入りまくり!


バトルの演出もよりスタイリッシュに!


主人公たちだけでなく敵も大きさを含めてグラフィックが一新されている。さらに背景も緻密に描かれていたり、細かく動いていたりと、作り込みがハンパじゃない。
ボス戦などのイベントバトルでは、テキストガイドやクマによるアドバイスが挿入されることも。『P4R』の敵はよりハッキリとわかるアクションをしてくれるので、『P4G』のときよりも戦いやすくなった一面もあるかも。


ダンジョン探索やバトルを楽しむなら“DUNGEON”モード
ただし、2階に上がってすぐの大広間に入るとイベントバトルが始まってしまう。ダンジョン探索をじっくり味わいたい人は、ガイドにしたがって階段を上がらずに少しウロウロしてみるといい。
正々堂々突き進む脳筋系プレイヤーもニッコリ! 新アクション“ガード”

移動中に敵を背後からアタックすると“チャンスエンカウント”となって有利な状態で戦闘を始められるのは変わらないが、『P4R』ではさらに敵シンボルからの攻撃を“ガード”することができるようになった。ガードに成功すると敵がひるむので、その隙にアタックするとチャンスエンカウントでバトルを始められる。

『ペルソナ』あるあるで、たまに考えごとをしながら移動していてウッカリ敵に気付かれてしまい、迎え撃たなければならなくなることも。そんなとき、ガードを使えば敵に気付かれていたとしてもチャンスエンカウントを狙えるのだ。隠れながら進む……そんな繊細なプレイはちょっと苦手、という筆者のような人間にもありがたい新要素である。

新要素“バトンタッチ”を駆使して“総攻撃”を狙おう
これを活用すれば、弱点属性の異なる敵が複数出現しても対応するスキルを持つキャラクターに切り換えながら攻撃できるので、すべての敵からダウンを奪うことも難しくなくなる。そして全員をダウンさせたら超強力な全体攻撃“総攻撃”が発動できる。
もちろん、新たな演出がそれらすべての要素で描き起こされていて、しかも見た目こそ華やかだが処理は超スムーズでストレスフリー。何度発動してもひたすら便利で気持ちいい、なんて優等生なシステムなのだと感動させられた。


歪んだ表情がリアリティーを際立たせる! キレイだけが美ではない


いやらしい敵の行動にどう対処するのか? 『ペルソナ』らしい骨太な難度の戦いがいよいよここから始まる。
一方で、ここでもペルソナチーム入魂の3Dカットシーンが挿入される。本誌の紹介記事などではかわいらしい表情ばかり見せてくれている千枝だが、このシーンでは“もう1人の千枝”が狂気をはらんだ姿に。しかし、そんな表情だからこそ目が惹きつけられてしまう……。


『P4R』ではボイスが新たに収録されており、当時でさえ超豪華メンバーと言われた声優陣にさらに磨きがかかって怖いくらいの演技が味わえる。体験版で見られるイベントシーンは全体のうちのほんのひと握りに過ぎないが、そのクオリティは十分に体感できるはずだ。
田舎町“八十稲羽”での生活はよりリアルに描かれる

小物の追加などグラフィックの強化で増した“生活感”
時間の移ろいによる変化や、街の住人たちとの会話も、グラフィック&演出の進化でより味わい深いものになっている。


“倫理の諸岡”たちも装いを新たに登場!
個人的には、倫理の諸岡先生の個性的な顔立ちがどうなったか気になっていたのだが、頭身が上がったくらいではあの存在感は変わらないようで安心した。


新たな演出が加わってよりドラマチックに展開するコミュ
コミュのイベントは、本編以上に生活感があるものが多く、クラスメイトたちとのみずみずしい青春が味わえるものもあれば、田舎町ならではの閉鎖的で嫌な面を感じるものも。ただ、いずれも『P4G』と会話内容は同じでも背景や演出が変わっているため、以前プレイしたことがある人でも新鮮な気持ちで楽しめるのではないだろうか。



UIは視認性と使いやすさが両立されたものに
色使いや文字の大きさ、大胆に配置したキャラクターイラストなど、とにかく視認性が高く、一方ですぐに目的の行動が取れるよう直感的なボタン配置になっていて使いやすい。『ペルソナ』シリーズと言えばスタイリッシュなUIと言われるが、この使いやすさとの両立こそ最大の特徴だと言える。




体験版プレイで感じたこと
また、システムやUIのブラッシュアップなど、プレイを快適にする改善も随所に施されていて「ここまで細かく改善するなら、一から作り直したほうが早いのでは……?」と感じたくらい、いたれりつくせりだった。
ここまで作り直すならストーリーにも手を入れて……となりそうなものだが、どうやら本編に関しては余計な手は加えていないらしい。それは、新規ユーザーはともかく、“八十稲羽に帰ってきたい”ユーザーにとってはむしろありがたいだろう。
かつての名作をリメイクすることについては、つねに賛否がつきまとう。しかし、『P4R』は“喜ばれるリメイク”に対して一定の答えを出してくれるのではないだろうか。序盤をプレイしただけだが、そのくらいの仕上がりのよさを感じた。


















