本作は、SFホラー映画『エイリアン』シリーズを題材にした協力型サバイバルシューター『エイリアン:ファイアーチーム エリート』の続編。プレイステーション5(PS5)とXBOX Series X|S、PCのダウンロード版が2026年8月26日、PS5のパッケージ版が10月22日にリリースされる。PS5版のパブリッシャーは3gooで、XBOX Series X|S版とPC版のパブリッシャーはDaybreak Game Companyとなる。開発はDaybreak Game Company、Cold Iron Studios、20th Century Gamesが担当している。
さらに、Nintendo Switch 2版が2026年11月12日にリリースされることも発表された。
本稿では、そんな『エイリアン:ファイアーチーム エリート2』の魅力を先行プレイレビューとともにお届けする。なお、今回はテスト版でのプレイとなるため、製品版とは一部仕様が異なる可能性がある点をご留意いただきたい。
- 頼もしい仲間とともに戦え! ゼノモーフに立ち向かう協力型TPS
- カバーやドッジが生存のカギを握る銃撃戦! 敵はゼノモーフよりもアンドロイドのほうが厄介!?
- プレイヤー側で難易度を細かく調整できる点もすばらしい
- 武器、アタッチメント、パークの種類が豊富でビルド構築が奥深すぎる!
- 『エイリアン:ファイアーチーム エリート2』製品概要
頼もしい仲間とともに戦え! ゼノモーフに立ち向かう協力型TPS

そんな本作の舞台は、映画『エイリアン2』の世界。ゼノモーフの大量発生に対処すべく、海兵隊の精鋭“ファイアーチーム・バンシー”が派遣されるが、通信が途絶し行方不明となってしまう。
上層部の肝いりで配属された主人公(プレイヤー)の任務は、ファイアーチーム・バンシーの救出と、大量発生したゼノモーフの鎮圧(殲滅)だ。

絶望的とも思える過酷な任務だが、幸いなことに本作では4人チームを組んで多彩なミッションに挑める。ミッションごとにフレンドや世界中のプレイヤーと協力できるほか、チームの空き枠には自動でコンパニオンNPC"シンス"(シンセティックというアンドロイド)が補充されるため、つねに4人体制でのプレイが可能。もちろん、この仕様はソロプレイ時にも適用される。
また、「どのミッションでもいいから誰かとプレイしたい!」という人向けにクイックマッチ機能が用意されているのもうれしいポイントだ。

カバーやドッジが生存のカギを握る銃撃戦! 敵はゼノモーフよりもアンドロイドのほうが厄介!?
シューターゲームの経験があれば直感的になじめる操作感で、本作特有のクセのようなものはほとんど感じられない。シリーズ初プレイの筆者でもスムーズに戦闘に没入できた。

基本装備は、メイン、シグネチャー、サイドアーム、近接武器、持ち込みアイテム(グレネードやタレットなど)の計5種類。さらにクラス(後述)ごとにクールタイム制のアビリティがふたつ用意されており、戦闘中はこれらを組み合わせて戦う。
アビリティのクールタイムは20~30秒前後。ボスなどの強敵戦以外なら、ある程度雑にアビリティを使っていっても問題ない。

銃や装備による攻撃以外にも、遮蔽物に隠れる・隠れながら撃つ“カバー”、進行方向へ大きく前転回避する“ドッジ”といったアクションが存在する。
とくにカバーとドッジは生存率を大きく高めるため、日ごろから使うクセをつけておくことが超重要だ。
敵は一部のボス戦を除き、基本的に圧倒的な物量で押し寄せてくる。さまざまな場所から這い出てくる大量のゼノモーフは壮観で、「おいおい、いつまで出てくるんだよ!」と映画の登場人物のような絶望感を味わえてテンションが上がる!

また乱戦中は背後や側面からの奇襲も珍しくなく、かなり臨場感(ワチャワチャ感)の強いシューターに仕上がっているため、ボイスチャットをつないだチームプレイとの相性は抜群だ。一部の敵には飛びかかりからの拘束攻撃もあり、油断しているとかなりビックリさせられる。
メインの敵であるゼノモーフは、四足歩行でワラワラと群がる雑兵タイプから、倒すと周囲に酸を撒き散らす厄介なタイプまで多種多様。なかでも個人的にもっとも手強く感じたのが、二足歩行で圧倒的な威圧感を放つ、成体ゼノモーフだ。
大群に紛れて堂々と現れるこいつは、華麗なステップで弾丸をかわすわ、アスリート並みの速さで距離を詰めて近接攻撃を仕掛けてくるわ、体力が半端なく多いわと、まさに“成体”の名に恥じない怪物的な強さを誇る。

ドッジで距離を取って体勢を立て直そうにも、周りの雑兵ゼノモーフもいっしょに襲ってくるため思うように立ち回れないことも多く、またその成体が複数体同時に出現することもあり、プレイ中は終始苦しめられた。
だが、厄介な敵はゼノモーフだけではない。本作には暴走したシンセティックなども登場する。シンセティックは射撃、盾持ち、重装、近接などタイプが多彩だ。射撃タイプに対してはカバーを使わないとあっという間にHPを削られ、盾持ちはこちらの射撃に臆することなくジリジリと距離を詰めてくる。
ゼノモーフとはひと味違った手強さがあり、それぞれの敵に応じた立ち回りを考えるおもしろさが非常に印象的だった。


本作には貫通、熱、電気、低温という4つのダメージタイプが存在し、敵ごとに弱点や耐性が設定されている。たとえばゼノモーフは熱に弱く電気に耐性があり、逆にシンセティックは電気に弱く熱に耐性があるといった具合だ。ミッションに挑む際は、出現する敵に合わせた装備の準備が攻略のカギを握る。

同行する仲間NPC(シンセティック)の優秀さも好印象だった。ダウン時の迅速な蘇生や敵の処理などを的確にこなしてくれるため、ソロ・マルチを問わず頼もしい味方となってくれる。
このように本作はアクション性の高い銃撃戦に加え、敵やミッションに応じた戦略性も強く求められるため、歯応えはバッチリ。また、フェーズごとに押し寄せてくる敵を倒して生存を目指すエンドコンテンツ“ホードモード”も用意されており、ガッツリとやり込める設計になっているのも大きな魅力だ。
プレイヤー側で難易度を細かく調整できる点もすばらしい
その点、本作はライト層にも配慮された設計だ。難易度は5段階(カジュアル、スタンダード、インテンス、エクストリーム、インセイン)から選択可能で、今回筆者がプレイしたのは下から2番目の“スタンダード”。難度としては標準的で極端に難しくはない部類だが、完全初見プレイだったこともあり、これでもしっかりとした歯応えを感じられた。

スタンダードでのミッションクリアーにかかった時間は20~30分ほど。シリーズ初見かつ属性システムを理解していない状態でのプレイだったため、仕組みを理解して慣れていけばクリアー時間はさらに短縮できるだろう。
「スタンダードで歯応えがあるなら、よりやさしい難易度でも苦戦するかも……」そんな不安に駆られる層もいるかもしれないが、安心してほしい。
本作には難易度設定だけでなく、ミッションの難易度をさらに調整できる“チャレンジカード”という要素が存在する。ミッション開始時に1枚選択でき、プレイヤーに有利なバフを与える代わりに報酬が減るカードや、デバフを負う代わりに報酬が増加するカードなどが用意されている。

カードの種類は豊富だ。“マガジン容量と最大弾薬数が40%増加する代わりに報酬が0.6倍”や、“メインアビリティが使用不可になる代わりに報酬が1.5倍”など、プレイスタイルや目的に応じて選ぶことができる。
これを使えば最低難易度をさらにやさしくすることも、最高難易度をより歯応えのある内容に変えることも自由自在。通常難易度においても“ちょっと簡単に”、“ちょっと難しく”といった、痒いところに手が届く微調整まで思いのままだ。

また、難度を上げる場合は得られる報酬も増えるため、挑戦する意義や旨味がしっかり用意されているのもありがたいポイントだ。開発側の「あらゆるプレイヤーに楽しんでほしい」という想いが伝わってくる配慮に満ちたシステムと言えるだろう。
武器、アタッチメント、パークの種類が豊富でビルド構築が奥深すぎる!
プレイヤーは特性の異なる6つのクラス(役割)から好きなものを選び、着脱可能なパッシブスキル“パーク”や装備する銃、アタッチメント、持ち込むアイテムなどを細かくカスタマイズできる。

基本となるクラスは“デュエリスト”、“マシニスト”、“マローダー”、“ハンター”、“メディック”の5つ。メディックはバッファー兼ヒーラー、それ以外のクラスはアタッカーという立ち位置だ。またそれぞれがクールタイム制の固有アビリティを有している。
各アタッカーの操作感やアビリティの性能は、下記のトレーラーにて公開中だ。
■デュエリストクラス紹介トレーラー
■マシニストクラス紹介トレーラー
■マローダークラス紹介トレーラー
■ハンタークラス紹介トレーラー
パークはそのクラスを使ってミッションをクリアーし、経験値を稼ぐことで解放され、武器やアタッチメントはショップでの購入やミッションクリアー報酬として手に入っていく。
銃はアサルトライフルやショットガン、セミオートライフルなどのシンプルなものから、火炎放射器、レールガン、自動照準機能を備えたスマートガンといった強力かつ特殊な武器まで多種多様。



目移りするほどの銃の豊富さに加え、それらを強化するアタッチメントの数もかなりの種類が用意されている。性能を細かく調整できるため、こだわり派のプレイヤーならとことん没頭できるはずだ。




銃のパラメーターも非常に細かく、試行錯誤しながら最適な数値の武器を作り上げるという楽しさもある。

そして、本作の目玉とも言えるのが、6つ目の特別クラス“スペシャリスト”の存在だ。スペシャリストには固有のアビリティやパークがなく、解放済みの他クラスのアビリティやパークを自由に組み合わせられるという特徴がある。まさに“自分だけの最強クラス”を作り上げられるわけだ。


各クラスを使い込んでパークを解放し、ゲームにも慣れてきて“アタッカーとヒーラーを兼任したい”、“このふたつのアビリティを組み合わせて戦ったら楽しそう”といった新たな欲望が芽生えてから真価を発揮する、エンドコンテンツ向けのクラスと言える。
このように本作では6つのクラスを通じて、自分好みのビルド構築をとことん楽しむことができる。当然、挑戦するミッションやチームメンバーの編成に応じて、臨機応変にカスタマイズを変えるのも醍醐味のひとつだ。

さらに、多彩な難易度設定や“チャレンジカード”の存在に加え、強さの目安を可視化した“コンバットレーティング”による明確な攻略指針など、ライト層からコア層まで誰もが快適に楽しめる設計になっているのも見事だ。

ゲームプレイにあたって『エイリアン』シリーズや前作の予備知識が一切不要な点も魅力的で、“怪物と戦うシューター”という認識で遊んでも何ら問題はない。
一方で、世界観や登場武器は映画『エイリアン2』に準拠しているため、ファンならプレイの端々で「おっ!」と思える要素も目白押しだ。知識の有無を問わず楽しめる、じつに絶妙なバランスで作られている。
『エイリアン』を知らない人も、コアなファンも、協力型チームシューターが好きなら誰もが満足できる快作に仕上がっているので、ぜひ本作で大量に迫り来るゼノモーフたちとの過酷な戦いを体験してみてほしい。
『エイリアン:ファイアーチーム エリート2』製品概要
- 対応プラットフォーム:Nintendo Switch 2、プレイステーション5、XBOX Series X|S、PC
- 発売元:PS5版、Nintendo Switch 2/3goo、XSX|S版、PC版/Daybreak Game Company
- 開発元:Daybreak Game Company、Cold Iron Studios、20th Century Games
- 発売日:PS5版、XSX|S版、PC版/ダウンロード版は2026年8月26日、パッケージ版は2026年10月22日、Nintendo Switch 2版/2026年11月12日
- 価格:各6490円[税込]、プレミアムエディション(ダウンロード版)は各9130円[税込]、プレミアムエディション アップグレード(ダウンロード版)は各2640円[税込]
- ジャンル:TPS
- 対象年齢:CERO 17歳以上対象/IARC 16歳以上対象
- 備考:XSX|S版とPC版はダウンロード専売















