モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】

モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
 集英社ゲームズより、2027年春にPC(Steam)でアーリーアクセス開始予定の『Wild Wild Eden』(ワイルド ワイルド エデン)。未開の惑星を舞台に、探索や拠点建築を楽しみながら、手なずけたモンスターと絆を育んでいくオープンワールドサバイバルクラフトだ。
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 今回、ひと足早く開発中のPC版を試遊した。なかでも印象に残ったのは、モンスターとの暮らしと自由度の高い建築システムが密接に結びついていること。定番要素が組み合わさることで、拠点作りにさらなる奥行きが生まれていた。

 本稿では、モンスターと暮らす拠点作りを軸に、本作のゲームシステムとプレイした感想を紹介していく。
※画面は開発中のものです。モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】

モンスターとの共存生活。ペットではなく仲間としていっしょに生きる

 本作の大きな特徴は、各地に生息するモンスターを手なずけ、いっしょに生活できる“共存”の要素だ。

 麻酔アイテムを使って眠らせ、その後なでてあげることでモンスターを仲間にできるのだが、本作において仲間にしたモンスターは、ただの道具・労働力ではない。もちろん、ほかのゲームにも見られる、背に乗って移動したり、ともに戦ったり、特定のアイテムを生み出してくれたりといったことも可能だ。ただ、モンスターとの向き合いかたに大きな違いがある。

 仲間にする方法が暴力的でない点が、まず挙げられる大きな特異性だろう。こうしたゲームでよく見られるのが、モンスターを攻撃して弱らせ、それから鎮静化させて手なずけるというもの。これは暴力による“わからせ”と言うこともできる。しかし本作では前述の通り、ただ眠らせ、なでてあげることで仲間にできるのだ。やさしい世界。野生ではプレイヤーを襲う危険な存在も、こちらがまず優しさを見せることで仲間になるという設定は、心が温かくなる。

 仲間にした後も定期的なエサやりは欠かせない。多少手はかかるが、世話を続けているとただの便利な存在ではなく、いっしょに暮らす仲間として自然と愛着も湧いてくる。むしろ、手がかかるからこそ大事な“相棒”として絆が深まっていくのだろう。今後、ほかにお世話要素が加わるのかも気になるところだ。

 出会えるモンスターの顔ぶれもじつに多彩。ニワトリ、ブタ、スライムのようなかわいらしいモンスターから、ドラゴン、恐竜のようなカッコいいモンスターまで、豊富な種類が登場する。
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かわいいブタさん。特徴を確認できる図鑑も用意されている。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
最終的にはこんな強そうなモンスターも仲間に。なお、人型のモンスターは登場しない。あくまで“野生生物との暮らし”に焦点を当てている。
 そして、このモンスターとの暮らしが拠点作りにも大きく関わってくる。

モンスターと作る自分だけの拠点。建築の自由度もかなり高い

 サバイバルゲーム定番の拠点建築システムも、もちろん搭載されている。調達した素材を使って土台や床、壁、天井、家具、畑などをクラフトし、自分好みの拠点を作り上げていく。

 とくにありがたかったのが、自動で位置を合わせて配置できる“スナップモード”と、自分で細かな位置を調整できる“フリーモード”を自由に切り替えられること。均等に並べたい場所ではスナップ、配置にこだわりたい場所ではフリーと使い分けられるので、建てやすさと配置の自由度を両立している。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
素材消費でオブジェクトを生成する定番のシステム。ジャマさえなければ基本どこでも配置できるという。
 そして、ここに前述したモンスターたちが加わることで、拠点作りはさらにおもしろくなる。

 モンスターにはそれぞれ能力があり、その力を拠点内で活かせる場合がある。たとえば水スライムは畑に水をやり、炎スライムは炉の燃料として活躍。ブタは肥料を、ニワトリはタマゴを生み出してくれる。

 こうした能力と拠点内の設備をうまく組み合わせれば、一種の自動化ラインまで構築できるという。自動化が進めば、そのぶんプレイヤーは拠点を離れて探索する時間を確保できる。そして新天地で新たなモンスターと出会い、仲間にすれば、できることが増えて拠点もさらに発展。仲間が増えるほど、拠点作りの幅も広がっていく。探索→モンスターとの出会い→拠点の発展→さらなる探索というサイクルが自然と生まれるようにできているのだ。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
畑で水をまいてくれるスライム。これで水まきのタスクから解放された。

探索しがいのある広大なマップ

 今回の試遊では序盤のエリアしか遊べなかったものの、それだけでもかなりのボリュームを感じる。周辺を見渡すだけでも、ダンジョンや強力なモンスターの巣、小ボスなど、寄り道したくなるスポットが数多く配置されていた。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
こちらは地図の一部。各エリアには推奨レベルのようなものが記されている。なお、フィールドの広さは、某恐竜サバイバルクラフトゲームの初期マップの数倍になるとのこと。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
モンスターの巣。その主を倒せば報酬も得られる。
 探索への導線もうまい。少し歩けば遠くに気になるロケーションが見え、「あそこはなんだろう」と近づいてみると、実際に何かしらの発見が待っている。そんな好奇心のままに寄り道していける作りになっている。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
気になるスポットがあちこちに。探索のやめどきを見つけるのが難しい。
 さらに、同じ種類のモンスターでも、生息する地域によって見た目や能力が変化するという、収集欲を刺激する要素まで用意されている。色が変わったり、角が生えたりとバリエーションもさまざま。ダンジョン探索、モンスター収集、ボス戦まで含めて考えると、今後どこまで遊び込めるようになるのか、想像が膨らむ。

余談。死にゲーみたいな遊びかたもアリ?

 本作はサバイバルクラフトでありながら、アクション性も高い。つまりどういうことかというと……あえて単身で強力なモンスターに挑み、死にゲーさながらの遊びもできてしまうということ。

 本来は仲間にしたモンスターとともに戦うのが基本となるが、巨大なワニ、ドラゴン、恐竜などの凶暴なモンスターを前にすると、アクションゲーマーとしては、ひとりで挑みたくもなってしまう。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
強そうなワニ発見。とりあえず挑んでみるが……。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
結果はこう。わかってた。
 もちろん、モンスターの攻撃をまともに受ければひとたまりもない。大抵の場合は一撃で倒されるだろう。しかし、剣や盾、槍、防具といったプレイヤー用の装備に加えて、回避アクションもしっかり用意されており、なんとかなりそうに思えてくる。
モンスターとともに生きるオープンワールドサバイバル『Wild Wild Eden』試遊レビュー。自由度の高い建築&探索も楽しい【gamescom 2026】
モンスターといっしょに戦うのが基本。でも試したくなる。
 敵の攻撃を見極めて回避し、隙を突いて一撃を叩き込む。そんな“死にゲー”的な立ち回りでどこまで戦えるのか、試してみるのもおもしろい。ちなみに過去のテストプレイでは、生身ではまず無理だろうと思われるモンスターに単身で挑み、数時間かけて討伐してみせた猛者もいたという。アクションゲーマーとしての夢が広がる。

コンテンツ豊富な時間泥棒の予感

 ざっくりプレイしただけだが、モンスターとの共存生活、拠点作り、探索がうまく結びついたゲームだと感じた。

 広大な世界を探索して新たなモンスターと出会い、仲間にする。彼らの力を借りて拠点を発展させ、できることが増えたらさらなる探索へ出かけられる。自由度の高い建築、モンスター収集など、単体でも楽しめる各要素がひとつのゲームサイクルとして自然につながっていた。

 もちろん、建築に没頭してもいいし、珍しいモンスターを探して各地を巡ってもいい。ときには強敵へ単身で挑み、アクションゲームさながらの戦いを楽しむのもアリだろう。とにかく遊びの幅が広く、懐の深いゲームにものよう思える。どれだけ遊んでも足りない、時間泥棒なタイトルになりそう。アーリーアクセスが待ちきれない!

製品概要

  • タイトル名:Wild Wild Eden
  • ジャンル:オープンワールド・サバイバル・クラフトゲーム
  • プレイ人数:オフライン 1人/オンライン 1〜25人
  • プラットフォーム:PC(Steam)
  • アーリーアクセス版リリース予定時期:2027年春
  • 価格:未定
  • 開発:MAGNUS GAMES STUDIO SDN BHD
  • 販売元:集英社ゲームズ

担当者プロフィール

  • 友野辰貴

    友野辰貴

    得意ジャンルはFPS、アクション。腕前とパワーですべてをなぎ払う脳筋プレイがお気に入り。『メタルギアソリッド』も正面からアサルトライフルで突撃し、周囲を困惑させた。アメコミヒーローや映画も好き。

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