アクション俳優ジェイソン・ステイサム主演の最新アクション映画『シェルター』が2026年8月28日に公開される。映画の公開までワクワクしてアドレナリンが止まらない3人のステイサムファンが好き勝手に語り合う企画。


ででお
ファミ通.com編集者。ジェイソン・ステイサムが好き。
友野辰貴
ゲームライター。ジェイソン・ステイサムが好き(文中は友野)。
リプ斉トン
ゲームライター。ジェイソン・ステイサムが好き(文中はリプ)。


ステイサムが活躍する『オペレーション・フォーチュン』より。カッコいい。
アクション俳優から“ステイサム映画俳優”に。進化を続ける俺たちのステイサム
ででお
まずは、それぞれ好きなジェイソン・ステイサムの映画をアピールしようぜ。オレはやっぱり『トランスポーター』だな。これが代表作というイメージが強いんだよね。
友野
やっぱり『トランスポーター』は外せないですね。
リプ
俺の初ステイサム(なんだよ“初ステイサム”って)は、『エクスペンダブルズ』。
友野
意外と最近なんですね。
ででお
『エクスペンダブルズ』はさ、もう1980~90年代の名俳優陣による、いわば映画版『スマブラ』みたいな作品だよね。そこへ比較的若手(※)だったステイサムが放り込まれたわけじゃない。スタローン、シュワちゃん、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン……そこからメインの主役まで上り詰めたって考えると感慨深い。
※当時でもステイサムは十分活躍していたが、ほかの出演陣がとにかくすごすぎた。友野
『ワイルド・スピード』でも、途中から悪役ポジションで出てきたんですけど、なんだかんだファミリーに収まって、おいしいところ持っていくじゃないですか(笑)。
ででお
当初は「ハンを〇〇したのはお前か! 憎らしい」って思っていたけど、続編では味方になって赤ちゃんをあやしてホッコリさせる。悪役で始まってもけっきょくいいやつになっているのがズルいわ。脚本を書く人もステイサムの魅力に惹かれていたんだと思う。
リプ
“初ステイサムが『エクスペンダブルズ』”の話に戻るけど、ステイサムっていう俳優のことは当時すでに知っていたんだよね。でも、“ステイサム主演”って観点から映画を観たことはなかった感じ。んで、彼がスタローンからメインのポジションを引き継いだ『エクスペンダブルズ ニュー・ブラッド』を観て、「この俳優カッコいい!」って思ったんだよね。そのあとで、どんどん過去作を漁っていったんだけど、いちばんおもしろかったと思ったのが『ビーキーパー』だった。
友野
こっちも意外にも最近のやつ。でもわかります。『ビーキーパー』、よかったですね。
リプ
ステイサムって、アクション俳優っていうよりは“ステイサム映画俳優”っていうイメージなんだよね。ステイサム映画っていうのは、元◯◯なステイサムが無双する映画のことね。
ででお
言いたいことはわかる。
リプ
あとでも語ると思うんだけど、『ビーキーパー』はステイサム映画のいい部分が完璧なバランスで設定されていて、「これぞステイサム!」って言える映画だった。中ボスとラスボスの2回ちゃんとバトルがあるけど基本的には無双していて、爆発もある。観ていてすごく爽快な映画だったんだよね。
ででお
確かにステイサム初心者(なんだよ“ステイサム初心者”って)に紹介するなら、『ビーキーパー』がピッタリだよね。友野くんの推しはどのステイサム?
友野
ずっと考えていたんですけど、僕は『キャッシュトラック』を推したいです。ほかのステイサム映画って基本的に明るいというか、格闘と爆発と銃、これでオーケーというノリじゃないですか。『キャッシュトラック』もそのつもりで観に行ったらゴリゴリのサスペンスで、かなりびっくりしました。時系列が戻ったり、トラックが襲われる現場をいろいろな角度から見せたりと、サスペンスものとしてしっかり作られていた印象ですね。
リプ
ステイサム映画なのに筋肉で解決していない感じ。
友野
ステイサムもめちゃくちゃカッコいいし、『キャッシュトラック』を観てからは「ああいうステイサムもアリだな」と思うようになりました。
リプ
ギャップ萌えってやつですね。
ででお
そもそもステイサムっていま59歳だって知ってた?
リプ
若すぎでしょ。俺もこんな59歳になりたい。
ででお
ちょっとやそっと筋トレしたくらいじゃ無理だな……。肉体が完璧すぎる。

『シェルター』より。
リプ
で、ちょっと前に“ステイサム映画”って言ったけど、最近のステイサム主演の映画は、かなりわかりやすい内容のものが多いよね。
友野
元◯◯なステイサムが、誰かを助けたり復讐したりする流れですね。
ででお
もう歌舞伎とか、水戸黄門みたいなもんだと思ってる。
リプ
「また元◯◯か!」みたいに言われることあるけど、とんでもない。「それがいいんだよ」ってファンも思ってると思う。実際に俺がそうだし。
ででお
そもそも「また元◯◯か!」って言っている人イコール「それがいいんだよ」って言っている人と同じ層かと(笑)。


『シェルター』より。
友野
確かに(笑)。過去の出演作を見ると2010年代は『ハミングバード』や『SAFE/セイフ』なんかが“元◯◯系”な映画でしたね。また2020年代は、『ビーキーパー』、『ワーキングマン』、『シェルター』、『ビーキーパー2』と、また“元◯◯系”が多く作られるようになった印象です。
ででお
本当に毎年1本以上のペースで出演していてすごいと思う。超人かよ。
リプ
同じく無双系だと『ジョン・ウィック』シリーズがあるけど、ジョン・ウィックはけっこうボロボロになっているよね。でも、ステイサムはそれすらないんだよ。基本ボッコボコにする側で、攻撃は受けたりするんだけどあんまり効いている感じがない。
友野
最近、銃弾を受けた記憶がないですよね。銃弾を跳ね返しているのかと思えるくらい、ぜんぜんダメージを受けていない。
ででお
跳ね返してはないでしょ(笑)。ロボットかよ。
リプ
あと、どんなあらすじか説明するときに“元◯◯のステイサムが戦う話”で間違ってないのがすごい。
ででお
わかりやすくていいんだよ。たとえるなら現代の水戸黄門。悪い奴が手を出してはいけない相手に手を出してしまって、じつはこいつはやばいやつだったっていう展開。変にひねっていないのが最高。ステイサムの映画にどんでん返しを求めている人はあまりいないから。
友野
本当に「こういうのでいいんだよ」の極みですよ。
リプ
海外の映画はすごくシンプルで爽快なアクション映画を得意としているけど、ステイサム映画はその極致だよね。
ででお
たぶんなんだけど、『ビーキーパー』が世界的に好評だったじゃない? それで作る側にも「こういうのが求められているんだ」と伝わったんだと思う。狙ってやっているというか。
リプ
ファンとしてはうれしいよね。もっと出して! って強く願ってる。
ででお
残念ながらステイサムの体はひとつしかないからなあ……と言いつつもすでに怒涛の勢いで作品が発表されているのがすごい。ステイサムがすごい。
友野
『ビーキーパー』は本当に悪役とかもわかりやすくて、最初に悪いやつが出てきて、中盤でボッコボコにされる。そのあとにステイサムが1回ピンチになるのか? と思いきや、ぜんぜんならなくってその勢いで黒幕もボッコボコにしててすごかったですね。
リプ
本当に無双してたからね。面倒な人間ドラマはほぼなくて、すぐにガソリンを撒くし。
ででお
「いまからこのビルを燃やす」(笑)。題材もわかりやすいしね。フィッシング詐欺みたいな今風の題材を扱っていたりするのもよかった。
リプ
とにかくわかりやすくて爽快。ステイサムの映画をおすすめするなら、まずは『ビーキーパー』でよろしいか?
ででお
&
友野
異議なし。
ででお
『エクスペンダブルズ』の続編も早く観たいなぁ。『ワイルド・スピード』も新作が制作中だし。まだまだステイサムの活躍が楽しめそうでうれしい。
リプ
というか『シェルター』が2026年8月28日で、つぎの『ビーキーパー2』が2027年1月15日でしょ? すごくない?
ででお
いまもっともアツいアクション俳優だと思ってる。
友野
異議なし。
リプ
愛してる。
関節をキメてぶん投げる! ステイサムはアクションも見どころ


『シェルター』より。
ででお
ステイサムのアクションは泥臭くていいよね。関節技をキメてからぶん投げる、一連の流れが妙にリアル! 観ていてとにかく気持ちいい。
友野
けっこうな種類の格闘技トレーニングを積んで、撮影に挑んでいるみたいですよ。もともとアスリートだから努力を惜しまない方なんでしょうね。関節技が出てきがちなのもきっと、本人の技術が活かされているからこそでしょう。
リプ
たぶん、現実でも相当強いよね。『エクスペンダブルズ』でもジェット・リーと並んで肉弾戦が多くて……最終的にナイフで刺して終わりみたいな場面も多い。銃器も当然扱うけど、格闘がとにかくカッコいい。
友野
僕は、ステイサム作品だとよく見る回し蹴りが好きです。すごくスタイリッシュで。
ででお
わかる。いまはCGでもある程度なんとかなっちゃう時代に、俳優自身の演技でアクションを見せてくれるのは、素直に尊敬しちゃう。
リプ
関節技、投げ、ナイフ、回し蹴り。ステイサムの定番アクションセットっすね。
友野
正直、あのアクションが見られれば、それだけで元が取れた気持ちになります。
ででお
そうそう。強くて爽快だからオールオッケーなんだよ。
リプ
正直、『ワーキングマン』のときはもう少し“ワーキング”してもよかったんじゃ……って思わなくもない。現場作業員ならではの技を得意とするとか。でもステイサム映画は「そんな細けぇことはいいんだよ!」と思わせるだけのパワーがある。
友野
『ワーキングマン』は先日配信で観直しました。最近はサブスクでいろいろなステイサム作品に触れられるのが助かってます。“あのアクションもう一回見たい!”とか、“今日は嫌なことがあったなあ……”ってときにすっと観てスカッとなれますから。
ででお
どんなに奇想天外な設定でも、一流のアクションを入れつつ爽快感溢れる内容で収めてくれるからすごいよね。いっぱい頭悪い映画(もちろん褒め言葉)を作ってほしい。やっぱステイサムは最高だよな。
2026年8月28日にいよいよ公開! 新作『シェルター』に期待すること
友野
いよいよ『シェルター』の公開が迫ってきましたけど、どんな内容を期待しています?
リプ
もちろん"いつも通り"のステイサム映画! でも今回はちょっと人間ドラマもありそう。最近のステイサム作品には恋愛要素が少ないよね。最初から子どもがいたり、既婚だったり。
ででお
そうだね。もう還暦近いから落ち着いた設定になってきたのかな。『トランスポーター』時代はワンナイトくらいあったけどね。
友野
さっきも触れましたけど、もう59歳なんですよね。まったくそうは見えないですよね~。
ででお
事前に公開されている情報だと、今回のステイサムは振り切ったシリアス路線らしい。孤島にそびえ立つ灯台で暮らすステイサム……しかしその正体は“英国政府の元特殊部隊員”だった……。なんと、今度のステイサムは元特殊部隊員だ!(大事なことなので強調)
リプ
うん、知ってた。安心感が違うもん。
友野
今回の敵はMI6(イギリスの情報機関)ですか。マフィアだったり、国家機関だったり、毎度のことながら敵のスケールもかなり大きいんですけどね。
リプ
ステイサムだからね。しかも今回は“最強の精密機械”なんて異名ももらってるし、MI6でも多分勝てない。
友野
個人的には立派なお髭を蓄えたステイサムも目を引くポイントですよ。無精髭はよくあるけど、ここまでの立派なのはけっこう珍しいかも。

『シェルター』より。
ででお
『トランスポーター』ばりの派手なカーチェイスなんかも期待しちゃったりして。殴り合い、派手な銃撃戦も全部乗せな欲張りセットになってくれたらうれしいよな。
リプ
少女と絆を育んでいく人間ドラマ展開もあるらしいけど、そこはどうなんだろう。
友野
いろいろなしっとりステイサム作品もありますから、そういう新しい魅力の開拓にはちょうどいいかもしれませんよ。
ででお
少女との物語も気になるけど、それでいて頭空っぽで観られて“やっぱりステイサムは最高だよな”って終われる映画になってくれればいいかな。早く公開日になってくれ……禁断症状が出る前に『トランスポーター』で落ち着かせよっと。
おまけ情報:主演も助演も全部ステイサム! ステサミー賞の結果をチェック
最後にジェイソン・ステイサムのめでたい情報を。2026年7月26日(ステイサム59歳の誕生日)に、“ジェイソン・ステイサム“勝手に”生誕祭試写会”なるイベントが行われたのをご存じだろうか。
当イベント内にて、“第一回ステイサム・アカデミー賞(通称:ステサミー賞)”が発表された。
これまで世界中で数え切れない敵を倒し、クルマを壊し、悪党を吹き飛ばしてきたにもかかわらず、なぜかアカデミー賞とは縁がなかった男、ジェイソン・ステイサム。ならば"ステイサムをもっとも愛する人たちが、勝手に賞を贈ってしまおう!”という熱い想いから誕生した本企画では、ノミネート作品も、そして受賞者もすべてジェイソン・ステイサムという、愛と熱量だけで成立する授賞式が実現した。
詳細は公式サイトをチェックしていただくとして、俺たちも遅ればせながら栄えある受賞をお祝いしたい。というわけで、もう結果だけ教える!

番外編の賞が無茶苦茶だが、なぜか納得してしまう。愛されてるなあステイサム。
映画『シェルター』作品概要
- 出演:ジェイソン・ステイサム、ボディ・レイ・ブレスナック、ビル・ナイ、ナオミ・アッキー、ハリエット・ウォルター、ダニエル・メイズ
- 監督:リック・ローマン・ウォー(エンド・オブ・ステイツ、グリーンランド -地球最後の2日間-)
- 脚本:ウォード・パリー
- 音楽:デヴィッド・バックリー
- 編集:マシュー・ニューマン
- 撮影監督:マーティン・アルグレン
- 配給:キノフィルムズ
- 提供:木下グループ
- 公式サイト