古今東西の魅力的なインディーゲームを紹介する“とっておきインディー”。
今回は、妖怪たちと絆を深める生活シミュレーション『清宮物語』。
約1年の早期アクセス期間を経て2026年6月11日、ついに正式リリースされた。
※Web転載に合わせて、本誌掲載時から一部を追記・改訂しております。また、早期アクセスの時点で執筆された記事につき、正式リリース後のゲーム内容とは一部異なる場合があります。妖怪だらけの島で冒険とラブロマンス

冒険に、戦闘に、農業に、ものづくりに、恋愛。これらの要素を含んだゲームジャンルは人気だが、本作にはひと味違った魅力がある。それは、登場キャラクター全員が妖怪という点だ。
主人公も妖怪、敵も妖怪で、恋愛対象も妖怪、という妖怪尽くしな本作。妖怪好きにはぜひ遊んでもらいたい作品である。





人がいない島で狐族のルーツをたどる

主人公は、狐の一族の末裔。妹狐といっしょに、かつて先祖が暮らしていたという清宮に移り住んできた。『清宮物語』の世界では、人間は伝説上の存在であり、実在しないものとして描かれている。
主人公は人間を模した姿に変化できるが、狐の姿にはなれない。逆に、妹は狐の姿のままで、人間に変化ができなかった。主人公と妹は、複数の姿への変化が可能な上位種族・狐の生き残りとして、清宮に眠った謎を解き明かしていく。
清宮に住む妖怪たちと交流しつつ、農業でお金を稼ぎ、広大な清宮の地や狐の遺跡を探検しよう。物語が進み、特定の住民と絆が深まれば、特別な仲になることも。ときには冒険を休んでみるのも悪くない。

この世界で人間は、おとぎ話の中で語られるような幻の存在だ。住民たちも、存在を信じる者と信じない者で二分されている。
運命の相手は誰?

人間っぽい見た目からケモノに近い見た目まで、恋愛対象となるキャラクターはいずれも個性的でよりどりみどり。さらに、性別を問わず自由に恋愛できるようになっている。
自分だけの拠点を作って生活の基盤を築く
清宮に越してきた主人公は、家と敷地を与えられる。この敷地内には好きな家具や、料理をするときに必要なかまど、ものを作るのに欠かせない作業台なども自由に設置できる。

最初はだだっ広く殺風景な部屋も、だんだんと手狭になってくる。家具や装飾品は和風のものが多めだ。

施設を整えれば、料理ができるようになる。料理は戦闘時にステータスを回復させるために必要なほか、住民へのプレゼントとしても喜ばれるものだ。
外の畑では、農作業も可能だ。作物は売って資金にしたり、料理に使ったり、プレゼントとして住民に贈ったりと、さまざまな用途があるので、毎日欠かさずにお世話しよう。
危険な遺跡などを探検するためには、生活の基盤を整えておくのも重要だ。自分にとって最高の家を作り上げよう。

利便性か、見た目重視か
作業台ではさまざまなものが作れる。料理や装備品作りに必要な施設を整えるか、好みの内装に必要な家具を揃えるかは、プレイヤーの自由となっている。
変化で農業も探索も楽々
狐らしく、主人公はさまざまな姿への変化が可能だ。農作業では猪に化けて畑を耕し、スライムに化けて水やりをする。ふだんは行けない場所でも、天狗の姿で空を飛べば届き、スライムになれば水中移動が可能なため、探索時にも便利だ。


先祖たちが残した遺跡を探索

狐の象が祀ってある祠は、解放するとワープポイントになる。見つけ次第、解放しておこう。
清宮には、かつての狐たちが残したと言われている遺跡が存在する。
遺跡は地下に広がっており、鉱石採掘の場として最適だが、危険な敵やトラップもたくさんある。敵を倒したり、ギミックを解いたりして、遺跡の深部を目指そう。
奥へ行けば行くほど珍しいものが見つかり、敵も強くなる。ときには、主人公の特技や変化を使わないと突破できないギミックもあるようだ。

遺跡の中では宝箱が見つかることも。特別なものや、ちょっと珍しいものが手に入るかもしれない。開けるときは、周囲の安全を確保してからにしよう。

メニューの装備品画面では、攻撃をするときに使用する武器や、ステータスを伸ばす防具などを装備できる。
謎を解いて扉の封印を解除

ピンク色の狐の紋様は、封鎖された扉だ。ギミックを解いたり、周囲の敵を倒したりすると進めるようになる。

精霊・グルボは遺跡に生息しており、主人公へ問題を出してくる。正解すれば、扉の封印を解いてもらえる。

遺跡の深部には強大な敵も!?
清宮物語
- プラットフォーム:PC(Steam)
- 発売元:Fireshine Games
- 発売日:2026年6月11日(※正式リリース日)
- 価格:2800円[税込]
- ジャンル:シミュレーション
- 対象年齢:審査なし
- 備考:ダウンロード専売 開発:ACE Entertainment