レノボのゲーミングブランドといえば「Lenovo Legion」だが、今回はエントリーからミドルクラス向けのゲーミングPCライン“Lenovo LOQ(レノボ ロック)”より、ゲーミングノートPC“Lenovo LOQ 15IRX10”をご紹介。
GPUにNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載しており、Amazonプライムデーでは38%オフの20万8800円[税込]にて販売中。
フルHD~WQHDなら人気タイトルを快適に動かせる、はじめてのゲーミングノートPCとしておすすめのゲーミングノートです!
※本稿はレノボの提供でお届けします。
※価格は2026年6月29日現在
Lenovo LOQ 15IRX10はスペック違いでいくつかのモデルがあります。今回お借りしたのは、GPUにNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU、CPUにインテルCore i7-14700HX、メモリ24GB(8GB+16GB)、1TB SSDを搭載した型番83JE00E8JPです。
なお、検証機のメモリは24GB(8GB+16GB)ですが、現在発売中のモデルでは32GB(16GB×2)の構成となります。
また、各タイトルでNVIDIAの“DLSS”(ディープラーニング・スーパー・サンプリング)を使用しています。
DLSSはAIを活用してフレームレートを高める技術。低解像度の映像をAIが高解像度に再構築する“超解像度”や、AIがフレームそのものを生成して滑らかさを底上げする“マルチフレーム生成”などで構成されます。

“DLSS”の効果を示すNVIDIA公式の比較例。『サイバーパンク2077』をRTX5090・4K・最高設定などで動かした際、DLSSオフでは31fpsだが、マルチフレーム生成を含む“DLSS 4.5”では316fpsまで大きく向上している。
※2026年6月に計測。計測方法と評価軸についてはファミ通.com独自に実施しているものです。
※搭載ディスプレイを超える解像度でプレイ可能な場合は、外部モニターに出力して計測。ゲームプレイインプレッション
『Forza Horizon 6』

『Forza Horizon 6』の検証では、 ストリートレースの“大黒チェイス”と、ワールドマップの外山地域の一定ルートを自動運転で走行した際のフレームレートを計測しました。
アップスケーリングは最新のDLSS 4.5に対応。GPUの設定を行うアプリ“NVIDIA App”でフレーム生成モードを最大の6x、ターゲットFPSを500に設定しています。
ちなみに、本作は季節によってフレームレートがやや変化します。雪が積もっている冬のほうが木々の葉が落ち、表現する植物なども減るためか、夏と比べて10fps前後ほど軽くなっていました。その点も踏まえて計測結果を紹介します。
- 解像度:WQHD(2560×1440)
- グラフィックプリセット:High+RT
- アップスケーリング:クオリティ
- マルチフレーム生成:NVIDIA DLSS MFG 6x
季節が冬だったこともあるのか、どちらのシーンも平均178~181fpsとほぼ変わらない結果に。マルチフレーム生成により、高いフレームレートで快適にプレイできました。なお、解像度を4Kにすると負荷が大きくなるため、WQHDでのプレイがおすすめです。
『アークナイツ:エンドフィールド』
『アークナイツ:エンドフィールド』は、武陵城の方興街での移動時と、白亜・アンゲロミラとの戦闘時のフレームレートを測定。検証時の設定は以下のとおりです。
- 解像度:WQHD(2560×1440)
- グラフィックプリセット:高
- アップスケーリング:品質優先
- マルチフレーム生成:NVIDIA DLSS MFG 4x

戦闘時に高いフレームレートが維持できていると、攻撃も見やすく回避もしやすくなります。
マルチフレーム生成を使用すると、フレームレートが大きく向上します。ただし4Kではビデオメモリの負荷が大きくなるため、WQHDでのプレイがおすすめ。WQHDなら移動と戦闘の平均フレームレートは168fps前後、最小値も97.7fps前後と高く、滑らかな映像で快適にゲームが楽しめるでしょう。
『バトルフィールド6』
『バトルフィールド6』では最大64人(32対32)で戦う大規模戦闘の“コンクエスト”と、キャンペーンの冒頭の車両に乗って撃ち合うシーンのフレームレートを測定。検証時のゲーム設定は以下のとおりです。
- 解像度:2560×1600
- グラフィックプリセット:高
- アップスケーリング:バランス
- マルチフレーム生成:NVIDIA DLSS MFG 4x
※2560×1600は、横の解像度がWQHDと同じで、縦に160多いだけのため、本記事ではわかりやすさを優先しWQHD相当として扱っています。
コンクエストは、マップによってフレームレートがやや上下しますが、既存マップはキャンペーンよりはやや軽め。
コンクエストでは平均147.4fps前後、キャンペーンでは平均145.4fps前後と、いずれも144fpsを超える高いフレームレートを維持できていました。この性能であれば、据え置き環境で大画面モニターやマウス、キーボードを接続しても快適に遊べるでしょう。
『モンスターハンターワイルズ』
“緋の森”のフリークエスト“あまねく大地女王を擁し”での移動時と、フリークエスト“這いずる焔”でヌエグドラを狩猟した際のフレームレートを、NVIDIAの測定ツール“FrameView”で測定しました。検証時のゲーム設定は以下のとおりです。
- 解像度:4K(3840×2160)
- グラフィックプリセット:ウルトラ
- アップスケーリング:クオリティ
- マルチフレーム生成:NVIDIA DLSS MFG 4x

検証結果は移動時が平均66.7fps前後、狩猟時が平均73.4fps前後で、全体の平均は70fps前後となりました。これは負荷の高い4Kモニター接続かつ最高画質設定での結果のため、本機が標準搭載しているフルHDディスプレイであれば、さらに高いフレームレートでより快適に楽しめるでしょう。
仕事用としても使えるシックなデザイン
ここからは、Lenovo LOQ 15IRX10本体の特徴を紹介します。カラーは、ビジネスノートPCでも採用例の多いシルバー系のルナグレー。天板にはブランドロゴが大きく配置され、メーカー名も端に控えめに記されています。

シックで落ち着いたデザインになっています。
ディスプレイは15.6インチと、ゲーミングノートPCとしては一般的なサイズで、リフレッシュレート144HzのIPSパネルを採用。NVIDIA G-SYNCに対応し、垂直同期を有効にすれば、画面のチラつき(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)に悩むことなく、快適にゲームが楽しめます。
薄型ながらUSB端子も多く利便性も◎
インターフェースは右側面にUSB Type-CとType-Aをひとつずつ備え、左側面にはありません。映像出力端子や電源コネクター、さらにふたつのType-Aは背面に搭載しています。ゲーミングノートPCとしては割と薄型ですが、背面にはLANポートもあるため、ゲームプレイには有線LANが必須と考えている人でも安心です。

右側面にはUSB 3.2 Gen 2 Type-C、プライバシーシャッター(電子式)、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、USB 3.2 Gen 1 Type-Aを搭載しています。

左側面にはインターフェースだけでなく排気孔もありません。

背面には左からUSB 3.2 Gen 1 Type-A、HDMI、LANポート、USB 3.2 Gen 1 Type-A、電源コネクターを搭載。排気孔も背面にあるため、差し換えない周辺機器などは、背面に差しておくとよいでしょう。
500万画素のWebカメラやキーボードバックライトも搭載
ディスプレイの上部には、いまだ200万画素のカメラが主流のなか、500万画素の高画質なWebカメラを搭載。Web会議やビデオチャット、ちょっとした配信にも十分な画質です。

ディスプレイの上部にWebカメラを搭載。
キーボードにはバックライトも搭載しているため、暗い場所でも見やすくなっています。

ホワイトバックライトはシンプルなライティングが好みの人に向いています。
Legion SpaceでPC性能を最適化
レノボのコントロールハブアプリ“Legion Space”がプリインストールされており、パフォーマンスを3段階に切り替えられます。前述したゲームの計測は、高い性能を発揮できる“パフォーマンス”設定時のものです。

性能は“Legion Space”にて変更できます。“パフォーマンス”がもっとも高いですが、その分負荷がかかり、ファンの音が大きくなりやすくなります。
システム設定では、AI(機械学習)を使用したパフォーマンスの最適化や、ディスプレイと同期してゲームのチラつき・カクつきを抑える“アダプティブ・リフレッシュレート”機能の有効化、ゲーム通信を優先する“ネットワーク・ブースト”なども設定できます。

システム設定にて、ゲームに関わるさまざまな機能が設定できます。
デザインがシックで、ゲームだけでなくふだん使いにも好適なノートPC
Lenovo LOQ 15IRX10は、GPUにNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU、CPUにインテル第14世代のCore i7-14700HXを搭載した、20万円前後では一般的な構成のゲーミングノートPCです。
エントリーからミドルクラス向けの、コストパフォーマンスを重視したゲーミングノートPCながら、ルナグレーのカラーリングと派手さを抑えたデザインで普段使いにも最適。自由度の高めな職場なら、ビジネス用途に使うのも大いにアリな1台といえるでしょう。
※一部画像はNVIDIA公式サイトの動画をキャプチャーして引用。