『マリオ』『ゼルダ』の開発に携わり、任天堂に42年務めた手塚卓志氏が執行役員を退任。退任後は制作プロデューサーとして開発に携わる予定

『マリオ』『ゼルダ』の開発に携わり、任天堂に42年務めた手塚卓志氏が執行役員を退任。退任後は制作プロデューサーとして開発に携わる予定
 2026年7月1日、任天堂は“第86期 定時株主総会 質疑応答”を公開した。本資料は、2026年6月26日に行われた定時株主総会における質疑応答の内容をまとめたもの。株主たちによる質問と、任天堂の代表取締役社長である古川俊太郎氏をはじめとした取締役員による回答が19問分掲載されている。
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 質問のなかには、社員数が増加するなかで人材育成や、“独創・柔軟・誠実”という任天堂DNAをはじめとするものづくりの考えかたをどう継承していくか、といった質問も見られる。

 これに対し古川氏は、「仕事上の経験を通じて多くのことを学べる」と考えているとして、毎年の新入社員の研修に代表取締役 フェローである宮本茂氏が参加するといった取り組みも継続して大切にしていくと回答。

 ニンテンドーDSやニンテンドー3DSのソフトをNintendo Switch 2で遊べるようにする予定はあるか、との質問に対しては「現時点で具体的にお話しできることはありません」とのこと。すでに多数のソフトが遊べるようになっている過去ハードにも触れつつ、「技術的な課題なども踏まえながら、今後もさまざまな可能性に挑戦していきたいと考えています」と回答を締めくくっている。

 ファミリーコンピュータの
『スーパーマリオブラザーズ』などから多くの任天堂作品に関わってきた手塚卓志氏が執行役員を退任されることを受け、その理由と今後の関わりかたを問う質問も投げられた。
『マリオ』『ゼルダ』の開発に携わり、任天堂に42年務めた手塚卓志氏が執行役員を退任。退任後は制作プロデューサーとして開発に携わる予定
ファミコンの黎明期からゲーム制作に携わり続けている手塚氏。
 古川氏は執行役員の退任は任期満了によるものとしつつ、手塚氏が今後も任天堂の開発に関わる予定と回答。手塚氏自身からも発言があり、入社してからの42年間を「とても楽しい仕事をした」と振り返った。今後は制作プロデューサーとして、引き続き任天堂の仕事を続けていく予定だという。

 そのほか、インド市場や現在の株価動向に対する評価、生成AIによる知的財産権侵害のリスクをどう考えるか、メモリ価格の上昇による影響にどう対応するかなど、幅広い質問とそれに対する回答が掲載されている。

 それぞれ詳細については
“第86期 定時株主総会 質疑応答”を確認してほしい。
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