- 人間味溢れる泥臭いアクション
- 解けたときの達成感が格別な謎解き
- 映画の世界に入り込む圧倒的な没入感
ワタナベリィ渡辺がオススメするゲーム
『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』
- プラットフォーム:Nitendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)
- 発売日:2024年12月9日(Switch2版は2026年5月12日発売、PS5版は2025年4月17日発売)
- 発売元:ベセスダ・ソフトワークス
- 価格:Switch2版は8470円[税込]、PS5版は9680円[税込]、Xbox Series X|S版は9700円[税込]、PC版は9680円[税込]
あのころの興奮がよみがえる。映画そのままのインディになりきる冒険譚
当時は物語の細部までは理解できていませんでしたが、遺跡の探索や謎めいた仕掛けに、子どもながらにドキドキしていたことを思い出しました。そうした感覚を胸に本作をプレイすると、映画で感じていたワクワク感がそのままゲーム体験として楽しめました。

ゲームを始めてまず驚いたのは『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の導入シーンが完璧に再現されていること。映画のような美しいグラフィックも相まって、一気に『インディ・ジョーンズ』の世界観に惹き込まれます。
とくに“インディらしさ”を感じたのがアクションの手触りです。近年のゲームによくある超人的なパルクールはありませんが、そこが逆に人間味溢れるインディらしくていいんです。戦闘も、銃を乱射して無双するわけではありません。ムチで敵の武器を落としたり、拳で殴り合ったり、その辺にあるフライパンや瓶を拾って戦ったり。そんな映画さながらの“泥臭い戦闘”が、プレイヤーをよりインディという人間に近付けてくれます。


探索面では、カメラや手帳の活用が印象的でした。気になった場所を撮影して手掛かりとして残したり、冒険のヒントやメモを手帳で読み解いたりするひとつひとつの行動が、考古学者らしさを演出するいいスパイスになっているんです。
また、映画の世界から抜け出してきたかのような遺跡の重厚な作り込みもすさまじく、本当に遺跡を歩き回っているような没入感に浸れます。そうした探索の醍醐味とも言えるのが、行く手を阻む謎解きです。手掛かりを集め、あれこれ悩みながら答えにたどり着けたときは、めちゃくちゃうれしかったですし、自分の力で冒険しているという達成感を味わえました。


物語を彩るヒロインとの旅路は、まさに映画そのもの。冒険を通じて徐々に絆が深まっていく過程はファンならニヤリとしてしまうはず。また、ここぞという場面で“レイダース・マーチ”が流れた瞬間、興奮は最高潮に。おなじみの曲とともに英雄になったかのような高揚感に包まれる体験は、本作ならではの感動です。全体を通して、本作は映画ファンのために丁寧に作られているなと感じました。映画を観て冒険に憧れたことがある人なら、眠っていた冒険心が呼び覚まされる一本です。
Writer:ワタナベリィ渡辺
海外ドラマ大好き編集者。最近は『ウェンズデー』シーズン2、『ストレンジャー・シングス』の最終章を視聴。頭を使う謎解きは苦手だが、物語への没入スピードは早い。





















