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『トリッカル』"スピキ"でおなじみの話題作についてEpid Games代表に訊く。テーマ劇場の実装順序が韓国版と異なるのは「円滑にコンテンツを楽しんでいただくため」

『トリッカル』"スピキ"でおなじみの話題作についてEpid Games代表に訊く。テーマ劇場の実装順序が韓国版と異なるのは「円滑にコンテンツを楽しんでいただくため」
 2025年10月9日にサービスを開始し、もちもちした独特のビジュアルで人気を集め、ネットミームの“スピキ”でも話題沸騰中のiOS、Android向けのRPGタイトル『トリッカル・もちもちほっペ大作戦』(以下『トリッカル』)。
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 今回は『トリッカル』ハーフアニバーサリーを記念して、開発チームに世界や根幹の設定といったゲーム関連の一歩踏み込んだ話から、グローバル版での今後の展開予定まで、さまざまな質問をぶつけた。

 本稿では“グローバル版でEpid Gamesが担当していること”や“テーマ劇場の実装順序について”といった、ファミ通ドットコムだけの質問にもお答えいただいた。
本稿は週刊ファミ通2026年4月30日号(No.1944/2026年4月16日発売)掲載のインタビューをベースに加筆・修正をしたものです。

 また、週刊ファミ通2026年4月30日号(No.1944/2026年4月16日発売)では、『トリッカル』のハーフアニバーサリー記念特集を10ページ掲載。本記事に掲載されているインタビューや『トリッカル』関連のちょっとした小話、ハーフアニバーサリーの振り返り企画などをお届けしている。

 さらに一見緩そうに見えて設定がガッチリ決められている本作の世界設定や、憎たらしくも愛らしい絶妙なキャラクターたちの紹介を未プレイの人や新規教主様(プレイヤーのこと)、改めて本作を振り返りたい教主様向けに愛を持ってガッツリわかりやすく執筆したので、ぜひそちらも読んでいただければ幸いだ。
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ハン・ジョンヒョン氏

『トリッカル・もちもちほっペ大作戦』を開発しているEpid Gamesの偉い人。韓国の周年生放送で歌ったりプールに飛び込まされたりと、なぜか身体を張ることが多い。けっこうノリノリでやっている節も見受けられる。(文中はハン代表)

ゲーム全般に関する質問

ハーフアニバーサリーを迎えた心境はいかがですか?

ハン代表
 教主の皆様の多大なるご支援のおかげでハーフアニバーサリーを迎えられましたことを、心より感謝申し上げます。多くの地域の教主様に『トリッカル』を楽しんでいただけていることを、開発チーム一同、たいへんうれしく感じております。
『トリッカル』Epid Games代表インタビュー! 誌面未掲載の「グローバル版でEpid Gamesが担当していること」や「テーマ劇場の実装順序について」も記載

今後注力したいポイントはありますか?

ハン代表
 以下のの3つを中心に取り組んでいく予定です。

  1. コンテンツアップデートの安定的な提供
  2. キャラクターおよびストーリーのさらなる拡張
  3. 教主様とのコミュニケーション

 また、多くの教主様からご要望をいただいているグッズ展開につきましても、現在準備を進めております。今後の展開にもぜひご期待ください。

使徒や衣装をデザインする際に重要視していることは何ですか?

ハン代表
 キャラクターデザインにおいて私たちがとくに大切にしているのは、使徒それぞれの個性と世界設定の調和です。

 使徒たちは基本的に小柄で愛らしい体型ですが、性格やコンセプトに合わせてそれぞれ異なる雰囲気や魅力を感じていただけるよう、使徒たちをひとりひとり“人格を持つ存在”として捉え、細かなところまでていねいにデザインするよう心がけています。

本作のシナリオを構成する際に大事にしていることをお聞かせください

ハン代表
 『トリッカル』の物語は基本的に明るくコミカルな雰囲気になるように心がけています。物語を長く楽しんでいただくため、キャラクターどうしの関係性や世界の奥行きを自然に感じていただけるような構成を目指しました。

 日常のコミカルなエピソードの中に、時折シリアスな話や伏線を織り交ぜることで、笑いと没入感の両方を楽しんでいただける物語をお届けしていきたいと思っています。
『トリッカル』Epid Games代表インタビュー! 誌面未掲載の「グローバル版でEpid Gamesが担当していること」や「テーマ劇場の実装順序について」も記載

現状未実装のボイスは今後実装されるのでしょうか?

ハン代表
 追加音声の収録作業についても、現在継続して進めています。今後のアップデートにて、順次実装していく予定です。

期間限定のアイコンやスキンなどの復刻予定はありますか?

ハン代表
 過去コンテンツの復刻につきましては、多くの教主様からご要望をいただいていることを私たちも認識しております。アイコンやスキンなど、過去コンテンツを再び入手できる方法については、現在社内で検討しております。

 新しく『トリッカル』を始めてくださった教主様にも本作の魅力を十分に楽しんでいただけるよう、さまざまな方法を模索してまいります。

開発陣への質問

グローバル版でEpid Gamesが担当していることをお教えください

ハン代表
 まずはじめに、グローバル版はパブリッシャーであるbilibili様と協力しながらサービスを提供しております。その中でEPID Gamesは、ゲームの開発やコンテンツ制作、アップデート計画の策定、キャラクターおよび世界観の設定、日本語声優のキャスティングなどなど……。ゲーム全体の開発や方向性に関わる部分を担当しています。

 ちなみにbilibili様には、グローバルサービスの運営やパブリッシング、マーケティング展開、海外グッズ事業など、幅広い分野でご協力いただいております。両社が密に連携しながら、世界中の教主様によりよいサービスをお届けできるよう、引き続き取り組んでまいります。
『トリッカル』Epid Games代表インタビュー! 誌面未掲載の「グローバル版でEpid Gamesが担当していること」や「テーマ劇場の実装順序について」も記載

日本語版の声優キャスティングはどのような点を重視していますか?

ハン代表
 キャラクターのイメージにどれだけ自然に寄り添えるかをもっとも重視しています。また、収録の際の演技指導においても、単に台詞を読み上げるのではなく、キャラクターの感情や状況が自然に伝わる表現になるよう取り組んでいます。

 『トリッカル』は、キャラクターのリアクションや個性が大きな魅力となる作品ですので、演技のニュアンスや表現力についても細部までこだわって制作しています。

ファンや二次創作に対して向き合う際に大事にしている点をお聞かせください

ハン代表
 『トリッカル』は、教主の皆様の支えがあったからこそ、ここまで歩んでくることができました。とくにファンアートや二次創作は、このコミュニティーを象徴する大切な文化であり、今後もその文化を大切にしながら、できる限り応援していきたいと考えています。

 また、スピッキーのミームについても、教主の皆様の愛情から生まれたコミュニティー文化のひとつとして受け止めており、公式コンテンツでも楽しく表現してみました。
『トリッカル』Epid Games代表インタビュー! 誌面未掲載の「グローバル版でEpid Gamesが担当していること」や「テーマ劇場の実装順序について」も記載

作品内のパロディーは開発の方々がお好きな作品を入れているのでしょうか?

ハン代表
 開発チームには、さまざまな作品を愛するスタッフが多く在籍しています。そのため、ゲームの中には自然とパロディーやオマージュの要素が取り入れられることも少なくありません。スタッフそれぞれが思い入れを持つ作品へのリスペクトを、『トリッカル』らしい遊び心としてゲームの中に楽しく反映できるよう心がけています。

 ただし、特定の作品をそのまま再現するのではなく、『トリッカル』の世界設定や雰囲気に合う形にアレンジし、あくまで作品の魅力を広げるスパイスとして楽しんでいただけるよう工夫しています。
『トリッカル』Epid Games代表インタビュー! 誌面未掲載の「グローバル版でEpid Gamesが担当していること」や「テーマ劇場の実装順序について」も記載

開発陣による体を張ったイベントをグローバル版YouTubeチャンネルでも行う予定はありますか?

ハン代表
 グローバル版におきましても、開発チームが直接参加し教主の皆様と楽しめる企画を検討しています。具体的な内容が決まり次第、公式チャンネルを通じて改めてご案内いたしますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

熟練教主向けのコアな質問

グローバル版のテーマ劇場は実装順序が韓国版とは異なっておりますが、意図はあるのでしょうか?

ハン代表
 グローバル版ではサービス環境やアップデートの流れを考慮し、一部コンテンツの実装順序を調整させていただいています。主な意図としましては、教主の皆様に円滑にコンテンツを楽しんでいただけるよう、ストーリー全体の流れを踏まえて構成しています。
『トリッカル』Epid Games代表インタビュー! 誌面未掲載の「グローバル版でEpid Gamesが担当していること」や「テーマ劇場の実装順序について」も記載

ゲーム内で小説『The Trickcal』の挿絵と似たスチルが出てきましたが、小説はどのような立ち位置なのでしょうか?

ハン代表
 小説に登場する世界は、『トリッカル』の世界を別の視点から描いた作品です。ゲーム本編と完全に同一の物語というよりは、異なる可能性を内包した“もうひとつの物語”として楽しんでいただければ幸いです。

最後に

1周年に向けて今後の動きや目標、そして日本の教主たちへコメントをお願いします。

ハン代表
 改めまして、『トリッカル』を応援してくださっている世界中の教主様に、心より感謝申し上げます。今後もより魅力的な物語、個性豊かな使徒たち、そしてさまざまなコンテンツを通して、『トリッカル』ならではの世界をさらに広げていけるよう努めてまいります。

 1周年に向けても、より楽しい体験をお届けできるよう準備を進めておりますので、今後とも変わらぬご愛顧とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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担当者プロフィール

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