TIZZ TRIDENTの結成を祝うお披露目ステージイベントや配信者とファンが直接交流できる企画が実施され、会場は始終大きな盛り上がりを見せていた。
本稿では、そんなAnime Gaming Festの模様をリポートしていく。

熱狂ゲームプレイLIVE!ステージ

約200席の客席には若い来場者の姿も多く見られ、若い層からとくに熱い支持を集める、TikTokという新世代メディアのパワーが感じられた。

本ステージは、ゲーム好きの配信者たちが登壇し、話題のゲームをその場で実況プレイするという内容。いつもなら画面越しでしか見られない実況を生で見られ、ネット配信と違ってダイレクトに感情を共有できるため、実況者とともに声を上げる観客も散見された。
会場をどよめかせる発言も飛び出した『マーベル・ライバルズ』実況
そんな本作には、みそらくんとくんくんがふたりで挑戦。MCに紹介され登壇した際にはステージは拍手とファンの歓声で包まれた。


実況では、くんくんはアイアンマンを、みそらくんはヴェノムを選択してゲームスタート。ルールは中央のエリア確保を争う“コントロール”。意気込んでチャレンジしたもののなかなか敵を倒せず、初戦は惨敗で終わってしまった。


しかしみそらくんがMCから負けた理由を問われた際にはおどけて返し、勝負はまだまだこれからといった様子。また続けて「じつは『マーベル・ライバルズ』は初見だった」と衝撃の事実を明かし、会場をどよめかせて2戦目に突入した。
2戦目は、攻撃側が車両を護衛しながら終着点まで運び、防御側はそれを阻止するというルールの“コンボイ”。こちらの戦いではくんくんがヴェノム、みそらくんはアイアンマンとジェフ・ザ・ランド・シャークを使用し、初勝利に向けてチャレンジした。


意気込んで挑んだ2戦目だったが、まだゲームに慣れていないためか、キャラクターの特性を把握しきれていないのが仇となり、あれよあれよという間に押し切られて敗北。『マーベル・ライバルズ』には、それぞれ個別の能力を持ったヒーローがたくさん登場する。ベテランプレイヤーともなれば全ヒーローの能力を把握しきって立ち回るが、初心者ではどんな攻撃をされているのかもわからないことだろう。そんな状況もあってか、初見プレイで勝利を掴むのはなかなか難しかったようだ。

『勝利の女神:NIKKE』実況はすべての不安を吹き飛ばす神展開に
“背中で魅せるガンガールRPG”というキャッチフレーズでもおなじみで、かわいらしいキャラクターとハードな世界観が生むギャップや、相手をしっかり狙う銃撃とリロードを兼ねた回避をうまく使い分ける本格的なバトルシステムで人気のタイトルだ。
挑戦するのは2.5次元配信者の“うさたん”。「かわいい!」とファンの歓声を受けながらステージに登壇した。うさたんもくんくんと同じでオフラインイベントの経験があまりなく、緊張するとコメントしていたが、それを感じさせない穏やかな様子が印象的だった。





ステージでは砂漠を走る巨大な戦艦と戦うバトルシーンの実況も行われた。うさたんは人気キャラクター“レッドフード”を筆頭に、かわいらしい推しキャラたちでチームを編成し、バトルに挑戦。シンプルな操作感も相まって、うさたんもシステムをすぐに把握できたようで、見事勝利を収めた。


さらに、ステージを締める企画として“ガチャチャレンジ”も開催された。数字が書かれたくじを引き、そこで出た数字の分だけガチャを引いて無事レアキャラを引けるかを見届けるといった内容だ。
しかし、うさたんが引いた数字はなんと最低の“1”! つまり、10連1回でレアキャラを引き当てねばならない状況だ。なんとも心もとない回数だが……。

MCや観客、そしておそらく運営側も不安を覚えたであろう状況だが、ここでうさたんは一発で最高レア(SSR)を引き当てる神展開を見せる。しかもそのSSRキャラクターは新イベントでもフィーチャーされている“アルカナ:フォーチュンメイト”という神引き具合! 会場、うさたん、MCともに大いに盛り上がり、最高の形でステージが締められた。

なお本ステージは、MC・百花繚乱による非常に配慮の行き届いた進行も見どころのひとつだった。
『勝利の女神:NIKKE』は特徴的な表現でも知られるが、会場には幅広い層の来場者が集まっており、その中で同作の魅力を伝える難しさもあっただろう。それでも違和感なくトークを展開し続けた進行力に感心した来場者も多かったはずだ。
配信者スキルが光った『風燕伝:Where Winds Meet』実況
このステージで実況をしたのは“田中”。登壇時には「観客の清々しい笑顔で緊張がほぐれた」と語り、にこやかな雰囲気で実況スタート。ステージはまずゲームを知るためのPV観覧から始まった。映像を見た田中は「幻想的な世界でくり広げられる多彩なアクションに圧倒された」、「ひと言でまとめるなら“半端ない(パない)作品”だ」とコメントし、ゲームに期待を寄せている様子。


ゲームプレイでは、ボス“望月姫”とのバトルに挑戦。目標はもちろん撃破だ。ソウルライクを思わせる激しいアクション性もひとつの注目ポイントとなっているタイトルなだけあり、実況プレイは難しいかに思われた。
だが、実際にはうまくプレイしながらも、キャラクターや世界観の美しさ、アクションの爽快さに言及するという達者な実況プレイを披露。さすがは人気配信者である。

この腕前を受けて話を振られた田中は「爽快なアクション要素がしっかりと伝わるよう、寝る時間を惜しんで練習を積んできた」とコメント。非常に気合を入れてイベントに臨んでいたようだ。その甲斐もあってか、イベントステージではジャスト回避やコンボアクションをうまく使いこなしながら、華麗に戦闘をこなし、会場を沸かしてくれた。

しかし残念ながら、無事に一発でボスを撃破とはならなかった。1回目、2回目では体力を大幅に残した状態で敗北。続く3回目では「口数を減らし、本気で挑む」と意気込んで挑戦。ボスの体力を3分の2ほど削る好プレイを見せたが、惜しくもKO。無慈悲に重症(ゲームオーバー)と画面に表示されてしまった。寝る時間を惜しんで練習し続けたことに加え、大舞台を前に緊張して睡眠不足という状況もあったのかもしれない。


距離感が近めの交流会。ゲーム機にサイン求める猛者も出現

交流会ではそれぞれグッズを持ち寄って並び、会話やサイン会とそれぞれコミュニケーションを重ねていた。幸いにしてイベント当日は青々とした空が広がる気持ちのいい日。気温も暖かく、ほがらかなイベント日和だった。天候に恵まれたことも相まってか、交流会は終始非常に和やかなムードに包まれていた。
また、ファンと配信者の距離感が近かったところも非常に印象的。これもTikTokというメディアの特徴だろうか。短い時間ながらも皆が楽しそうに会話するシーンが多々見受けられた。




また来場者がサインを求めるモノが個性的だったのも印象に残っている。スマホカバー、アクリルスタンド、帽子、Tシャツ、パーカーに始まり、なかには携帯ゲーム機を持ってきて、そこにサインをリクエストする猛者もいたほどだ。




TIZZ TRIDENT結成お披露目ステージ。あっち向いてホイ大会が白熱

“TikTok Gamingをリードし、独自のトレンドを生み出す”といったテーマ、理念、目標などを発表しつつ、今後は「チームを盛り上げられるよう活動をしていきたい」とそれぞれがそれぞれの言葉で意気込みを表明した。


また発表に続いては“ぶっちゃけ誰と行く?”と題されたトークセッションも行われ、ここでも会場を盛り上げるステージが披露された。トークセッションは"焼き肉に行くなら"、"無人島に行くなら"、"バンドを組むなら"といったお題にあわせて、それぞれがメンバーの名前を挙げるという内容だ。



いっしょに焼き肉に行きたい人を挙げるトークでは、サイちゃんネルが人気に。「ムードメーカーで雑用もやってくれそう」というイメージにより、いっしょに焼肉に行きたい人として選ばれたようだ。

“いっしょに無人島に行くなら?”というトークテーマで人気を集めたのはゆきドラ。その人気ぶりはすさまじく、全員からの票を獲得していた。選出は、持ち前のリーダーシップとフィジカルが要因となっていたようだ。

トークセッション“ぶっちゃけ誰と行く?”に続いては、トーナメント方式で優勝者を決める“あっち向いてホイ王決定戦”も開催された。


ここでなんと飛び入りゲストの“純くんち”が参戦するという、ファンにはうれしいサプライズも。計8人が本気で勝利を目指す中、全3回のバトルを勝ち抜き、見事優勝に輝いたのは“みそらくん”。勝利後には煽りダンスを披露し、会場と配信を笑いで包み、最後に大きな盛り上がりを作っていた。第2回が開催された際には、みそらくんの防衛戦が展開されるのかも注目となるだろう。







最後に、チームとしての抱負を全員が語り、イベントは終了。抱負ではメンバー全員が「TIZZ TRIDENTでは個人の活動も尊重しつつ、チームとしてもTikTokゲームコミュニティを盛り上げるべく日々活動していく」と本気で活動に取り組んでいく姿勢を力強く表明しており、これからの展開に期待を持たせてくれた。これからどのような展開をしていくかはまだ明かされていないが、コラボやオフラインイベントなど、多彩な活躍に期待したい。


















