LIPSのバリーション増加や隊長コマンドの追加で、より深い内容に!

本作は、『サクラ大戦』シリーズのナンバリングタイトル2作目。前作の黒之巣会との戦いから1年後、新たなる敵である黒鬼会との戦いが描かれます。印象的だったのはテレビCMで、藤岡弘、さん扮するせがた三四郎が真宮寺さくらのコスプレをした横山智佐さんとイチャイチャするという内容。これまでのせがた三四郎のCMが漢らしかったこともあり、そのギャップに大いに驚かされました。
なお、カプコン、セガ、バンダイナムコエンターテインメントのキャラクターが共演する『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』(プロジェクト クロスゾーン2:ブレイブニューワールド)にも、せがた三四郎と真宮寺さくらが参戦。このCMを再現した会話もあって、ニヤリとしましたね。
『サクラ大戦2』最大の特徴は元欧州星組のソレッタ・織姫とレニ・ミルヒシュトラーセが帝国華撃団に新たな隊員として加わる点です。織姫はプライドが高い一方でレニは心を閉ざしており、最初こそ足並みが揃いませんが、物語が進む中で信頼が生まれ、大切な仲間になっていきます。大神の親友である加山雄一や濃いメンバーが揃う薔薇組など、個性的なサブキャラクターも多数登場。物語を彩ります。


全体のシナリオボリュームも前作から増えており、新キャラクターたちの活躍はもちろん、既存の隊員たちの魅力も深掘りされています。ゲーム冒頭に米田司令から想っている人を聞かれ、そこで選んだ人物が迎えに来るという演出もよかったですね。筆者が選んだマリアは本来なら出張をしていて序盤は登場しないのですが、ここで選ぶと出張を遅らせて迎えに来てくれるため、かなりグッときます。
物語の途中にはサブキャラクターである風組とデートできるイベントも存在。これも前作からプレイしているユーザーはうれしかったと思います。また、本作には仲間と思われていた影山サキがじつは黒鬼会のスパイで、その真の姿は“五行衆”の水狐という展開もありました。やけにお色気シーンの多いお姉さんだなーと思って彼女の誘惑にドキドキしながらゲームをプレイしていた記憶があります。


隊員の数が増え、シナリオのボリュームも膨大になったので、各隊員のエンディングを見るために周回プレイするのは時間がかかりますが、LIPSの選びかたや行動によって大神の性格が変わったり、任意で選べるフリーイベントの数も増えたため、何度プレイしても新たな発見がありました。ミニゲームも豊富で、各隊員ごとのゲームのほか、花組全員と大富豪が遊べる“トランプ大戦”も。こちらもついつい遊んでしまう魅力があり、時間泥棒でした。


戦闘パートは隊員に指示を出すことができる隊長コマンドが追加。移動力重視の風、バランス重視の林、攻撃力重視の火、防御力重視の山の4種類の作戦を切り替えることができました。また、攻撃時に仲間が支援してくれる“協力攻撃”も搭載され、より位置取りが重要になって戦略性が上がって楽しかったです。
ロボットものの醍醐味とも言える機体の乗り換えイベントもあり、初期の光武・改から次の機体である天武に変わったあと、終盤で再び光武・改に乗るという流れがかなり熱かったなあ。




















