- 戸松遥(日高愛役)
- 花澤香菜(水谷絵理役)
- 三瓶由布子(秋月涼役)
公演前には1日目に引き続き、ヴイアライヴの3人が注意事項の伝達などのナレーションを担当。偉大な大先輩たちの登場を前に会場をしっかりと温め、期待のバトンをつないだところでいよいよイベントがスタートした。3人のキャスト陣がステージに姿を現すと、地を揺らすような歓声が上がり、客席は瞬く間に3色のペンライトで埋め尽くされる。戸松さん、花澤さん、三瓶さんが並んで立つという、まさに奇跡と呼ぶべき瞬間にオープニングから会場は熱狂の渦に包まれた。
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自己紹介では、戸松さん、花澤さんに続いて三瓶さんが「今回は"ディアリースターズ"の秋月涼ということで」と、その立ち位置を強調するひと言を添えると、会場からはひときわ大きな拍手が沸き起こる。
17年振りの揃い踏みに、花澤さんや戸松さんも「不思議な感覚」と笑顔を見せ、とくに、開演前のスポンサー読み上げに驚いたというエピソードでは、現在も『アイドルマスター SideM』(以下、『SideM』)で活躍している三瓶さんからの説明があったことも語られた。
また、今回はメンバー全員が2月生まれという巡り合わせもあり、バースデー企画も実施。観客からの歌のプレゼントと、キービジュアルがあしらわれた特製ケーキの登場に、ステージ上の3人もテンションを上げていた。
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最初のコーナー"ディアリーメモリーズ"では、リリース当時の振り返りやプロデューサー(『アイドルマスター』シリーズのファン)からの思い出メールが紹介された。ここで、進行サポート役としてヴイアライヴのプロジェクトプロデューサーを務める勝股春樹氏が登壇。大きな歓声に迎えられる勝股氏に対し、戸松さんから「3人よりも歓声浴びてない?」と鋭い突っ込みが入り、会場は笑いに包まれる。
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改めて勝股氏からゲーム『ディアリースターズ』の概要が説明され、シリーズ初のアドベンチャー形式を採用した経緯や、当時のニンテンドーDSのハードスペック限界までデータを詰め込んだ裏話が披露された。
続けて、それぞれのキャスト陣が自身の演じるアイドルを改めて紹介。その中で、三瓶さんは男性であることを隠している設定ゆえに、男女どちらのトイレに入るべきか迷うシーンが思い出深いと、まさかの回想をくり出し再び笑いを誘った。
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ファンからの熱いメールを交えてのクロストークでは、最初に日高愛へのメールが紹介され、花澤さんは久々の新録時の様子を回想。戸松さんの演じる元気な愛の声がまったく衰えていなかったと語ると、同じく声を聞いた三瓶さんも「これこれ!」と、当時の現場の空気が一瞬で戻ってきた感覚を明かした。
水谷絵理に関するメールでは、『SideM」から本シリーズを知ったというプロデューサーの声を紹介。中学生時代に地下アイドルを経験していたという花澤さんは、ネットアイドルとして活動する絵理に当時から親近感を抱いていたと語る。
一方で絵理の思い出を振られた戸松さんは、なぜか収録当時の食事の話に終始し、「なんでそんなこと覚えてるの!? 絵理のことと関係ないじゃん!」とツッコミを受ける一幕もあった。
秋月涼に関するメールでは、キャラクターに人生を救われたという切実な想いが読み上げられた。三瓶さんは、現在はふたつの事務所で活動する涼について、当時はこんな展開になるとは夢にも思わなかったと言及。そして、活動を続けていく中でつながった今回のイベントの縁を感慨深げに語ると、客席からは大きな拍手が贈られた。
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楽曲に関する話題では、『"HELLO!!"』について花澤さんが歌っているだけでワクワクすると語り、三瓶さんが当時はキーが高く、自分たちの声も若かったと分析して笑いを誘った。
また、愛のソロ曲『ALIVE』については、戸松さんがその難度の高さに触れつつ、この難曲を愛が歌うことに大きな意味があると力説。
絵理の『プリコグ』については、花澤さんが当時、自分がどの曲を歌うかもわからないところで、『ディアリースターズ』の楽曲が並べられ、どの曲が好きかをスタッフに聞かれた思い出を回想。その中から、迷わずこの曲を選んだという運命的なエピソードを披露した。
涼の『Dazzling World』では、物語の完成度を高めるために男性ボイス版が必要となり、先述したようにかなりハードの限界だった中で、収録を行っていたことも振り返った。
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コーナーの最後にはスタッフからの手紙が紹介され、制作陣の熱い想いが届けられた。田中文啓氏からは制作の苦労と感謝が、梶岡俊彦氏からはキャスト陣との初対面の印象が、そして田宮清高氏からはキャラクターデザインにおける試行錯誤の過程が語られ、会場からは改めてスタッフ陣に向けた感謝の拍手が送られた。
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勝股氏が退場し、続いて披露されたのは朗読劇"駆け抜けろ!ディアリーストーリーズ!!!"。ストーリーはゲームの後日談であり、ヴイアライヴのプロジェクトが始動した後の時間軸という設定だ。
トップアイドルとして活躍する3人の姿に加え、水谷絵理のプロデューサーである尾崎玲子や876プロの石川実社長の声が登場するなど、熱い展開のオープニング。劇中では、現実のフェスと同様に3人がトークとライブを行うというメタ的なストーリーが展開された。
質問コーナーではそれぞれのソロ活動の近況が明かされ、CMで人気の愛、作曲やジャケットアートの制作に、ガジェットレビュアーとして活躍する絵理、そして315プロで活躍する涼の様子に、互いへのリスペクトが送られた。
また、後輩であるヴイアライヴの3人に対する先輩目線の印象が語られたシーンは非常に興味深く、シリーズのつながりを感じさせた。
途中のクイズ企画ではネットアイドル・サイネリアが進行役を務め、出題者として愛の母・日高舞や桜井夢子も登場。サブキャラクターにいたるまでフルボイスという豪華な演出に、会場のボルテージは上がり続ける。
さらに、「愛の大爆笑からの告白」、「絵理が鳴き真似で水瀬伊織へ思いを伝える」といった無茶ぶりにもチャレンジ。そして涼は秋月律子のモノマネで『いっぱいいっぱい』のアカペラまで披露するなど、笑いが絶えない時間となった。
最後には舞台袖で見守るヴイアライヴの3人や、音楽プロデューサー・武田蒼一、そして楽屋の涼に電話してくるF-LAGSのメンバーも出演。まさに876プロの集大成といえる朗読劇となった。
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興奮冷めやらぬまま、イベントはいよいよライブパートへ。幕開けを飾ったのは、876プロを象徴するユニット曲『"HELLO!!"』。イントロが響いた瞬間の地鳴りのような大歓声は、この日いちばんの熱狂となった。
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続いて花澤さんが『プリコグ』を披露。透明感あるウィスパーボイスで会場を魅了すると、つぎは三瓶さんによる『Dazzling World』へ。1番を女性ボイス、2番を男性ボイスで歌い分け、まさに秋月涼の歩んだ歴史を感じさせる演出だ。3曲目は戸松さんによる『ALIVE』。壮大なバラードを、かわいらしくも凛とした力強さで歌い上げ、アリーナは盛大な拍手で包み込まれた。
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最後の挨拶では、花澤さんが改めて水谷絵理としてステージに立てた感動を語り、新旧すべてのプロデューサーへの感謝を口にした。三瓶さんは積んできたすべての経験をこのステージに活かせたと達成感を滲ませ、つぎは17年も待たずに集まりたいと未来への希望を語った。戸松さんは「日高愛役です!」と自己紹介できる喜びを改めて噛み締め、「私、アイマス声優ですから!」と力強く宣言。まだ歌っていない楽曲があることへの意欲を語ると、会場は期待に満ちた拍手に包まれた。
ラストを飾ったのは、3人のユニット曲『ハッピース』。17年のブランクを感じさせない完璧なハーモニーを響かせ、ラスサビ前の間奏では愛、絵理、涼からのメッセージも盛り込まれるという最高の演出で大団円へ。
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最後は戸松さんのリードによる「アイマスですよ、アイマス!」のコールで締めくくられ、3人はステージを後にした。暗転した場内には、愛、絵理、涼による終わりのナレーションが流れ、3日目の合同ライブに向けた意気込みを語り、夢のような一夜は幕を閉じた。
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17年という歳月を経て、オリジナルキャストが勢ぞろいした伝説の一夜。ゲームや楽曲の思い出を振り返るトークに始まり、サブキャラクターまでフルボイスで登場する豪華な朗読劇など、ファンへの愛に満ちた演出が会場を終始楽しませてくれた。
何よりライブパートでは、アイマス史上においてもオリジナルキャストによるフルコーラス披露という奇跡のステージはまさに感動の瞬間だ。その貴重な機会を噛みしめるように、プロデューサーたちの全力のコールがアリーナを揺らしていたのが印象的だった。
キャスト陣が語った通り、再び3人がステージに立つ姿が見られる日を願わずにはいられない最高のファンミーティングとなった。
いよいよ最終日となる"Dearly Stars×vα-liv LIVE -UNDER ONE SKY !!!!!!-"では、876プロのアイドル6名全員が同じステージに集結する。世代を超えた共演の模様も引き続きリポート予定なので、ぜひチェックしていただきたい。
"Dearly, Dearly MEETING !!!" セットリスト(※敬称略)
- “HELLO!!”(戸松遥、花澤香菜、三瓶由布子)
- プリコグ(花澤香菜)
- Dazzling World(三瓶由布子)
- ALIVE(戸松遥)
- ハッピース(戸松遥、花澤香菜、三瓶由布子)













