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ガイナックス破産整理終了、法人として消滅。カラー代表取締役・庵野秀明が自身の思いとともに公式サイトにて報告。42年弱の歴史に幕を下ろす

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ガイナックス破産整理終了、法人として消滅。カラー代表取締役・庵野秀明が自身の思いとともに公式サイトにて報告。42年弱の歴史に幕を下ろす
 本日2025年12月11日、カラーは、代表取締役・庵野秀明氏による“株式会社ガイナックス について”と題した報告を公式サイトにて公開。アニメーション制作スタジオ・ガイナックスの破産整理が終了し法人として消滅したことを報告した。
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 報告文では「誠に残念な最後ですが、静かに受け止めています。」と自身の思いをコメント。最後には「神村、ありがとう。そして、御苦労様でした」といったガイナックス最後の代表取締役・神村靖宏氏への感謝も綴られている。

 また、関係各所の協力もあり、
“各作品の権利処理、権利譲渡、制作成果物等各種資料の譲渡に関しては、正当な手続きをもって各権利者やクリエイターに戻せた”と報告している。

 旧経営陣体制下においては、正当性を欠く権利移譲、資料譲渡が行われていたようで、カラーは当時の経営陣に民事訴訟を提訴。2023年1月20日に謝罪を受け入れる形で和解を成立させている。報告ページでは和解文書も公開中だ。

 ガイナックスは
『トップをねらえ!』や『天元突破グレンラガン』などで知られる1984年設立のアニメーション制作スタジオ。2010年代より徐々に経営状況が悪化し、創設期から20年以上籍を置いた庵野秀明氏も株主として再建に参加。尽力するも実らず、昨年2024年に破産申請が受理されていた。
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