『キングダム ハーツ』と『キングダム ハーツII』の狭間の物語を描く

制作発表時は『キングダム ハーツII』と同時に開発されていることが明かされたうえ、対応ハードが携帯型ゲーム機だったということもあって話題となった。各社メディアでも大きなニュースになっていたので覚えている人もいるかもしれない。
本作はナンバリングではないため外伝的作品と思う人もいるかもしれないが、1作目の『キングダム ハーツ』と本作のつぎに発売された『キングダム ハーツII』のあいだを埋めるストーリーとなっており、れっきとした本編シリーズとして認識されているようだ。
ちなみに、『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』とゲームボーイアドバンスSPがセットになった“キングダムディープシルバーエディション”も発売されている。


ワールドは、1作目から地続きの物語ゆえか『アラジン』、『不思議の国のアリス』、『ピーター・パン』、『くまのプーさん』などのアニメーション作品がメインとなっていた。ストップモーションアニメの技法を用いた『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』も引き続き登場している。




“アタック”、“マジック”、“アイテム”、“エネミー”などにカテゴリー分けされるカードであらかじめデッキを組み、手札からカードを選べばカードに応じたアクションを発動する仕組み。
通常攻撃すらカードになっていて、カードを使い切ると何もできなくなるので逐一リロードしていくといった寸法だ。各カードには0~9の数字が振られていて、敵と自分が同時にカードを出した場合は数字が大きいほうが勝つ。弱いカードでもストックして大きな数字にすることもできた。
前作と勝手が違うため慣れないうちは難しかったが、次第に仕組みを理解し、戦略的にデッキを組めるようになるとどんどんおもしろくなる。“マップカード”でダンジョンの部屋を自分で作り有利なシチュエーションにするなんてことも可能で、セーブポイントを設置したりカード集めをする部屋を作ったりできるのもよかった。


現在、本作で遊びたいのであればNintendo Switchやプレイステーション4(PS4)、PCでプレイ可能な『キングダム ハーツ -HD 1.5+2.5 リミックス-』がおすすめ。リメイク作の『キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ』を収録している。
『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』発売5周年
『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』は、Nintendo Switch、プレイステーション4(PS4)、Xbox One向けに発売された、『キングダム ハーツ』シリーズ初のリズムアクションゲーム。各ワールドを訪れて楽曲を解放し、音楽に合わせて画面奥から流れてくるエネミーを倒して“リズム”を集め、懐かしい冒険の記憶を辿っていく。
ディズニーの楽曲やテーマソングなど、歴代の作品から140曲以上もの楽曲が収録されており、音楽の力によってプレイヤーの中に眠る『キングダム ハーツ』の思い出が鮮やかに蘇ること間違いなしの作品だ。






















