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『ウマ娘』新育成シナリオ“ごくらく♪ ゆこま温泉郷”先行体験。源泉パワーで回復しまくる育成システムは新感覚。“保養”を説く癒しの物語にも注目を!

by原常樹

『ウマ娘』新育成シナリオ“ごくらく♪ ゆこま温泉郷”先行体験。源泉パワーで回復しまくる育成システムは新感覚。“保養”を説く癒しの物語にも注目を!
 多くのファンに愛されながら4周年を迎えたサイゲームスの人気コンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、『ウマ娘』)。2025年6月より英語版の配信も始まり、世界的にブームを巻き起こしています。

 10月より放映が始まったアニメ
『ウマ娘 シンデレラグレイ』第2クールの注目度も“尻尾上がり”で、毎週の放送を心待ちにしているというトレーナーも多いことでしょう。コンテンツ全体が盛り上がる『ウマ娘』ですが、2025年10月29日には新シナリオ“ごくらく♪ ゆこま温泉郷”(以下、“温泉郷編”)が実装となります。

 本記事では、メディア向けに開催された先行体験会より、“温泉郷編”の先行プレイをお届け。本育成シナリオの魅力をたっぷり紹介しちゃいます。
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“温泉郷編”はあらゆるウマ娘に適性あり! 気兼ねなく湯浴みすべし!

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 まず“温泉郷編”は、スキル選択の画面に遷移するまでしっかりシナリオを読んで1時間程度。オートのおまかせ育成でスキップを駆使すると30分程度かかりました。ほかのシナリオと比べて大きく所要時間が変わることはありませんが、温泉でゆったりくつろぐシーンがしばしば入るため、気持ちゆったりしたテンポに感じる部分はあります。

 また、“温泉郷編”実装時のアップデートでは
育成時の体力が数字という形で可視化される予定だとか。“温泉郷編”のみならず、すべてのシナリオで体力が視認できるようになるのはトレーナーにとってもありがたいポイントです。
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 なお、温泉郷編は育成ウマ娘固有の育成目標があるシナリオで、育成がスムーズに進めば6ターンのURAファイナルズに突入。そして、すべての目標達成後に発生する温泉旅行イベントも健在。“温泉郷編”ではゆこま温泉でたっぷり湯浴みすることになりますが、温泉旅行イベントは福引の結果、まったく違う温泉地への旅行を引き当てたと捉えるとしっくり来そうです。

基礎能力の上限ボーナス
  • スピード +700
  • スタミナ +600
  • パワー +500
  • 根性 +500
  • 賢さ +200

 “温泉郷編”の基礎能力の上限は“無人島へようこそ -DESIGN YOUR ISLAND-”(以下、“無人島編”)をすべてのステータスにおいて上回るほどの高水準。とりわけスピードの+700は目を見張るものがあります。

育成終了後に進化可能なスキル
  • 先手必勝 ⇒ 一番風呂いただきます!
  • お先に失礼っ! ⇒ 走り湯ダッシュ
  • 時中の妙 ⇒ 湯に入りて湯に入らざれ
  • 真骨頂 ⇒ 秘湯より湧くチカラ
  • 迸る気迫 ⇒ 噴泉スピリット

 本育成シナリオの進化対応スキルは、“一番風呂いただきます!”が逃げ、“秘湯より湧くチカラ”が差し/追込、“噴泉スピリット”が先行、残るふたつのスキルが全脚質に対応。
それぞれの脚質にまんべんなく、距離の影響を受けない進化スキルが集まっているのが特徴です。どのウマ娘の育成でも進化スキルが腐らないのはうれしいところ。

シナリオリンクに対応している育成ウマ娘
  • トウカイテイオー/アンストッパブル 砂の地層に対する掘削力が+10される
  • ミホノブルボン/踏ませぬ影 土の地層に対する掘削力が+10される
  • トランセンド/コンセントレーション 土の地層に対する掘削力が+10される
  • ホッコータルマエ/見事な砂蹴り 岩の地層に対する掘削力が+10される
  • ワンダーアキュート/猛追 岩の地層に対する掘削力が+10される
  • 保科健子/全身全霊 源泉パワー発動時の超回復が発生しやすくなる/入浴券の獲得枚数が増加する
※全キャラクター共通のシナリオリンク効果として、スキル獲得イベントで獲得できるスキルがノーマルからレアに強化。
 シナリオリンクのウマ娘に関する注目ポイントのひとつが、ダート適性の高いウマ娘が揃っていること。詳細は後述しますが、とりわけ短距離~マイルのウマ娘を育成しやすい要素が揃うシナリオなので、競技場などでマイルのダートレースに出走させるウマ娘を育てるのにもピッタリという感触でした。また、トウカイテイオーのシナリオスキル“アンストッパブル”や、トランセンドのシナリオスキル“コンセントレーション”のようにもともと使いやすかったスキルが進化に対応しているのも注目したいポイントです。
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 今回の先行体験会で筆者が育成したのは“アヤベさん”こと、アドマイヤベガ。“無人島編”でふわふわな毛並みの誘惑にも負けずにダチョウとデッドヒートをくり広げてくれた彼女には、引き続き“温泉郷編”の課題であるPR活動をがんばってもらうことにしました。

 過去にも
『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』のポップアップストアにて、清涼な浴衣姿(with ふわふわなわたあめ)を披露してくれていたアヤベさん。スマートなシルエットに伝統的な和装束が似合うというのは自然なロジックですが、それがほかのウマ娘よりも耳がスラリと長いアヤベさんともなれば、輝きが倍増するのは自明の理。温泉地のアピールをさせるのにこれ以上ない人材だと思います。自分だったら真っ先にオファーしますよ、秒で。
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 さて、話は少し脱線しますが、筆者は『ウマ娘』をきっかけに競走馬の世界に興味を持ち、今年の8月には“アイビスサマーダッシュ”を観戦するために新潟競馬場へと遠征してまいりました。
※脱線が長いので、先行プレイレポートの情報のみが必要な方は、つぎの画像までスクロールしてください
 あとから知ったのですが、今年の世界陸上東京大会でも大活躍だったとある選手も『ウマ娘』を愛好し、アイビスサマーダッシュを観るために新潟競馬場に訪れていたそうで……。あらゆるところに同好の士がいるという実感からうれしさがこみ上げてきて小躍りしたものです。

 新潟競馬場の遠征で筆者が宿泊したのが、新潟の名湯・瀬波温泉。夏祭りの喧騒と虫の声とが心地よくまじりあう温泉街は風情たっぷりで、見上げればそこには漆黒の夜空と星々の煌き。

 もちろん、夏空の主役である“夏の大三角”、こと座のベガも燦然と輝いていました。そうなると自然と浮かんでくるんですよ、アヤベさんの怜悧な横顔が! 彼女がキャンプをしていたときはこれぐらい美しい夜空を眺めていたのだろうと想起してしまいますし、同時にこの景色をひっそり妹と分かち合っていたと考えるとなんだかグッと来てしまいます。

 あと、宿泊先のホテルはお布団もたいへんふわふわで。アヤベさんもきっとかなり高得点をつけてくれるに違いないなと自然と想起できて幸せになりました。

 日常生活のなかにもその温もりや残り香をイメージできるほど親近感が湧くのも『ウマ娘』の魅力。さわやかでまぶしくて、ときには執念や狂気すらもはらんだ走りを見せるウマ娘たちの存在が、(少なくとも筆者にとっては)それほどまでに身近になったという証左なのかもしれません。その存在で日常に彩りを与えてくれていると考えると、本当にありがたいことだと思います。

 ――と、すっかり脱線しましたが、“温泉郷編”の育成ウマ娘はアヤベさんに決定! なお、筆者のもうひとりの推しウマ娘であるナリタタイシンはメディア関係者に熱烈なファンが多いため、温泉地で彼女が奮闘する姿もいまごろしっかり掲載されているはず……。

 筆者が珠玉だと感じている 、“KFCさんぽ”の“持ち帰り”でやさしく包みを落としてからそっと微笑んだときのような破壊力のあるタイシンスナップ ショットで悶絶させてくれるだろうと確信しています。ウマ娘は十人十色のかわいさがあるから(ついつい目移りして)困りますよね……。
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“温泉郷編”のあらすじ
忙しい日々を送るウマ娘たちに届いた、
“ゆこま温泉郷”からの癒しの招待。
だが温泉郷は衰退の危機にあり……!?
いい人生は、いいお休みから。
“保養”を見直し、健やかに生きよう。

 今回のシナリオはトレーナーが、URAの誇る保養施設“ゆこま温泉郷”のアピールを眺めるところから始まります。休養日であっても何かとあわただしく動こうとしてしまうウマ娘や、健康診断に引っかかったトレーナーにとってはそれが魅力的に映りました。

 ゆこま温泉郷のアピールをしたのは、女将を務める
保科健子(声:高垣彩陽)と、その後継として修業中のユノハナブルーム(声:豊崎愛生)
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保科健子(声:高垣彩陽)
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ユノハナブルーム(声:豊崎愛生)
 保科さんはかつてトレーナーとして活躍していたようで、それもURAから有識者会議に招集されるほどの名伯楽だったのだとか。そして、ユノハナブルームはふわふわとしたイメージだけでなく、端々に芯の強さを感じさせるウマ娘。保科さんと二人三脚でレースに出走していたウマ娘という過去も伊達ではありません。

 ゆこま温泉郷に直接足を運んでホスピタリティに満足するトレーナーたちでしたが、
ゆこま温泉郷は客足が減って存続の危機に陥っていました。その原因は温泉の湯量が減っていることや、トレーニング技術の向上とともに温泉保養以外での療養手段が増えたこと。そこで、温泉郷の存続を願うトウカイテイオー、ミホノブルボン、トランセンド、ホッコータルマエ、ワンダーアキュートらが立ち上がります。こうして、各々の得意分野を活かした温泉地の復興活動が始まりました。
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 詳しいネタバレは控えますが、筆者はウマ娘たちが“保養”に真剣に向き合う姿にまぶしさを感じました。伝統を大事にするワンダーアキュート、知識量と人脈を武器にしたトランセンド、町おこしのノウハウがあるホッコータルマエによる温泉地の再興は王道サクセスストーリーといった感じでワクワクするものがありましたし、シナリオの終盤にミホノブルボンやトウカイテイオーが見せる姿にも感慨深いものが……。まさにこの人選だからこそのドラマという印象です。

 ちなみに今回のメインシナリオでは、
オグリキャップやデアリングタクトなど、シナリオリンク外のウマ娘も登場します(当人を育成していたので筆者は確認できていませんが、どうやらアヤベさんも登場するとか!?)。また、ビジュアルは描かれていないものの、温泉にゆかりのある存在として“小倉の鬼”や“風雲児”の異名を持つ名ウマ娘がシナリオに登場する点にも驚かされました。小ネタまで含めて、まさに見どころたっぷりのシナリオであることは間違いありません。

“温泉郷編”の育成システムの特徴

 “温泉郷編”は育成システムもオリジナリティに溢れています。その代表例が“温泉”コマンドでしょう。
  • ターンを消費しない代わりに、入浴券が1枚必要
  • 温泉を実行すると温泉パワーが発動し、即時効果としてさまざまな恩恵を受けられる(初期の段階でも、体力回復、ウマ娘3人の絆ゲージ上昇、一部の悪いコンディションの解消、やる気上昇が発動)
  • 温泉パワーの継続効果により、一定ターンのあいだトレーニング効果にボーナスが発生
  • 温泉パワーの継続効果が残っている状態では、再度入浴することができない
  • 源泉の掘削が進むごとに、温泉パワーのボーナスが増えていく
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 体力回復もできる“無人島編”の“島トレ券”といえば、その利便性は伝わるはず。うまく活用できればお休みやお出かけを実行せずとも体力を一定水準に保つことが可能になりますし、やる気の上昇や一部の悪いコンディション(片頭痛、肌荒れ、寝不足)のリカバリーも可能。シナリオに対応する友人サポートカードの差が出ていたからか、“無人島編”に比べてトレーニングの体力消費が多いという実感はありましたが、温泉を使うことで十分に補うことができました。

 むしろ、体力の回復に気を回す必要がほとんどなく、
賢さトレーニングやお出かけをどのタイミングで踏めばいいかという判断が難しくなったようにも感じます。

 なお温泉コマンドによる回復では、
“超回復”が発生する場合もあります。こちらは、通常時よりも多く体力が回復するだけでなく、一時的に体力が上限を超えて最大150まで回復するのが特徴。一定の体力を消費した状態で温泉コマンドを選ぶと抽選が発生し、それ以降も体力を消費するごとに確率が上乗せされる形で抽選が行なわれます。

 つまり、
後半になればなるほど超回復が発生しやすくなるということ。また、サポートキャラクターとして保科健子を編成しているとより発生しやすくなるというのもポイントです。
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 超回復が発生した場合はスキルヒントも獲得できますし、合わせて大量のスキルPtもゲット。今回のテストプレイでは目標レース以外のレースに出走せずとも、超回復の恩恵で獲得スキルPtの合計が6000を超えました。これは本育成シナリオならではの大きなアドバンテージかもしれません。

入浴券は意外とたくさん手に入る!?

 温泉の実行に必要な入浴券は以下のタイミングで獲得可能。“無人島編”の島トレ券と比較しても入手手段が豊富なので、惜しまずに使ってよさそうです
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タイミング/枚数
  • PR活動/1枚
  • 初回の源泉選択/2枚
  • 源泉の掘削完了/0~2枚(※)
  • 夏合宿直前/0~2枚(※)
  • 最終湯浴み会のあと/1~2枚(※)
※友人サポートカード:保科健子の有無とレアリティによって変動
 PR活動は“温泉郷編”でのみトレーニング時に追加されるコマンドです。入浴券が1枚手に入るうえに必ず成功するというメリットがありますが、ほかのトレーニングと同等の体力を消費するうえにステータスの上昇量はだいぶ控えめ

 どちらかといえば、実行したいトレーニングがないときの保険として選ぶことが多くなりそうなイメージでした。ただ、
PR活動に勤しむウマ娘たちの姿はめちゃめちゃかわいいので、ぜひお楽しみに!
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 また、友人サポートカードの保科健子を編成していると、源泉の掘削完了時や夏合宿の前、最終湯浴み会の後に入浴券が手に入ります。手に入る入浴券の枚数は、編成しているサポートカードのレアリティによって変化するので(上限突破の回数ではありません)、SSR[ゆるり、ゆこま旅館]保科健子を所持している場合は優先的に編成することをオススメします。
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SSR[ゆるり、ゆこま旅館]保科健子

トレーニングのブーストにも使える温泉コマンド

 もうひとつ注目したいのが、温泉パワーが発動したときにトレーニング効果が上昇するということ。こちらは“走れ!メカウマ娘編 -夢繋ぐ発明-”(以下、“メカウマ娘編”)のメカギアのオーバードライブに近い感覚で、温泉パワーが発動するたびに一時的にトレーニングの効果が底上げされます。

 とりわけ
友情ボーナスに影響する温泉パワーは強力で、最終盤に友情トレーニングを実行すると、とんでもない量のステータスが上昇しました。ただ、逆にいえば、温泉パワーを使ったとしても友情ボーナスが発生しないトレーニングに対応するステータスは伸ばしにくいとも言えます。

 先行体験会での筆者の育成結果から説明すると、
賢さのサポートキャラクターを編成せずに育成したアヤベさんは4種類のステータスがほぼカンストしたのに対して、賢さは1000にも届きませんでした。賢さの足りないアヤベさん――ふわふわへの渇望が強すぎて残念になってしまったと捉えればそれはそれで愛しいのですが、バランスの取れたウマ娘を育成したいトレーナーにとってはやはり看過できないポイントでしょう。

 以上のことからも“温泉郷編”は、一度の友情トレーニングで複数のステータスを伸ばすことができた“無人島編”とは対極的な性質のシナリオといえます。一部のステータスが凹んでも影響が少ない……たとえばスタミナの重要度が低めな
短距離~マイルのウマ娘を育てるのにもってこいのシナリオといえそうです。

源泉の掘削方法

 トレーニングの効果を爆発的に高める温泉パワーは、源泉を掘削することで成長します。源泉の掘削は3ターン目開始時からスタート。まずは掘削のターゲットとなる源泉をひとつチョイスすることに。

 源泉は複数(最終的には9種類)用意されていて、シナリオが進むごとに少しずつ解放されていきます。
掘削のターゲットとなる源泉を選んでしまうと、特定のタイミングか選んだ源泉の掘削が完了するまで選びなおすことができません
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ふつうに育成しているだけで掘削は進行!

 トレーニングやお休み、お出かけ、レースの出走などを選択するだけで掘削は進行していくので特別気を回す必要はありません。ただし、お休みやレースの出走時の掘削量はほかのコマンドに比べて低い(60%ぐらい)ため、注意が必要です。

 源泉の地層は砂、土、岩の3種類があり、地層ごとに掘削力が設定されています。源泉の掘削にはウマ娘が直接参加している(!)ため、ウマ娘のフィジカルがそのまま影響するのも特徴。基礎能力によって掘削力の変動があるというわけですね。
  • 砂の地層……スピード・賢さ・スタミナの影響をおもに受ける
  • 土の地層……根性・スピード・パワーの影響をおもに受ける
  • 岩の地層……パワー・賢さ・スタミナの影響をおもに受ける
 それぞれの地層を掘削するための装備も個別に用意されており、掘削する源泉を選ぶタイミングでいずれかの地層に対応する装備のレベルを上げることもできます。

 さらに、
掘削力は基礎能力に紐づく因子で底上げされるのも特徴で、シナリオリンクキャラクターを育成/サポートカードに編成していると掘削力にボーナスがかかるのもポイント。
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 中盤以降に掘削可能になる源泉は、砂&土のように複数の地層が積み重なっているものもあり、最終盤に登場する源泉は3種類の地層がすべて重なっている代わりに温泉パワーによるボーナスが破格! 先行体験会の時点では、すべての友情トレーニング効果が45~60%アップするというとんでもない内容となっていました。また、編成しているサポートカードのタイプが5種類以上のときのみ発動する強力な継続効果もあり、育成の可能性をさらに広げてくれそうです。

 特定の地層に対する掘削力を高めてスタートダッシュを決めるのがいいのか、それともすべての地層に対する掘削力をまんべんなく高めるのがいいのか……? 先行体験会の時点では正直筆者には判断できませんでしたが、逆にいえばそれだけ研究の余地があるセクションといえるのかもしれません。

掘削状況が湯浴み会の評価に直結

 “メカウマ娘編”におけるUpgrade Exam、“収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭”(以下、“豊食祭編”)における試食会や大豊食祭と同じ位置づけにあるのが毎年年末に開催される“湯浴み会”です。こちらの評価は源泉の掘削状況がそのまま反映される形に。

 ジュニア級&クラシック級の湯浴み会は“いい湯♪”が最高評価で、シニア級では“ごくらく♪”が最高評価。先行体験会の時点ではすべての源泉を掘削しきれなくても“ごくらく♪”評価を取れましたし、おまかせ育成でも達成が確認できたので、ハードルはそこまで高くなさそうです。
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 ちなみに、湯浴み会を終えるたびに温泉の規模もパワーアップしていきます。もちろん、温泉コマンド実行時の演出も変化するので注目してほしいところ――というか、筆者的にはこの演出の変化こそがもっとも推したいポイントのひとつ。

 まず、ジュニア級では育成ウマ娘がひとり湯船に浸かる演出で、クラシック級になるとほかのウマ娘と隣り合って入浴する演出に進化。さらにシニア級では団体入浴とでもいうべきにぎやかなひとときが描かれます。これがまたどれも趣深いんですよ……!

 ジュニア級でひとりまったり湯船に浸かるアヤベさんは孤高に走る彼女のイメージとピッタリですし、シニア級の団体入浴を楽しむ姿も運命を乗り越えてひと皮むけた(ユニークなふわふわお姉さんと化した)アヤベさんと考えればとくに違和感はありません。アヤベさんのみならず、シナリオが進むごとにスタンスが変化するウマ娘はきっと味わい深いものがあることでしょう。
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 クラシック級でいっしょに入浴してくれるウマ娘は、シナリオリンクに対応しているウマ娘たち。距離感の詰めかたがうまいトランセンドなんかは、リラックスしてコミュニケーションを楽しんでいるのが容易に想像できます。

 シナリオリンク対応キャラクターにはミホノブルボンもいることですし、
シナリオが配信されたらライスシャワーを育成して、ブルボン&ライスで憩いのときを楽しんでもらおうと筆者は堅く心に誓いました

 しかし、このクラシック級の演出が素晴らしいからこそ、シナリオリンクという枠を超えてウマ娘たちの温泉ツーショットを味わいたくなるのもトレーナーの性でしょうか。それこそ、アヤベさんとカレンちゃんが隣り合ってお湯に浸かっているシーンがあれば救われるトレーナーがたくさんいるはず……。それこそ“ウマさんぽ”などで自由な組み合わせの入浴を楽しめる日が来たらうれしいのですが。

 本育成シナリオで新たに登場する楽曲は『ゆこまロマン純情派』です。昭和レトロな温泉街には欠かせない“カラオケ完備の宴会”を想起させるようなムード歌謡。『ウマ娘』でもこれまであまりなかったテイストですね。

 唐突にトウカイテイオーが“はちみー”について歌い始めるなど歌詞もフリーダムで、端々に登場する“テルマエ・アモーレ”という単語の語感もクセになりそう。まさに温泉のようにゆっくりじっくり浸かりたくなる楽曲&ライブ演出という印象です。
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SSR[天才的ユートピア]トウカイテイオー

湿度が高めなウマ娘が活躍したメディア対抗戦

 先行体験会のラストには、すっかり恒例行事となったルームマッチによるメディア対抗戦も開催されました。今回の条件は12月下旬から開催されるチャンピオンズミーティングと同じく、阪神レース場 芝1600メートル(マイル)右・外、冬、晴、昼。また、“温泉郷編”のおまかせ育成で育てたウマ娘のみが出走できるというレギュレーションもありました。
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 ファミ通.comが送り込んだのはUB2のアヤベさん。マイルの適性もAに引き上げた状態での出走です。メディア対抗戦にはなぜか差し/追込のウマ娘が多く揃う傾向にあり、今回もナリタタイシンやデュランダルなど、終盤の猛追を武器とするウマ娘が揃っていました。ライバルは多いですが、アヤベさんも切れ味で負けるわけにはいきません。

 鼻息荒く臨んだメディア対抗戦でしたが、
残念ながら我らがアヤベさんは3着の惜敗。なお、2着は電撃オンラインさんのナリタタイシンで、1着はAUTOMATONさんのスティルインラブという結果に。レース展開も熱いものがあり、とりわけ終盤に脚質が差し/追込のウマ娘が一斉に駆け出す場面はなんとも鬼気迫るものがありました。結果的に、勝利への渇望が強そうなウマ娘が見事に上位を押さえた感じがありますね。
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 さて、せっかくスティルインラブが1位を取ったので、筆者もちょっとだけ彼女のことを語りたいなと……。なんといっても外せないのはあの鬼気迫る育成シナリオですよね。スティルインラブが育成ウマ娘として登場した直後に筆者もプレイしたのですが、あのときの衝撃は心の奥底に焼きついたままいまだに消えません。

 彼女の物語は美しく、狂おしく、切なく――ほかとは一線を画す色合いで、とりわけ金鯱賞のあとのジェットコースターのような展開は凄まじいというほかありません。ご褒美の意味合いが強い“温泉イベント”すらも異彩を放っていました。けれども、そんなスティルインラブだからこそ、ほかのウマ娘たちとにぎやかに名湯を楽しんでいる光景を拝むことができたら、トレーナーとしてはグッと来るものがあるのではないかという予感もあります。
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 早く彼女たち を育ててみたい、早く明日が来てほしい……ということで、“温泉郷編”は明日(2025年10月29日)より配信開始! ぜひ皆さんもさまざまなウマ娘を育成しつつ、ゆこま温泉の魅力を味わってみてください。もしかするとそれが“保養”の大切さを見つめ直すきっかけになるかもしれません。

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