
『モンスターハンターアウトランダーズ』は、カプコンからライセンスを受けたTiMi Studio Groupが開発するスマートフォン向けの新作ゲーム。本記事では試遊してわかった本作の操作方法や、独自の要素を紹介していく。なお、プレイ中の写真には筆者手が映り込んでおり、やや見づらい点にご容赦いただきたい。
スマホ用に最適化された操作がマジで快適
ちなみに、敵に吹き飛ばされた後に回避ボタンを押すと、『モンハンライズ』にあった“翔蟲受け身”のようなモーションですぐさま体勢を立て直せる。アクションはかなり快適。
スキルボタンは使用するごとにつぎのスキルへと切り替わる仕組み。たとえば太刀の場合は、スキルボタンが気刃斬りの1段目→2段目→3段目と変化していく感じ。つぎのスキルに入れ替わってもボタンの位置はそのままなので、ボタンを連打する感覚でつぎつぎと攻撃がくり出せるというわけだ。
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あくまで個人的な感想だが、ロックオンの追尾性能は従来シリーズよりも高くなっている印象。攻撃しながらのカメラ操作がしづらいデザインではあるので、そのへんが配慮されているのかもしれない。
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特徴の異なる“奥義”を持つキャラクターを選択して狩りに挑む。狩猟体験はしっかりと『モンハン』
- ミドリ(太刀):軽やかに攻撃を回避して、練気ゲージを素早く溜めるスキルを持つ
- ペペ(ヘヴィボウガン):跳躍からの空中射撃で強力な連射を放つ。奥義にはモンスターの動きを中断させ、持続的に減速させる効果がある
- ラヤ(双剣):華麗な踊りでモンスターを圧倒。奥義にはモンスターの動きを中断させ、防御力を低下させる効果がある
- 主人公冒険者:すべての武器種が使用可能。今回の試遊では太刀、弓、双剣、大剣、ヘヴィボウガンが使えた
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また、通常攻撃やスキルのほかに、キャラクターごとに“奥義”が用意されているのも本作ならではのポイント。奥義はキャラクターごとに効果が異なり、大ダメージを与えたり、敵の動きを鈍らせたり、防御力を低下させたりと、強力な効果を持っているアクションになっている。簡単に言うと超強力な必殺技。使うと派手な演出も見られるので、操作していて気持ちがいい。
奥義は、一度発動すると再使用するまで時間を要するため、連続で使用することは不可。モンスターが隙を見せたとき、気絶状態になったときなど、ここぞという場面で活用するのがいいのかもしれない。
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モンスターの動きも独自のものが用意されていて、これまで何千と狩猟してきたプケプケ、リオレウス相手にも新鮮な気持ちで狩りが楽しめた。すでに「早くほかのモンスターの“融光種”の狩りも体験したい」とウズウズしてしまうほど。
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と、駆け足で試遊してわかったことを紹介してきたが、ほかにもさまざまな要素が用意されている模様。本作独自の要素をふんだんに用意しながらも、ゲーム性は『モンハン』シリーズの魅力がしっかりと受け継がれている、というのが率直な感想。スマホ用に操作も最適化されていて、スムーズに遊ぶことができたのもうれしいポイント。個人的には、コントローラーにも対応しているかが気になるところ。
ちなみに、今回の試遊バージョンでは、フィールドで石の位置と向きを調整しながら目標の高さまで積み上げる“精神一到”、翼竜に捕まり続ける“スイングハンガー”といった遊びが試せるようだ。自分は時間が足りずに試せなかったので、TGS会場で試遊しようと思っている人は、ぜひこのあたりの要素にも注目するといいかも!