好きに、ヤれ。ゾンビパラダイスで過激に暴れ回るシリーズ2作目
2010年(平成22年)9月30日は、プレイステーション3(PS3)、Xbox 360、PC(Windows)用のアクションゲーム『デッドライジング 2』が発売された日(※)。本日でちょうど15周年を迎えた。
※Steam版の配信日は2015年4月2日。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/53103/a4efdd2f969559e8b1c92e99f32ded48e.jpg?x=767)
シリーズ1作目となる『デッドライジング』で、ゾンビのアウトブレイクが発生してから5年後。本作の舞台となるフォーチュン・シティで、主人公チャック・グリーンは娘のケイティーに使用する抗ゾンビ化薬“Zombrex(ゾンブレックス)”の購入資金を稼ぐため、悪趣味なテレビ番組“テラー・イズ・リアリティー”に出ていた。
ゾンビの群れをなぎ倒し優勝したものの、番組終了後に突如としてアウトブレイクが起き、街は大混乱に陥る。なんとかセーフエリアまで逃げ延びたのも束の間、愛娘の薬を探すべく、チャックはひとりゾンビで溢れ返るショッピングモールへと向かうのだった……。
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混乱に巻き込まれただけでなく、チャックはアウトブレイクの首謀者にされてしまう。その疑いを晴らすことも目的のひとつだ。
本作では、前作同様にクリアーまで72時間のタイムリミットが設けられているうえ、ケイティーには24時間ごとにZombrexを投与しなければならない。基本的にプレイヤーはマップのどこを訪れてもいいが時間的制約がある。そのため、本作は好きな場所を好きなタイミングで探索し、気の済むまで敵と戯れられるようなゲームとは一線を画している。
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3日間のタイムリミットのほかにも、各エリアで発生するミッションには制限時間が設定されており、何を優先するかの選択を迫られる。プレイヤーは、つねに緊張感溢れるサバイバル体験を味わえるというわけだ。
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ゾンビとの過激なバトルも、本作の魅力を語るうえで欠かせない。攻撃によって大量の血しぶきが噴き出し、武器次第でゾンビの部位が欠損する。画面を埋め尽くすほどのゾンビの大群との激闘は、まさにスリル満点!
銃火器、刃物、バットはもちろんのこと、キャッシュレジスター、鉢植え、マネキンといったユニークな武器も特徴だ。種類ごとにアクションや使用回数が異なるため、ゾンビ一掃用や群れの突破用、強敵用など、場面によって使い分けていくことが攻略のカギとなっていた。
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武器に素材を組み合わせて"コンボ武器"を作れるシリーズおなじみの要素は、本作から実装。作成した武器で敵を倒せば多くのPPを獲得でき、効率よくレベルアップできた。
主人公の敵は何もゾンビばかりではない。マップの各所では理性を失ったクレイジーな人間“サイコパス”が待ち受ける。その強烈な個性もさることながら、ひとたび彼らと遭遇すれば“ヤるか、ヤられるか”の手ごたえ十分のバトルが楽しめた。
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食品を扱う店舗などでは、体力を回復するためのさまざまな飲み物や食べ物が手に入るのも、本作のおもしろいところ。バトルの息抜きとして、アパレルショップや化粧品売り場で服装や髪色を変え、コーディネイトで遊んだ方も多いことだろう。
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また、ゲーム最序盤のテレビショー内や一部のミッション、チェイスシーンなどではバイクにまたがって疾走する展開も。元モトクロスチャンピオンとしてスタイリッシュにフィニッシュできたときは、ゾンビ戦とはまた違った達成感が味わえたものだ。
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本作ではオンラインを介したCOーOPも可能で、力を合わせてミッションをクリアーする喜びは格別だった。また、“TERROR IS REALITY”で、ほかのプレイヤーとの対戦に熱中したことを記憶しているプレイヤーもいるのではないだろうか。
現在『デッドライジング 2』をプレイしたいなら、2016年9月に発売されたリマスター版(プレイステーション4(PS4)、Xbox One)がおすすめ。恐怖は現実であると謳う“テラー・イズ・リアリティー”に迫るがごとく、さらに鮮明になったゾンビアクションで、愛娘と人々を救うかっこいいオヤジになってみよう。
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画面写真はPS4版のものです。