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Switch2『星のカービィ ディスカバリー+スターリーワールド』流星の力で既存のステージが一変! バネやはぐるまを使った新たなほおばりアクションはかわいくも爽快。『ディスカバリー』の世界でもっと楽しめる!

byNiSHi

Switch2『星のカービィ ディスカバリー+スターリーワールド』流星の力で既存のステージが一変! バネやはぐるまを使った新たなほおばりアクションはかわいくも爽快。『ディスカバリー』の世界でもっと楽しめる!
 任天堂より、2025年8月28日に発売予定の『星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』。2022年に発売された『星のカービィ ディスカバリー』に新規ストーリー『スターリーワールド』が追加され、グラフィックやフレームレートも向上。高精細でなめらかなグラフィックのもと、本編シリーズ初の3Dアクションが楽しめるタイトルだ。

 パッケージ版とダウンロード版が発売され、Nintendo Switchの『星のカービィ ディスカバリー』を持っている人は、アップグレードパス(2000円[税込])を購入すると遊べるようになる。そんな本作をひと足早くプレイする機会を得たので、
『スターリーワールド』部分を中心としたプレイレビューをお届け。
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流星の力で鮮やかに変貌した新世界が舞台

 『ディスカバリー』の舞台は、現代の世界が荒廃したような文明と自然が融合した未知なる“新世界”。『スターリーワールド』では、この“新世界”に突如巨大な流星が飛来。落下の衝撃で、海の上には火山島と、わざわいをもたらすと伝えられている“闇の星”が出現。“闇の星”によるわざわいを封印する能力を持つスターリーたちが各地に散らばっているので、彼らを助けに向かうのが、『スターリーワールド』の目的だ。
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 『ディスカバリー』の世界をベースにしながらも、流星の力によって、かつて冒険した世界が様変わり。キラキラと輝く結晶が世界を浸食。それにより、ビルに登れるようになったり、海が割れて海底が探索可能になったりと、冒険が縦に拡張するイメージになる。簡単に言うと、『ディスカバリー』で登場したステージに、新たな地形(というにはとても大きい)が加わりつつ、新たな敵が登場するということ。すでに遊んだ世界に、どのような新しいワクワクが仕込まれているのか確かめに行くのに胸が躍った。
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『スターリーワールド』の舞台は、『ディスカバリー』で登場したステージがモチーフ。ステージ内に点在している“スターリーフラワー”を見つけると、キラキラとした結晶が新たな道を形作る。
 流星の力で染め上げられたステージは色鮮やかで冒険心もくすぐられる。冒険心のおもむくままに気になる箇所を探索すれば新しいギミックが登場したり、収集アイテムがもらえたりとご褒美が用意されているのもうれしかった。
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『スターリーワールド』から新たに登場する新なる脅威・ギャラクタル。
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本編で登場した強敵は結晶化してより苛烈に。より歯ごたえのあるバトルが楽しめるのもウリだ。
 なお、『スターリーワールド』は、本編最序盤の“ネイチェル草原”をクリアーすると解放。その後も、本編の進行とともに順次遊べるステージが増えていくので、『ディスカバリー』と『スターリーワールド』の世界を見比べながら遊んでいくのも、新しい発見があって楽しいはずだ。
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既存のステージの別バージョンという形で、対比しながら遊ぶことが可能だ。

一生懸命ほおばる愛らしいカービィの新しい一面でアクションが縦に拡張

 『ディスカバリー』の最大の特徴といえば、“ほおばりヘンケイ”。「カービィなら吸い込めるんじゃない?」と思える現実世界のものをがんばって吸い込んでほおばっている姿がおもしろくてかわいい。少しはみだしながらも、一生懸命ほおばりながら冒険している様子も愛らしい。そこから、見た目通りの能力でステージを壊したりしながら突き進むのが爽快で、『ディスカバリー』ならではの魅力だった。
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 『スターリーワールド』でも、その魅力は健在。既存の“ほおばりヘンケイ”+新しい3つの“ほおばりヘンケイ”を駆使しながら、縦に拡張された新世界を縦横無尽に進んでいく。

 “バネほおばり”はカービィがピョンピョンと飛び跳ねて大ジャンプ。そこから落下するように“ドロップアタック”をすることでひび割れた床を壊したり、敵をぺしゃんこにして撃退。弾むように上下にダイナミックに移動できるのが楽しい能力だ。
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 “はぐるまほおばり”は、壁に張り付いて転がりながら移動できる能力。“はぐるまとっしん”で飛び出せば、離れた壁にもくっつくことができる。スリリングな移動が楽しめつつ、地上を移動中に“はぐるまとっしん”をくり出せば敵も吹っ飛ばせたりと、爽快さも備わっている。
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 “かんばんほおばり”では、カービィが平らになり、坂を滑って進めるように。“スピンとっしん”で敵をふっとばすとスピードがアップ。壁や障害物はジャンプで避けて先へと進んでいく。ステージによってはタイムアタックのように楽しめたりと、疾走感溢れるアクションが味わえるのが魅力だ。
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 これらの新しい“ほおばりヘンケイ”も活用しながら、流星の力でギミックが盛りだくさんとなった世界を探索できるのが本作の醍醐味。 “ほおばりヘンケイ”で解いていくギミックやパズルはどれも新鮮で、飽きも来ない。痛快なアクションとユニークなギミックの数々、そして手足をばたつかせながら“ほおばりヘンケイ”で進んでいくカービィの姿に夢中になること請け合いだ。
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“バネほおばり”と役割が被りそうな“さんかくほおばり”だが、“バネほおばり”よりも機動力が高い点を活用できるステージが用意。しっかりと差別化が図られているのもうれしかった。

本編クリアー済みの人にも新しいワクワクがたくさん!

 ゲームの難易度的には、本編を一通り遊んだ人向けかなという印象。筆者は一度本編をクリアーして、コピー能力を一通り強化し終えてからまとめて『スターリーワールド』を遊んだので、そこまで苦労はしなかった。あまりコピー能力を強化していない状態だと、序盤から苦戦しそうだと感じたため、もしあまりにも苦戦するようなら、先に本編を進めるとよいかも。熟練のプレイヤーなら、あえてコピー能力を未強化の状態で進めると、一層歯応えが感じられるはずだ。
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 流星の力で様変わりした新世界を舞台に、“スターリーフラワー”を活用して縦に拡張されたギミック盛りだくさんのステージを、痛快な“ほおばりヘンケイ”とともに突き進んでいくのが楽しい『スターリーワールド』。Switch2の高精度のグラフィックによって結晶で染め上げられた世界の美しさが際立っているし、フレームレートの向上によってカービィの動きも滑らかでかわいさにも磨きがかかっている。そして、やはりSwitch版と比べてロードが格段に早くなっているので、冒険も非常に快適だった。

 文明と自然が融合した“新世界”と、キラキラと輝く結晶が侵蝕している『スターリーワールド』の世界を比較しながら進められるし、手強いステージミッションも相変わらず存在しているので、本編をすでに遊んでいる人も存分に楽しめる内容になっていると感じた。Switch版を持っている人は、アップグレードパスを購入すると本作を遊べるようになるので、初めての方はもちろん、本編クリアー済みの人にもぜひプレイしてみてほしい。
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      集計期間: 2025年08月28日04時〜2025年08月28日05時