
原作は、雪深い山荘に集まった8人の若者たちの身に巻き起こる惨劇の一夜を描いたホラーアドベンチャーゲーム。実写化は『ヴァチカンのエクソシスト』、『ドント・ブリーズ』シリーズなどで知られる映画スタジオスクリーン・ジェムズと、『アナベル 死霊人形の誕生』監督のデビッド・F・サンドバーグが製作を担当している。
この劇場版『アンティル・ドーン』の公開を前に、ホラーゲーム原作の実写映画作品を特集するプレスリリースが届けられた。特集の中では8月29日に公開を控える劇場版『8番出口』をはじめ、2002年より展開された映画『バイオハザード』シリーズも紹介されている。
夏本番を前にホラー映画を探している人は参考にしてみてはいかがだろうか?
『ヴァチカンのエクソシスト』『ドント・ブリーズ』のスタジオが放つ『アナベル 死霊人形の誕生』監督最新作!PlayStationの人気ゲームが実写映画化!日本発世界的人気作からこの夏大注目R18+作品まで世界中が新次元の恐怖体験の虜になる!!恐怖確約!!ホラーゲーム原作映画5選一挙紹介!!
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)、『ライト/オフ』(2016)などを手掛けたデビッド・F・サンドバーグを監督に迎え、『死霊館のシスター』(2018)、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のゲイリー・ドーベルマンと、『ポラロイド』(2019)のブレア・バトラーが脚本を共同担当。PlayStationのゲーム発の『グランツーリスモ』(2023)、『アンチャーテッド』(2022)、世界的人気サバイバルアクションドラマシリーズ「THE LAST OF US」を手がけてきたアサド・キジルバッシュが製作に加わり、『ヴァチカンのエクソシスト』(2023)、『ドント・ブリーズ』シリーズ等、これまでもホラーファンの心を鷲掴みにしてきた映画スタジオ、スクリーン・ジェムズ発の最新ホラー作品として今年4月に全米で公開されるやいなや4週間連続で全米興行収入ランキングトップ10入りを果たし、R指定の衝撃的な映像描写に「怖すぎる…」「まさに超強烈!」とホラーファンから大興奮の口コミが相次いだ映画『アンティル・ドーン』が8月1日(金)より日本公開!
日本発世界的人気作から2025年夏最注目のR18+作品まで世界がこの恐怖を欲している!!ホラーゲーム原作映画5選一挙紹介!
『アンティル・ドーン』<R18+>(8月1日(金)公開)
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ソニー・インタラクティブエンタテインメントから2015年に発売され、迫真の映像美と展開が“ホラー映画のよう”と評され世界中のホラーゲームファンの心をつかみ、大ヒットを記録したホラーアドベンチャーゲーム『Until Dawn -惨劇の山荘-』。キャラクターを実在するハリウッド俳優がモーションキャプチャーで演じたことで生まれるリアリティと、「バタフライエフェクトシステム」を用いたプレイヤーの操作や選択でストーリーが分岐し、「全員生存」から「全員死亡」まで256通りのエンディングが用意された革新的なゲームプレイで得られる恐怖体験が、ついに“実写映画”となり惨劇の舞台をスクリーンへ移し届けられる。
本作の監督は、『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)、『ライト/オフ』(2016)などを手掛けたデビッド・F・サンドバーグが務め、脚本は『死霊館のシスター』(2018)、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)といった大ヒットホラー作品を世に放ってきたゲイリー・ドーベルマンと『ポラロイド』(2019)のブレア・バトラーが共同で担当するという、現代ホラー映画界を代表するこのジャンルを知り尽くした凄腕クリエイターたちが大集結。
映画版では5人の若者が、主人公クローバーの失踪した姉を追って“何かがおかしい”山荘に迷い込んだことで、死んでも死んでも終わらない”地獄の殺戮タイムループ“に巻き込まれ、生きて脱出するために恐怖の一夜を繰り返す<”タイム脱出型“スラッシャーホラー>として、新次元のホラー体験を観る者の心身に刻むこととなる。すでに全米では今年4月に公開を迎えており、4週間連続で全米興行収入ランキングトップ10入りを果たし、全米がR指定の衝撃的な映像描写に夢中になった。日本でもR18+指定が決定しており、本作で描かれるまさにホラー映画へのラブレターとも言うべきスラッシャーホラー体験に最後まで耐えられるか─。ぜひ劇場でこの惨劇からもたらされる恐怖を身をもって実感してほしい。
「バイオハザード」シリーズ(2002~)
その後、実写とアニメーションの両軸で映像化が幾度と成されてきたが、2022年に改めてゲーム原作のストーリーラインに立ち戻り、忠実に再構築した『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が公開。舞台は1998年の、製薬企業アンブレラ社が秘密裏に行っていた人体実験を原因とし、住民たちがゾンビと化し荒廃した街・ラクーンシティ。ゲームシリーズ「バイオハザード1」および「2」の主要キャラクターであるクレア・レッドフィールド、クリス・レッドフィールド、ジル・バレンタイン、レオン・S・ケネディらが登場し、“ゲームの原点を描く”ことを掲げた本作らしく、初めて「バイオハザード」をプレイしたときの記憶が新鮮かつ底知れぬ恐怖とともに蘇るような、原作への強いリスペクトを随所に見つけることができる。
さらに、新たにゲームシリーズ1作目のホラー要素に立ち返り制作される再リブート版が2026年9月に全米公開することも決定しており、ホラーゲーム原作の金字塔として君臨する「バイオハザード」シリーズはホラーゲーム原作の映画化の道を今後も深い恐怖の闇で包み込んでくれることだろう。
『サイレントヒル』(2006)
物語は、養子の娘シャロンが悪夢の中で繰り返しつぶやく「サイレントヒル」という言葉をきっかけに、母親ローズが深い霧と灰に包まれゴーストタウン化した「サイレントヒル」を訪れるところから始まる。霧に覆われる荒廃した町に、突如鳴り響くサイレン、そして異様な街並み――ゲームの象徴的な演出と、“レッドピラミッドシング”や“バブルヘッドナース”といった異形のクリーチャーたちが精密に再現されており、原作ファンの心を掴んだ。原作ゲームが孕む、母性や宗教観、罪と罰といった深いテーマは映画版にもしっかりと落とし込まれており、ホラーにとどまらない深みを作品に与えた。
2012年には続編『サイレントヒル:リベレーション3D』が公開され、そこから10年以上の時を経て、ゲームファンのなかで圧倒的人気を誇るゲームシリーズ第2作「SILENT HILL2」を原作とする、映画版第3弾である『Return to Silent Hill(原題/日本公開未定)』の北米公開が発表に。映画版第1作目を手掛けたクリストフ・ガンズが再び監督を務めることが決定しており、ホラーゲーム好きは絶対に見逃せない。
『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2024)
物語の舞台となるのは、かつて子どもたちに人気を博したが、今や廃墟と化したレストラン<フレディ・ファズベアーズ・ピザ>。主人公マイクが夜間警備員として勤務する中、レストランに放置されたままになっていた巨大マスコットたちが不穏な動きを見せはじめる。過去に起きた“失踪事件”や、マイク自身のトラウマと絡み合いながら物語は展開し、“怖可愛い”マスコットたちの恐怖表現のみならず、キャラクターの心理描写が丁寧に描かれたことで、マイクが過ごす戦慄の5日間を忘れられない映画体験へと昇華させた。
余りの人気にすでに続編『Five Nights at Freddy’s 2(原題/日本公開未定)』も制作され、北米では12月5日に公開予定。近年高まり続けるホラーゲーム原作の実写化への期待に、ブラムハウスは最新作でも胸を張って応えてくれるに違いない。
『8番出口』(8月29日(金)公開)
映画化の発表では監督・キャストが未発表でありながら、原作ゲームへの注目度の高さから世間の話題をかっさらい、さらなる注目を集めたキャスト発表に続いて、第78回カンヌ国際映画祭への正式招待決定が発表され、上映後には2,300人から総立ちの喝采を浴びるという、ゲーム原作映画の新たな歴史を刻む偉業を達成。『アンティル・ドーン』と並ぶ、2025年、ゲームファンの夏を熱くする、ホラーゲーム原作映画の一つだ。
クレジット表記
- タイトル:『アンティル・ドーン』
- 原題:UNTIL DAWN
- 公開表記:8月1日(金)全国の映画館で公開
- 映倫レイティング:R18+
- 監督:デビッド・F・サンドバーグ(『アナベル 死霊人形の誕生』『ライト/オフ』『シャザム!』)
- 脚本:ゲイリー・ドーベルマン(『死霊館のシスター』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』)、ブレア・バトラー(『ポラロイド』)
- 製作:アサド・キジルバッシュ(『グランツーリスモ』『アンチャーテッド』)、デビッド・F・サンドバーグ、ゲイリー・ドーベルマン
- 出演:エラ・ルービン(『アイデア・オブ・ユー~大人の愛が叶うまで~』)、マイケル・チミノ(『アナベル 死霊博物館』)、オデッサ・アジオン(『ヘル・レイザー』)、ユ・ジヨン(『モキシー ~私たちのムーブメント~』)、ベルモント・カメリ(『君と一緒に過ごした夏』)、マイア・ミッチェル(『ティーン・ビーチ・ムービー』『ラスト・サマー ~この夏の先に~』)、ピーター・ストーメア(『アルマゲドン』、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』)
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