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『エースコンバット』30周年。“フライトシューティング”というジャンルを確立させたPS初期の傑作【今日は何の日?】

byウワーマン

『エースコンバット』30周年。“フライトシューティング”というジャンルを確立させたPS初期の傑作【今日は何の日?】
※本記事は、2024年6月30日にアップした記事を再編集したものです。

手に汗握るドッグファイト

 1995年(平成7年)6月30日は、プレイステーション(PS)用ソフト『エースコンバット』が発売された日。今年で30周年を迎えた。

 『エースコンバット』は、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売されたフライトシューティングゲーム。アーケードゲーム『
エアーコンバット』シリーズをベースに制作されており、本作とほぼ同時期に開発されていた『エアーコンバット22』の一部仕様が取り入れられるなどしている。
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 シミュレーター的な戦闘機の挙動のリアルさよりも、敵機を撃ち落とす爽快感や空中を自在に飛行してドッグファイトをくり広げる緊迫感など、エンターテインメントとしてのおもしろさを追求しているのが特徴。また、本作の登場以降は“フライトシューティング”というジャンルがゲームファンのあいだで定着、広まったと言われている。

 やはりポリゴンを用いて表現されたドッグファイトの楽しさが秀逸で、敵機をロックオンしてミサイルを一気に撃ち込む気持ちよさ、逆にロックオンされて「ピーーー」という音が鳴り響いた際の緊張感は、これまでに味わったことのないようなゲーム体験。多くのユーザーが空中戦に明け暮れて本作は大ヒットを記録した。
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 筆者は映画『トップガン』に夢中になった世代だったこともあって、ブリーフィングで作戦内容を確認し、機体を選択して出撃するという流れだけでもう大興奮。通信で入る「READY?(準備はいいか?)」、「BREAK NOW!!(散開!)」のセリフにワクワクが止まらなくなったものだった。敵機を撃墜した際の「ビンゴ! ヒャッホー!!」がいまでも耳に残っている。

 ねじる操作がユニークなコントローラ“ネジコン”にも対応していたので、これを使ってフライトを楽しんだユーザーも多かったのではないだろうか。
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 以降『エースコンバット』はシリーズ化し、ハードウェアの進化とともにクオリティーをアップしながら数々のタイトルを発売。最新作は2019年1月17日に発売した『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』で、ナンバリングタイトルとしてはじつに12年ぶりの作品となる。初代とは比較にならない美しさのビジュアルもすごいが、VRミッションの臨場感がたまらない。2024年7月11日には、Nintendo Switchでも『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN DELUXE EDITION』(エースコンバット7 スカイズ・アンノウン デラックスエディション)として発売された。

 なお、2021年には、『エースコンバット』新作プロジェクトの始動も発表されている。どのような内容になるのか、そろそろ詳細が知りたいところだ。
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