『Let’s Build a Dungeon』MMORPG運営シミュの作中作にゲーム業界風刺作が登場。利益とトラブルを天秤にかけ、開発スタジオの未来はいかに

『Let’s Build a Dungeon』MMORPG運営シミュの作中作にゲーム業界風刺作が登場。利益とトラブルを天秤にかけ、開発スタジオの未来はいかに
 Springloadedは、MMORPG開発会社の経営シミュレーション『Let’s Build a Dungeon』の新モード“ジャストビルドモード”と、キャンペーンモードに登場する作中作『バディランド』の情報を公開した。現在体験版がSteamにて配信中だ。

 ジャストビルドモードは、最大4人でいっしょにMMORPG作りを楽しめる、簡略化されたお手軽経営シミュレーションモード。ゲーム作りの楽しさに焦点を当て、仲間と意見を交わしたり、意見が割れれば投票で方針を決めたりなど、カジュアルに楽しむことができる。 

 
『バディランド』はキャンペーンモードに登場し、実際に遊べる作中作。ジャンルはモンスター捕獲型のクラフトサバイバル。プレイヤーはゲームスタジオのCEO兼ゲームデザイナーとして、法的トラブルや倫理的ジレンマに直面することになる。開発スタジオの運命はいかに……?
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以下、プレスリリースを引用

MMORPG開発会社経営SLG『Let’s Build a Dungeon』友達と一緒に遊べる協力プレイモード発表 業界に一石投じるパロディゲーム『バディランド』登場!

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インディー開発スタジオSpringloadedは、2025年6月8日に開催されたSummer Game Festにて、MMORPG開発会社経営SLG『Let’s Build a Dungeon』について、新たに「ジャストビルドモード」と、実際に遊べるパロディゲーム『バディランド』を発表いたしました。

本作はゲームデザイナー兼CEOになり、史上最高のMMORPGを開発するゲームスタジオを運営するゲームです。人材の採用・解雇から投資家の要求への対応、ダンジョン設計からワールド構築まで、ゲームスタジオ運営をリアルに体験できます。

今回発表された「ジャストビルドモード」は、最大4人で一緒にMMORPG作りを楽しめる、簡略化されたお手軽経営シミュレーションモードです。
『バディランド』は現実のゲーム業界での出来事を風刺した作中作です。ゲーム開発の身近な出来事を足掛かりにプレイヤーに「ゲームの成功とは何か?」問いかけます。

本作はKowloon Nightsとの提携によりPCおよびXbox向けにリリース予定で、現在Steamでウィッシュリストに登録受付中。日本語対応のデモも配信中です。

手軽にMMORPG開発できるジャストビルドモード

最大4人で気楽に、完璧なMMORPGの構築に挑戦できるモードです。
ジャストビルドモードでは、ゲームスタジオ運営の複雑な責任を負わずに、作る楽しさ、意見交換と意思決定の楽しさを味わえます。
メインモードの緻密な要素を省略し、仲間と協力して自作ゲームのプレイヤー人口を増やしながら、MMORPGの世界を作り上げてください。
Wholesome Gamesでのジャストビルドモード発表PVはこちら
簡略化されていても、ゲーム開発は予測不能の連続。プレイヤーはランダム生成されるクエストカードを見て内容を検討し、選択してプロジェクトの方向性を決める必要があります。
新しいコンテンツやアセットパックでワールドを拡張するのか、それとも「馬の鎧」のDLCを販売して強引なマネタイズ戦略で利益を追求するのか。
友達と遊んでいるときは話し合い、意見が割れれば投票で決着するときもあるでしょう。
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ランダムに生成される各クエストカードは、目的やクエスト、ロケーションなどの組み合わせが数百通りにも上ります。膨大なカードを用いて決断し、クエストを作ることで本モードだけで無限に近い可能性を秘めたワールド構築が体験できます。
ジャストビルドモードの特徴
  • ゲーム制作とワールド構築の楽しさに焦点を当てた協力プレイ対応ゲームモード
  • デッキ構築形式により、プレイするたびに異なる体験
  • 最大4人までのオンライン協力プレイに対応
  • 全プレイヤーが意見を反映できる、重みづけされた投票による共同投票システム
  • 建築オプションを広げるアセットパックや、仮想プレイヤーを惹きつけるマーケティングカード、それぞれユニークな体験を生み出すランダム生成のクエストカードなど、ゲームの流れを大きく変えるカードが多数登場
  • 様々なカーソルから選択して、自分だけのスタイルを表現

インディー開発に一石投じる作中作『バディランド』

『バディランド』は、現実のゲーム業界での出来事を風刺した作品で、キャンペーンモードに登場し、実際に遊べる作中作です。
この作品は「インディーゲーム開発の成功に本当に必要なものとは何か」をプレイヤーに問いかけ、ゲーム開発スタジオ経営のリアリティをより増してくれるでしょう。
「Southeast Asian Games Showcase」公開の『バディランド』PV
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『バディランド』はモンスター捕獲型のクラフトサバイバルゲームで、実際にプレイ可能なだけでなく、その開発と提案は『Let’s Build a Dungeon』内の分岐する物語の一つです。
プレイヤーはゲームスタジオのCEO兼ゲームデザイナーとして、本作の企画書や提案への対応、さらには倫理的ジレンマに直面します。
外部パートナーとの熾烈な交渉や法的トラブルのリスクと向き合いながら、スタジオの未来をかけた決断を下すことになります。ぜひ
『ユニフィ・ゲームエンジン・アセットストア』を活用し、成功への道を切り開いてください。
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『バディランド』の特徴
  • 『Let’s Build a Dungeon』内でプレイできるパロディ体験
  • 「バディ」と呼ばれる不思議な生き物と共にファンタジー世界を構築・探索
  • モンスター捕獲、農業、クラフトが特徴のサバイバルゲーム
  • 資源を集めて食糧不足を回避
  • 倫理的選択がゲームスタジオの運命と成功に影響
Springloaded CEOジェームズ・バーナードより
「インディースタジオを運営し、ゲームを開発するのは本当に大変なことです。世界中のゲーム開発者が直面している法的な課題、法廷での意見の相違、オンラインコミュニティの対立といった見出しは、私たちにとってあまりにも馴染み深いものです。
それに付随する議論では、成功するゲームを作るとはどういうことか、という問いがしばしば提起されますが、それこそが私たちが『Let’s Build a Dungeon』で探求したいことです。明確な答えはありませんが、これはインディー開発者が常に考えなければならないことです。ゲーム開発におけるすべての決定には結果が伴うのです。そして、私たちはこの経験をプレイヤーの皆さんと共有したいと考えています。『バディランド』では、ゲーム業界のCEOという立場でプレイヤー自身が倫理的な判断を下し、その結果がどうなるかを実際に見ることができます」

MMORPG開発スタジオを経営するだけでなく、実際にゲームを作って遊べる本作。ジャストビルドモードではゲーム作りの楽しさだけを楽しめますが、メインモードでは『バディランド』を作る決断によってよりゲームスタジオ経営のジレンマが楽しめるゲームにもなります。
ぜひSteamでウィッシュリストに登録してお待ちください!

製品情報

  • タイトル:Let’s Build a Dungeon
  • ジャンル:多層型経営シミュレーションゲーム
  • 対応言語:英語、日本語、他合計11言語
  • 開発・販売:Springloaded
  • 発売日:未定
  • 価格:未定
  • プラットフォーム:Steam、Xbox
  • 公式サイト
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集計期間: 2025年06月08日06時〜2025年06月08日07時