
【おすすめポイント】
- 『ソニック』シリーズらしいハイスピードで爽快なアクション
- シリーズの歴史を振り返るのにも最適
- 『シャドウ ジェネレーションズ』のためだけでも遊ぶ価値があるほどの仕上がり
北埜トゥーンがおすすめするゲーム
『ソニック × シャドウ ジェネレーションズ』
- プラットフォーム:Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)
- 発売日:2024年10月25日(※Nintendo Switch 2版は2025年6月5日発売予定)
- 発売元:セガ
- 価格:各6589円[税込]
『シャドウ ジェネレーションズ』は3Dソニックシリーズのいいとこ取り
ところが、いざ遊んでみると『シャドウ ジェネレーションズ』が楽し過ぎて、自分のように『ソニック ジェネレーションズ』をプレイ済みの人にも強くオススメしたいと思えるほど、ドハマりしました。
具体的にどこがよかったのかというと、3Dソニックの集大成と言ってもいいほど、これまでの作品のいいところが詰め込まれているんです。
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たとえば、3Dシリーズの前作にあたる『ソニックフロンティア』では、オープンゾーンと呼ばれる広大なエリアを自由に駆け巡りながらゲームを進めていくという、新たな試みが取り入れられました。
自分もプラチナトロフィーを取得するくらい楽しみましたが、広大なエリアをソニックらしいスピーディーなアクションで探索する楽しさがあるものの、従来の決められたステージをいかに早く、そしてカッコよく駆け抜けるかを試行錯誤するのも好きだったので、それが電脳空間というミニゲームのひとつ的な扱いになっていたことに寂しさもありました。
一方、『シャドウ ジェネレーションズ』では、エリアが箱庭ほどのサイズ感になっているものの『ソニックフロンティア』で魅力的だった探索する楽しさを残しつつ、肝心のステージのほうも過去作に負けない……いや、それ以上のデキになっています。
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とくにゲームを進めていくと、敵を吹き飛ばすと同時に飛ばした位置までワープしたり、翼で滑空できたりする“ドゥームパワー”と呼ばれる能力が解放されていくのですが、これがいいアクセントになっています。
新しい能力が解放されるにつれて、探索できるエリアはもちろん、ステージ攻略の幅もどんどん広がります。それらを駆使して、より早くステージを駆け抜けられるようになったときの爽快感は格別です。
と、これまで『シャドウ ジェネレーションズ』の魅力ばかり語ってきましたが、本作には『ソニック ジェネレーションズ』も収録されています。
こちらは『ソニック』20周年記念として発売された作品に新要素を追加して、より美麗に遊びやすくなったもので、3Dフィールドを駆け抜ける“モダンソニック”と横スクロールスタイルの“クラシックソニック”の2種類のタイプで、さまざまなステージを楽しむことができます。
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そんな2作品がセットになった本作は、シリーズファンはもちろん、これまで『ソニック』を遊んだことがない人にもオススメです。
Writer:北埜トゥーン
おもに仮定用ゲームを好んでプレイする編集者……でも最近、気になるPC専用タイトルがどんどん増えてきているので、それなりのスペックのゲーミングPCの購入を検討している。