全5エピソードでホラーゲームの真髄に迫る
たとえばサバイバルホラーについてのエピソード1では1時間半にわたって、『バイオハザード』や『サイレントヒル』や『クロックタワー』はもちろん、その源流にある『スウィートホーム』や『アローン・イン・ザ・ダーク』、さらにはそれより前の“恐怖の対象が追ってくる要素のあるゲーム”などまで遡って「サバイバルホラーとは何なのか」を掘り下げていく。


古今東西のホラーゲームクリエイターたちが語る、名作から受けた影響や衝撃
山岡氏や『エターナルダークネス 招かれた13人』のデニス・ダイアック氏が『バイオハザード』の衝撃を語り、河野氏は『スウィートホーム』や『アローン・イン・ザ・ダーク』をどう受け止めたかを明かす……といった塩梅だ。
『バイオハザード』の生みの親である三上真司氏に取材できていないのは若干片手落ちと言えるかもしれないが、それでも同業のゲーム開発者ならではの技術的・演出論的な視点による分析があったり、当時のクリエイターの相互的な影響が感じ取れたり、後世の『Dead by Daylight』や最近の欧米のインディーホラーのクリエイターたちがどんな衝撃を受け、いかに解釈して自分たちの糧としていったかなどが語られていて抜群に面白いのだ。


メインで扱われる作品はほどよく時間が経過していることもあって、駄目だったり微妙だったりしたことも率直に語られていたりするのも楽しい部分だ。『サイレントヒル』シリーズの海外作品でそれぞれがどう取り組んでいたかは作品の評価とは別に一聴に値するし、ホラー映像作品の版権モノの回では、業界悲話としてありがちなゲーム開発に理解がない関係者が介入することによっておきるズンドコなエピソードが披露されている。

ジョン・カーペンター監督などの大物も
そのほかのゲストとしては、『Dead by Daylight』のくだりで同作とコラボを行ったバンド、スリップノットのボーカルであるコリィ・テイラー氏も出演している。
また冒頭で触れたように、日本のクリエイターでは山岡氏と河野氏に加えてSWERY氏(『レッドシーズプロファイル』)と木村祥朗氏(『RULE of ROSE』)も参戦。自作の解説に加えてそれぞれのホラー観などを語っている。


























