手に汗握る冒険と勝利の達成感が魅力

『ダークソウル』シリーズなどの流れを汲む高難度のいわゆる“死にゲー”に分類される作品だが、ほとんどのマップがシームレスにつながるオープンフィールドを採用。いままでになかったスケールの壮大な冒険や探索が楽しめるようになった。
世界的人気の海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で製作総指揮や脚本を務め、その原案となった小説『氷と炎の歌』シリーズの原作者でもあるファンタジー・SF作家のジョージ・R・R・マーティン氏が本作の制作に携わったことも大きな話題に。『エルデンリング』で描かれる物語よりも遥か昔の“神話”を執筆していて、本作の世界観の構築に多大な影響を与えているのだとか。


行けども行けども制限がなく(実際は制限はあるが無限に感じた)、最初のボスと言える“忌み鬼、マルギット”ですら脇道からスルーして先へ進めてしまったとき筆者はビックリし、行ってはいけない気がして戻ってしまった記憶がある。
マップを見て世界のすべてだと思っていた場所は単なる序盤の2エリアだけで、進めば進むほどマップがどんどん拡張されて巨大なものになっていったときは本当に衝撃的だった。そのうえ、巨大な地下世界まであったのだからとんでもない広さだ。どこにいても目に飛び込んでくる巨大な黄金樹の美しさには圧倒されるし、辿り着けたときは感動すら覚えた。


登場キャラクターたちも強烈な個性の持ち主で、前述の“ミケラの刃、マレニア”のほか、“将軍ラダーン”や“魔女ラニ”の存在はプレイヤーの誰もが印象に残っているだろう。“ラダーン祭り”と呼ばれるボス戦はそのワードセンスもユニークだが、猛者たちが一堂に会するまさに祭り感が凄まじかった。ラニは人形のボディーだったが、とにかくかわいくてファンが多い。「自分に仕えないか?」と問われて拒否したプレイヤーは果たして存在するのか謎である。


2022年12月7日には、以前よりアナウンスされていたPvP要素の“闘技場”が追加。この要素の追加は本作の楽しみのひとつだったので、うれしかった現役プレイヤーも多かったのでは?

今年(2025年)5月30日には、新作の『ELDEN RING NIGHTREIGN』(エルデンリング ナイトレイン)がプレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)で発売予定。こちらは『エルデンリング』の世界観をベースに、敵や武器などの一部要素を引き継ぎながら、まったく異なるゲームデザインで再構築した3人協力型サバイバルアクションとなっている。
ちなみに……時系列は多少前後するが、2022年9月4日からは無料WEB青年誌『COMIC Hu』(コミックヒュー)にて『ELDEN RING 黄金樹への道』が連載スタート。圧倒的な画力を誇るマンガ家の飛田ニキイチ氏が作画を務めているので『エルデンリング』にピッタリなのだが、まさかのギャグマンガとなっている。しかも非常におもしろいのでファンであれば必読だろう。





















