“空の王者”の異名を持ち、卓越した飛行能力と強力な火炎ブレスを駆使して多くのハンターを苦しめてきた。その圧倒的な存在感と強さはプレイヤーに鮮烈な印象を残し、作品ごとに生態やデザインに変化が施され、シリーズの進化とともに歩んできたモンスターである。
この記事では、歴代作品におけるリオレウスの軌跡を振り返り、その特徴や歴史を改めて紐解いていく。
リオレウス、ああリオレウス、リオレウス。
- モンスターハンター/モンスターハンターG/モンスターハンターポータブル
- モンスターハンター2(ドス)/モンスターハンターポータブル 2nd/モンスターハンターポータブル 2nd G
- モンスターハンター3(トライ)/モンスターハンターポータブル 3rd/モンスターハンター3(トライ)G
- モンスターハンター4/モンスターハンター4G
- モンスターハンタークロス/モンスターハンターダブルクロス
- モンスターハンター:ワールド/モンスターハンターワールド:アイスボーン
- モンスターハンターライズ/モンスターハンターライズ:サンブレイク
- モンスターハンターワイルズ
- 『モンハンワイルズ』発売記念企画
モンスターハンター/モンスターハンターG/モンスターハンターポータブル



また、飛竜の卵の納品クエストでの体験も印象深い。
序盤で受注できるクエストでありながら、親であるリオレウスがフィールドを徘徊しているため、装備の整っていないハンターは一撃で狩られる危険すらある過酷な内容となっていた。このクエストでリオレウスと命懸けの逃走劇をくり広げ、その恐怖を骨身に刻み、「もう卵運びはこりごりだよ~トホホ……」と思ったハンターも多かったことだろう。
『モンスターハンターG』からは、鮮やかな蒼色の外殻に覆われたリオレウス亜種と、金属質の光沢を帯びた白銀の外殻を持つリオレウス希少種が登場している。


モンスターハンター2(ドス)/モンスターハンターポータブル 2nd/モンスターハンターポータブル 2nd G



『モンスターハンターポータブル 2nd G』では、村の最終クエスト“モンスターハンター”に登場。タイトルそのままの名を冠したこのクエストは、シリーズ屈指の高難度を誇り、リオレウス、ティガレックス、ナルガクルガ、ラージャンの4頭を相手にする大連続狩猟として、多くのハンターの度肝を抜いた(いま振り返ってみてもなかなかキツイなこのクエスト……)。
モンスターハンター3(トライ)/モンスターハンターポータブル 3rd/モンスターハンター3(トライ)G



さらに、行動パターンも大きく調整され、とくに滞空時間が格段に延びた。これまでのようにハンターの攻撃がまったく届かないほど高く舞い上がることはなくなったが、滞空状態で攻撃をくり出す機会が増え、“空の王者”としての風格がより際立つものとなった。


モンスターハンター4/モンスターハンター4G




ただ、ハンター側も新要素として“乗り攻撃”が追加され、これまでにない立体的な立ち回りが可能に。リオレウスの圧倒的な飛行能力に対し、ハンターも新たな手段で対抗できるようになった。
モンスターハンタークロス/モンスターハンターダブルクロス



加えて、二つ名持ちモンスター“黒炎王リオレウス”が登場。黒みがかった深紅の外殻に、通常個体を大きく凌ぐ重厚なる身体。その巨体をも悠々と支える大きな翼には、神秘的な黄金の紋様が刻まれている。背中の棘や翼爪も一層鋭さを増し、“黒炎王”の名にふさわしい風格を備えていた。
また、規格外の火炎ブレスを操り、周囲を焼き尽くすほどの蒼き炎とともに火薬岩を吐き出す。設置された火薬岩は一定時間が経過すると超巨大爆発を引き起こし、その破壊力はまさしく“王”の貫禄を示すかのようなものだった。
モンスターハンター:ワールド/モンスターハンターワールド:アイスボーン





ハードがプレイステーション4となりグラフィックが大幅に向上したことで、鱗の質感や翼膜の光沢感などデザインもよりリアルに。鳴き声も過去作から一新され、さらに迫力のあるものとなっている。また、シームレスなマップの導入により、遠くからでもリオレウスが空を飛びながらフィールドを巡回する雄姿を見られるようになった。
さらに、リオレウスの巣には水がせき止められており、攻撃や爆弾によって決壊させることが可能。このギミックを利用することで、リオレウスを下層まで叩き落とすことができる。大量の水とともにはるか下方へと流されていくリオレウス。その光景は衝撃的だった。
そのほか、新システム“縄張り争い”により、リオレウスとほかの大型モンスターが激しくぶつかり合う場面は迫力満点。ディアブロス、ナルガクルガ、ジンオウガといった名だたるモンスターとの怪獣大戦争とでも表現したくなるような争いっぷりは圧巻で、思わず見入ってしまうほどだった。

モンスターハンターライズ/モンスターハンターライズ:サンブレイク



また、新たな特殊個体として、百竜夜行クエストに“ヌシ・リオレウス”が登場。通常の個体よりも黒ずんだ甲殻を持ち、禍々しい雰囲気を漂わせている。さらに、全身には痛々しい傷痕が刻まれ、喉から胸にかけては熱を帯びた青い光が揺らめくなど異質な威圧感を放っている。
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のティザー映像では、陰影が漂う西洋風の城の上空を飛んでいるところ、本作のメインモンスターであるメル・ゼナに襲撃されるシーンが描かれている。“傀異化リオレウス”も実装され、傀異化ならではの圧倒的な耐久力と攻撃力に加え、リオレウスの豊富な攻撃モーションが組み合わさり、非常に手強いモンスターとなっていた。

モンスターハンターワイルズ



さらに、プロモーション映像7では、希少種を思わせる灰色の甲殻をしたリオレウスが登場。全身には青紫色の発光が模様のように浮かび上がり、異様な雰囲気を醸し出していた。その姿は、本作のメインモンスターであるアルシュベルドにも通じるものがあり、両者の関係が気になるところだ。























